
以前から養蜂に興味があって、どうにか蜂が手に入らないものかと考えていた。西洋蜜蜂なら巣箱とセットで売っているのを知っていたが、結構いい値段をする。
何気に調べていたら、日本蜜蜂なら野生にいるので、これを集めて飼う事が出来るってのを知った。
日本蜜蜂は木の洞などに住み着いているので、洞の代わりになる物を用意して、この中に誘い込んで住み着いてもらえばいいらしい。
快適な住家を提供して、家賃として蜂蜜を頂くって算段だ。
丸太などを使って25cm程度の内部空洞を作ればいい様だ。丸太をくりぬくのも大変そうなので、一番簡単そうな、重箱式巣箱を作ってみる事にした。

夏の暑さや冬の寒さをしのぎやすい様に、断熱効果を持たすためにはなるべく厚い板にした方がいいが、コストの都合で19mm厚の輸入杉材をホームセンターで買ってきた。
木枠を作って重箱の様に重ねて使う。
最初3段で使うのだが、2段目から上の段には針金を張っておく。蜂が巣を作る時に、この部分に固定していくらしい。要は足場なのだろう。

重ねるとこんな感じになる。
この中に蜂が巣を作っていくらしい。
巣が大きくなってきたら、段をさらに重ねていく。
巣の上部に蜜が貯まるので、ある程度巣が大きくなったら、上段を切り取って採蜜するらしい。

最下段に蜂の出入り口を作る。
高さ7mmで幅100mmの大きさ。このサイズだと日本蜜蜂だけが出入りでき、スズメバチの侵入を防ぐ事ができる様だ。

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるか?
勢いで5基作ってしまったw
最初に作ったのが内部が280mm角、一段の高さ180mm。
他の4基は内部250mm角、高さ140mmになっている。
春が近くなったら仕掛けてみよう。とりあえず木の香りを抜くために、軒下で風に晒しておく事にした。
こんなもんに住んでもらえるんだろか・・・?