鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2013年6月30日日曜日

とりあえず片面だけ・・・

 昨日の続き。
先ずは板に卸すために掛書き線を入れる。

掛書き線に沿って鋸で切る。
マイカルタは意外と木工用の鋸でサクサク切れる。
変に目がない分、木材より切りやすい。
切った面をバーキングの60番のベルトで均す。
必要な大きさに切る。
100番の耐水ペーパーで空研ぎして、面を仕上げる。
 ヒルトの接触面を仕上げて、隙間なく出来ているか確認する。
 接着面をシンナーで脱脂して接着する。
とりあえず今日は片面だけ接着して終わり。

なんかえらく手間掛かったな・・・
おまけ。
雨降らなんだな・・・

2013年6月29日土曜日

使ってみるか

3.5incドロップはハンドルにマイカルタを使う事にした。
手持ちのグリーンキャンバスを使ってみようかと思ったが、妙にでかくて余りがもったいない・・・
やっぱりやめてブラックキャンバスにしようと思い、マトリックスアイダに買いに行ったら、今日は4時で終わってた・・・orz
 そういや大分前にドラさんから貰った、ギヤの破片のマイカルタがあったのを思い出した。
切った形状からすると繊維の目が斜めになってしまいそうだが、自分で使うつもりのナイフだからいいか。かえって面白い模様になるかもしれないなw

板に卸すのに側面に掛書き線を入れたいが、ギヤの歯がじゃまだ・・・
 そういや星山さんとこにバンドソーがあったな・・・と思い出して、星山さんちに行ってきた。
バンドソーで歯を落として、ついででバーキングで切った面を均してもらった。
星山さん、ありがとさんです~

 大分前に高本さんから買ったナイフにエングレーブしてもらってるのだが、片面がもう出来てた。渡したのは一昨日だったよな・・・速っ!!

こうして見るとやっぱりワイドヒルトは彫りが入ると引き締まる。
何もないとなんか間延びした感じに見えちゃうね・・・
基準面を出すために削る。
なんか粉っぽいマイカルタだなや・・・
とりあえず基準面できた。
んん・・・板に卸す手間考えたら、買ってきた方が安いか・・・w

2013年6月28日金曜日

こっちもやっとこう・・・

 しばらく放置してあった3.5incドロップにヒルトを付ける。
先ずは端面に形状を掛書く。
 削る。
この時点では端面の形状だけ大まかに出来ればいい。これを元にハンドルと一緒に整形する。
本当は熱処理に出してる間にやるべき事だよなw
接着剤を塗布してヒルトを付けてピンをかしめる。
今回はなんとなくキリオンを削らずにそのまま付けた。本当は熱処理前にブレイドと合わせて整形するのが普通なのかもしれない。
まあ、ダイヤヤスリ使って削り込んでしまうので、熱処理後でもかまわないのだが・・・この辺はいつも気分でやってるw

このペースで次の猟期に間に合うのか・・・?







おまけ。
くたびれたか?

2013年6月26日水曜日

さてどうなるか?

 謎の鋼材Xスキナーは、やっと熱処理前の研磨が終わった。
今回は熱処理は鋼材メーカーに出してみるつもり。
以前鋼材メーカーの人に会った時に聞いたのだが、実験用の炉があって熱処理をやってもらえるとの事だった。但し問題はソルトバスである事。
ソルトバスだと表面がかなり荒れた状態で上がってくるそうなので、どこまで磨くかが悩んだ。
320番までやっとけばいいかと思ったが、一応いつも通り600番まで掛けておいた。
状態が酷い様なら番手を戻せばいいだけだw
念のためいつもよりエッジの厚みを取っておいた。
ヒルトは熱処理上がってから作るべきか?・・・とも悩んだが、ブレイドの形状からしてヒルトの付く部分に大きな穴をあけると強度的に不安なので、あらかじめ作っておく事にした。(後でヒルトを作る場合は、熱処理後でもピン穴があく様に、大き目の穴をあけて真鍮を嵌められる様にする。)
接着剤充填すりゃいいから、隙間が大きくなってもいいかw
大分斜めってヒルトが付く様になっていたので、上手く嵌る様に加工するのが手間だった。
ヒルトの全端面を磨いておく。
外形を削ってから磨くと周囲がダレるので、ちょっともったいないが大きめに寸法を取っておいた方がいい。
穴の周囲に出るバリは残しておくと、ヒルトをブレイドにつけた時に隙間を誤魔化すことが出来るw
 ピン穴をあける。
ボール盤でのブレイドの穴あけはいつも緊張する。
固定はしっかり確実にする事。絶対に手だけで固定してあける様な事はやらない。
細いドリルなら折れて終わるけど、6mm以上のドリルは簡単には折れない。
噛み込んでブレイドが振り回されたら危険極まりない。
気休めではあるが、念のためマークサイド側から穴をあける様にしている。
やっと熱処理に出せる。
どんなんなるんかな・・・

2013年6月20日木曜日

業務連絡~できましたよ~

星山さんから「鈴木さんのビッグベアー 彫れたぞ~」って電話がきたので見に行ってきた。
早いな、もう彫れたんかいw

全貌が明らかになったビッグベアーは、えらい迫力あるな・・・
アイボリーの白い色に真鍮ヒルトの金色がよくあってる。
力強い彫りがいい。
シンメトリーの図柄は彫るのが難しいらしい。
ちょっとの違いがすぐに分ってしまうので、彫るのに気を使うのだそうだ。
表裏寸分違わず同じ図柄。この技(?)も大したものだと思う。

エングレーブは彫る事よりデザインが難しいらしい。
今回はたまたまサブヒルト用のデザインを思いついたところに、鈴木さんからの依頼が来たそうだ。なので彫るのが速かったのだとか。

近年見た事のないほどの見事なアイボリーハンドルだ。
綺麗に磨かれた表面には、よく見ると象牙独特の模様が浮かんでいて綺麗だ。
ブレイドのグラインドと磨きもお見事。

いいもの見せてもらいました。
今度の銀座のショーは楽しみですね~
ついでで、ちょいちょいとお絵かき。
そのうち作ってみようかなw

そういやその前にジュニアベアー作らなきゃいけなかった・・・

2013年6月16日日曜日

また凄いの彫ってるな・・・


星山さんから何か面白いものを彫ってると電話があったので見に行ってきた。
あったのは鈴木さん のアイボリーハンドルのビックベアーだった!
綺麗な象牙に真鍮ヒルトがカッコいい。彫りもとても映えそうだ。
前に彫ったサブヒルトファイター は、アトランタで初日に売れちゃったとの事。(やっぱ売れちゃったか・・・)
アメリカのナイフ業界は景気がいいらしい。現地のメーカーはもとより、日本からの参加メーカーも結構売れ行きはよかったそうだ。
このアイボリービックベアーは、今度の銀座ブレイドショーに展示されるらしい。お楽しみ~


量産したタレは銀座のショーで星山さんに売ってもらう事になった。
約100g入りで700円とした。ちょっと微妙な値段だが、売ってもらう人にも利益が出る様にと、買ってみたけどやっぱ使えないな・・・となっても諦めがつくのはこのくらいがいいだろう。
説明書きもあえて細かくは書かなかった。分る人にだけ使ってもらいたい。

はたして売れるのか分らんが、売れなかったら夏off会の景品にしちまおうw

2013年6月15日土曜日

さてどうする?

謎の鋼材Xスキナーの荒削り終わった。
さて問題は、何処まで磨いて熱処理に出すか。
ヒルトもどうするか。熱処理終わってから作るべきか。
悩むな・・・

今年の梅は・・・

 この前の日曜日に親戚のところから梅を貰ってきた。
まだ青くて硬い。
梅酒にするにはいいのかもしれないが、梅干しにしたいので、しばらくほったらかして追熟させる。
 5日ほどたったらちょうどよく熟してきた。
意外といい香りがする。
南高梅と違ってそれほどいい梅ではないが、今年の出来は近年まれにみるよいものだったらしい。
いつもの年はアブラムシにやられて駄目になってしまう。無農薬栽培だからしょうがないw
昔、死んだ祖母ちゃんはこの梅で、毎年梅干しと梅酒を作ってたんだよな・・・
 ヘタを取って水で洗う。
作り方によっては水にしばらく漬けとくらしいが、面倒なのでやらないw
 ヘタの部分によく塩をすり込んで、樽の中に隙間がなるべく出来ない様に詰め込んでいく。
余った塩は上から振りかける。
梅は6kgちょっとだったので、塩は1.1kgほど使った。
このまま重石はせずに蓋して放置。
うまく梅酢が上がってくるか・・・?
謎の鋼材Xスキナーは裏面を削り始めた・・・

2013年6月13日木曜日

片面削れた

 ベベルストップ削って・・・
 ならして・・・
片面出来上がり~

2013年6月12日水曜日

何が知りたい?

 タングが生えたら削りたくなってきた。
ドロップはもうヘアラインは出来ていて、あとはヒルトを付ければいいのだが、ちっと飽きてきた。

とりあえず削ってみよう。
宿題さっさとやれよって突込みはなしだw
ここまで削れた。
こんなに大きくカーブしてると削りづらいな・・・
鍛造スキナーはどうしたんだっけ?と思ったら、あれはベルトグラインダーで削ったんだったw
面がきれいにつながるんだろうか・・・

このナイフは実は知りたい事があって急遽作る事にした。
やればやるほど疑問が出てくる。
興味は尽きないなw

2013年6月11日火曜日

生えた?

タングが無いと困るので、切り取った端材から作る事にした。
こんな感じで付いてりゃいいか?
TIGで熔接。
用途的にもそんなに強度は必要じゃないから、こんなもんでいいか。
本当ならば開先取って熔棒で熔接する必要があるが、付き合わせのメルトランでいいだろう。
念のためバーナーで炙って焼きなましておく。
4mmの厚さだと、ちっと温まるのに時間が掛かるだな・・・
暗闇のなかでほんのり赤くなる程度に加熱して空冷する。
応力が抜ければいいので、こんな程度でいい様だ。
槍はやっぱりベアリングのレースだとちっと薄すぎたので、ガラクタの中から見つけたヤスリで作る事にした。
とりあえずパイプに熔接。
ちっと長すぎるか?
焼なますのに炉を作る必要があるな・・・

2013年6月9日日曜日

量産?

このまえ鈴木さんちに行った時、物々交換で貰った物の中になぜかガムテレピン4ℓがあった。
タレでも量産すりゃいいんじゃね?・・・って事で、ちっと作ってみる事にした。

ラノリンが少なくなっていたので新たに注文したら、1000円近く値上がりしてた・・・orz
ガムテレピンに材料ぶち込んで、湯煎してよく混ぜる。
結構めんどくさいだよ・・・
小瓶に分ける。
とりあえずお試し用って事で、100g程度の分量にした。
10本分のつもりだったが、9本しか出来なかった・・・orz

大さん原案の図を元にラベル作って貼ってみた。(大さん、ありがとさんですw)
地獄の番犬じゃなくて番猫だからねw・・・(アジップさん、許して~)

とりあえず作ってみたけど、どうしよか・・・
鈴木さん、売ってみますか?
おまけ。
うちの番猫ども。

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