鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2013年10月27日日曜日

大刀剣市

川崎刀匠のお誘いで大刀剣市に行ってきた。
入場料が2000円だが、思ったより大勢の来場者が来ていて驚いた。
立派な目録付いていて、これだけでも1000円以上の価値がありそうだ。
全国の刀剣屋さんが出展していて、刀剣及び刀装具に甲冑や火縄銃などの古美術銃砲まで展示即売されている。

客層はやはり年配者が多いが、それでもちらほら若い人もいて、真剣に品定めしてる様子が目に付いた。
結構外人さんも来ていて、値段がドルとユーロも併記してるところもあった。
ナイフと比べると値段が一桁二桁高いのは当たり前で、平気で三桁は違ってる。それでも結構物が動いてる様子なのが印象的だ。
文化として根付いてるからこそなのだろう。そもそも数百年も前の物がゴロゴロあるわけだから、ピンからキリまでとは言っても物は豊富な訳で、趣味としてはマイナーな部類だが意外と市場規模は大きいのかもしれない。

自分は刀剣には疎いのだが、様々な刀剣や刀装具を間近で見る事ができるのが面白かった。
刀剣屋さんなんて直接行こうと思うと敷居が高いが、こうした機会に気軽に見物するのはいい様に思った。
貰った目録をペラペラめくって眺めてるだけでも面白いw
真面目に見て歩いたら一日ではとても足りない。三日間開催するのも分るような気がする。(入場料は三日通し)

プラプラ見て歩いてたら片山さんに会った。妙なところで会うものだなw
ポーランドから帰ってきたと思ったらすぐ自衛隊の演習に行ってきて、そんでもって今度はクルマで岡山から来たというから忙しい人だな・・・
再来週のoff会楽しみにしてるんで宜しくです~

2013年10月25日金曜日

歯磨き

密かに?製作中のコークスクリュー。
ハンドルは鯨の歯を使うんだけど、表面をどうしたものか・・・
個人的には自然のまま使った方が好きなのだが、表面が細かく凸凹していて、手垢ですぐ汚れてきそうだ。

削って磨いていいって事になったので、表面を研磨した。
結構凸凹していたのだが、意外と磨きやすかった。
ちっと小さくなったか?
磨いて表面がツルツルしてるのも綺麗だから、これはこれでいいのかもしれないな。
問題はお尻の穴(歯根)をどうしようかな・・・
そのままうまく残した方が、「歯」らしくていい様な気もする。
どうしますかね・・・?

2013年10月23日水曜日

コンテストのナイフ

4incスキナー。4mm厚のスーパーゴールドⅡに染めた鹿の落ち角ハンドル。エングレーブは星山文隆氏。

はっきり言ってこれでベストシースナイフ賞が貰えるとは思わなかった。
猟で獲物の解体用にと、自分で使う事を前提に作ったので、スタンダードなモデルとはかけ離れた形状だった。
実際審査の寸評を見るかぎりでは、この形状には賛否両論だった様だ。


製作途中でちょっと書いたが、このナイフに使った鋼材は、実は岡山の吉川さんに頂いた端材のスーパーゴールドⅡだった。
五月に安来に行った時に吉川さんとスーパーゴールドⅡについて話をしたのだが、その事を覚えていてくれて、ありがたい事に後でわざわざ送ってくれたのだった。
スーパーゴールドⅡについては試したい事があったので、貰った鋼材で急遽作ったのがこのナイフだった。

ちょっとヘアラインが入れにくくて自分としてはあまり良い出来ではなかったが、ブレイドラインに合わせたヘアラインは意外と評価が良かった様だ。
ハンドルは何気に転がってた、染めた落ち角を使う事にした。ワイドヒルトにしたのは、髄が出てしまうので、なるべく目立たない様にするためだった。
たまたま星山さんに見せたら、ワイドヒルトだったので「練習用に彫らせろ~」って事になり、そんじゃお任せで適当にお願いってやってもらった。だからタダだったのだw

彫りあがって見たらなんとなくいい感じで、「これコンテストに出してみろよ」って星山さんが言うので、とりあえず出してみる事にした。
実はそうでなければ、別の物を出そうと思っていたのだ。

色々と偶然が重なって出来たナイフだった。
吉川さんと星山さんには本当に感謝です。

ブレイドの形状とハンドルの付く角度は色々検討してこの形になった。
湾曲したブレイドはスキニングで広い範囲のエッジが使える様にと、切っ先とその周辺のブレイドバックの形状は、皮を切り裂く時に肉や内蔵に切り込まない様にと考えた。
カッコ的にはもうちょっとブレイドの身幅を持たせた方がいいのかもしれないが、肉の切り分けを考えるとやや細身の方がいいと思う。

そもそもこのナイフの元になったのは、昨年のjkgの鍛造教室で作った鍛造スキナーだった。
鍛造スキナーは作ったときは結構気に入っていてのだが、実際使ってみると色々と改良点に気がついた。
結局手に持っただけではそのナイフの良し悪しは分らないのだな。使ってみて初めて分る事が多い・・・

解体作業は厚手のゴム手袋をしてやるのだが、そのためハンドルはナイフの大きさの割りにボリュームを持たせている。
そのままではゴロゴロしがちなので、前半部をコークボトル状に絞り込んでいる。素手で持ってもなかなかいい。

妙な鹿角ハンドルも意外と好評だった。
ナイフメーカーの中にも、何で染めたのか不思議に思った人もいた様だ。
落ちてた角を革用の染料で染めただけと説明すると、みんな意外な顔をして面白かったw
鹿の落ち角使って入賞した奴も珍しいかもしれない。今回の応募作品の中で、一番制作費が安かったかもしれないw

シースこそラブレススタイルだが、そこから出てくるナイフは妙な形状で、意外性があってよかったか?

もう一度同じ賞が取れれば実力は確かなものという思いがあったので、あわよくば二つあるメモリアル賞のどちらかが貰えたらと思っていたが、思わぬ受賞だったので驚いた。
何れにしろ今回の受賞は運が良かった様に思う。

賞を下さったjkgの関係各位の方々には感謝です。
そして自分のナイフ作りにおいて、今まで関わってくれた方々にも本当に感謝です。

しかし次の目標がまた高くなったな・・・とりあえずもう一度同じ賞か・・・いや待てアートナイフ賞とデザインアイデア賞もあるな・・・意表をついてフォールディングナイフに行くかw
まあ、貰えるなら何でもいいけどさ。あわよくばでいいんだからw

2013年10月22日火曜日

高本さんのナイフ

マトリックスアイダに行った帰りに星山さんちに寄ってみた。
この前彫ってる最中だった高本さんの ストレートハンターが出来上がっていた。
この前は養生テープでミイラ男状態だったが、白いボーンハンドルがとても綺麗でいい感じだ。
白いハンドルだと彫りの背景の黒が引き立って、星山さん独特の深彫りがよく映える。
 エングレーバーによって作風は色々あるが、立体感ある深彫りは実用面でも滑り止めの効果もあって、意外と使うナイフにはいいのかもしれない。
このナイフはステンレスヒルトなので、彫りの角が立って陰影が鮮明に映っている。

高本さん、こんな感じに出来たってさ~
業務連絡でしたw
星山さんは6.5incのサブヒルトファイターを作ってた。
それいつ頃出来るん?・・・

2013年10月19日土曜日

間に合った・・・

忙しかった・・・
午前中で仕事を終わらせて銀座に行ってきた。
電車を寝過ごして、銀座駅から会場まで走る羽目になったw

ありがたい事にベストシースナイフ賞をもらった。(ありがとうございます)
妙な形状だったので期待してなかったが、なんか運が良かった様に思う。
色々な人と出会えてここまで来れたのだと思う。
今までナイフ作りで関わってくれた方々には感謝です。

しかし今年のコンテスト応募作品は力作揃いだった。
噂では聞いていたけど、大賞受賞者の作品は素晴らしかった。
コンテストの作品見るだけでもショーに行く価値はあると思う。
明日もやってるから、皆さん是非行くだよw

今日はろくに見れなかったから、明日も見に行くか・・・
くたびれたからさっさと寝ようw

2013年10月18日金曜日

もう一ヶ月ないぞ

 弾帯できた~
猟期ももう一ヶ月切った。
さっさと作っておいてよかったw
タレに着けて部屋の中に干しておいたら、なんかいい色になった。

今度の猟期は弾と一緒に、この鍛造暴威ナイフをぶら下げて使うつもり。
ちっと重たいが、雰囲気が大切だw
今まで使ってた8inc暴威ナイフは訳あってなくしてしまった。(山に奉納した訳ではないw)
今度の猟期には活躍してくれそうだ。

早く猟期にならないかな~w

2013年10月16日水曜日

JKGナイフショー

 今週末はJKGのナイフショーがある。
関にも出たメーカーさんは、今年は大忙しですな・・・お疲れ様です。
JKGの会員メーカーのショーだけあって、そのレベルは非常に高い。
昔は飛ぶように高価なカスタムナイフが売れたそうだが、近年は売れ行きに対して供給過剰気味な傾向もあるせいか、カスタムナイフも選べば比較的安価で高品質なものを入手する事ができる。
いってみれば本当に好きな人にとっては、今は非常にいい買い時なのかもしれない。

まあ自分はナイフは買うものじゃなくて作るものだと思ってるので、カスタムナイフなんて買った事ないけどw
そんなナイフを作る人にとっても、ショーは非常によい機会だ。何せ良いナイフを実際に手に持って見る事ができるのだから。
ナイフメーカーにとっては買わない客はあまりありがたくはないかもしれないが、多くのメーカーさんはナイフを作ってるんですと言うと色々と教えてくれるのだ。
大抵のナイフメーカーは話し好きで親切な人が多いので、別に恐れる事は何もないw
ナイフ作る人って意外と出不精の人が多いみたいだけど、こんな機会を逃しては損ですよ~

第34回JKGナイフショー
日時 10月19日(土) 11時30分~17時
       20日(日) 11時30分~16時
入場無料

会場 東銀座 時事通信ホール

皆さん、是非行きましょうw

追記
お試し用のタレとラノリンを鈴木さんに売ってもらいます。
両方とも1本700円です。
興味ある人は買ってみてください。宜しくです。

鈴木さんとこにはナイフの材料もいい物が安く売ってます。ナイフ作ってる人は必見ですぞw


2013年10月15日火曜日

関の刃物祭に行ってきた

 12日の朝に家を出て、所沢ICより関越道に乗る。
なぜか新潟に向かい長岡jctで北陸道に出て、途中日本海を眺めつつ、富山県の砺波ICで高速を降りる。
刃物祭は二日目にいけりゃいいし、せっかく時間あるから156号線を探検してみる事にした。
北陸道の途中から雨降りで、156号は大雨だった。

ダムにオブジェとして発電のタービンが置いてあった。ステンレス製みたいだ。スクラップにしたら結構な値段になりそうだなw

 白川郷は完全に観光地化されていて、混んでいてとても寄る気にはならなかった。
途中見つけた合掌作りの集落に寄ってみた。
人気がないなと思ったら、青少年旅行村になっていて、合掌作りの家屋を移築してあるらしい。
途中で156号も飽きたので、福井に向かって157号に出てみた。
一応全て舗装されてはいたが、岐阜との県境付近はえらい酷道だったw
距離計が一回転した。
やっと10万km超えた。21年もかかっただな・・・

夕方に岐阜市内に着いて、健康ランドに泊まった。
2000円程度で風呂に入れて足伸ばして寝れるのはありがたいw
 翌朝に関に到着。
フェザーの駐車場にクルマを置き、Gサカイに歩いて行ってみる。
途中迷って1時間半ほどかかってしまったw

デのとっつぁんと淡紅藤さんと会って、アピセのナイフショー会場へ行く。
カメラ持ってったのにナイフショーの写真は撮り忘れたw
相変わらず会場広い割にはカスタムメーカーのテーブルは小さかったな・・・
お客さんは結構な賑わいで、売れ行きもそれなりによさそうだった。
ナイフショーはあっちこっち引っかかって見ていたら、えらく時間が掛かってしまった。
刃物祭のメイン?の中央の通りの出店を眺めながら、屋台をはしごして昼飯にする。
しかしこれだけ見物客が来るんだから大したものだ。
知り合いのメーカーさんから「ヱヴァンゲリオンと日本刀展」の券をもらった。
ありがたく頂いて見物しに行ってきた。
これが川崎晶平刀匠のカウンターソードか・・・
確かに刀身は日本刀だ。
しかし拵えが凄いな・・・
 これは片山さんによる彫刻だよな。去年のoff会で見たっけ。
登録書には「女体彫り付き」って書かれてんだっけ?w
これも日本刀なのか・・・?

もうここまで来ると何がなんだか・・・
しかしある意味この自由さが羨ましい。
ダガー規制もあって、近頃はナイフの方が制約が多くなりすぎているような気がする。

 これはさすがにナイフ扱いになってるみたいだ。
作ったのは橋本庄市氏らしい。
ダマスカスブレイドだが、出っ張った二つの三角部分も芯金が均等になってるのが興味深い。
一体どうやって作ったんだろか。相当大きめに作って、削り出したんだろか?
 巨大なダマスカス鋼・・・
オブジェとなっていたが、このグルグルをどうやって捻じったんだろうか?
 去年居合いを見たが、今年は空手をやってた。
気持ちよく割ってたが、割れないと痛そうだな・・・
 夕方に近くの河原に集まって毎年恒例のoff会。
名無しさんが一人来るっていってたけど、結局来なかったな。途中で遭難したか?w
 けんちん汁?美味かっただなw

 焼き入れ用に買った七輪らしいが、たまには本来の用途で活躍するんだなw
炭火焼きも美味いだな。
 良くも悪くも2chの刃物板が知り合ったきっかけだったが、みんな実に多彩な連中だ。
刃物談義で盛り上がって楽しいひと時だった。
時間を忘れて話し込んでいて、だいぶ遅くなってから解散となった。
みなさん、お疲れさん~
 翌日も休みだから、ゆっくり帰ればいいので気が楽だった。
帰り道に猟場に寄って、夏に見つけた晒し首を探す。
もうなくなってるか?と思ったらまだあったw
今回は鋸を持参したので、無事に角を回収できた。
若い雄鹿みたいだが、角が短い割りにやけに太い。
なかなかよさそうなハンドルになりそうだw
ぶらぶらと猟場を探検して歩いて、腹が減ったので一休みしてパンをかじってると、ふと見た隣の木に妙な傷跡があった。
熊の爪の跡だろか?

涼しくなって山の中を歩くにはいい時期になった。
猟期まであと一ヶ月あまり。待ち遠しいなw

 山の上はぼちぼち紅葉し始めていた。
今月後半ぐらいがちょうどいいか。

ぶらぶら帰って夜になって家に着いた。
今ぐらいの時期が一番快適にドライブできるな。なんせエアコンないからさw

 今回買った物。
Gサカイでセラミックのはさみと剃刀の刃を買った。
はさみが500円で剃刀は100円だった。












ナイフショーの会場では、大同の1K?と武生のV金10号の積層鋼と、浅井さんのR2を買ってきた。
武生でいつも売ってるスーパーゴールドⅡが欲しかったのだが、すでに売り切れていた・・・orz
でも聞いた話だと5mm厚だったとの事で、そんなのだとフラットじゃ厚すぎだから、まあいいかw
いつもの3.6mmのが欲しかったんだよな・・・


会場で奇跡的(?)にあひるさんに会って、ファスナーボルトを頂いたのと、鈴木さんにも超硬の卦書き針を頂く。ありがたや~
あひるさん、鈴木さん、ありがとうございます。












あひるさんのボルトは最初ニューボルトなのかと思ったら、よくよく見たらシュナイダーボルトなのね。それもカラーが嵌って砲金とニッケルシルバーの二色出る洒落た作りの物だった。
こういったのは見た事なかったから驚いた!
本業でこの手の加工はお得意なのかもしれないが、しかし見事な物です。
いいもの貰った~w
 デのとっつぁんから革砥とダイヤのシャープナーを貰った。
とっつぁん、ありがとさん~
ナイフショーの抽選でTシャツ貰った。
抽選やってるの知らなくって、当たってるの教えくれて貰う事ができた。
真紀さん、ありがとうございます~

ちっと遠いけど、なんだかんだで今回も楽しかったなw

2013年10月8日火曜日

秋だな~

 綿の実が生った。
去年関の刃物祭に行く途中で寄った名古屋の産業記念館で綿の種を貰った。
春先にうちのお袋様が撒いたら、それが育ったらしい。
何個か綿の実が取れた。
 涼しかったり暑かったりで、このところ変な気候だ。
 昨日マトリックスアイダに行ってソングホールのパイプを買ってきた。
6mmの真鍮パイプは使った事ないので、持ってなかったらしい。真鍮パイプ一本だけ買いに行ってきたw

エポキシ接着剤を塗って差し込んだら、ピンポンチを利用してちょっとかしめておく。

 接着剤が固まった頃合いに、パイプの端面の面取りをする。
 こんな感じ。
 ハンドルの荒削りは終わったので桐油を染込ませる。
なんとかゴールが見えてきたw
こっちの宿題も密か(?)に進行中。
実はもう一個宿題あるんだよな・・・

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