鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2011年11月28日月曜日

猟師見習い

日曜日に猟に行ってきた。


今期から猟師の仲間に入れてもらう事になった。


とりあえず当分は見習いとして参加させていただく。





今回は総勢10人程度で、獲物を追う「勢子」と、待ち受けて狙い撃つ「タツマ」に半々に分かれる。


今回は勢子に加えてもらった。


ベテランハンターに付いていって、色々教えてもらいながら山中を歩く。


普段は人が入らない山であるが、あちこちに「獣道」があり、本当の道の様になっている。
















獣の姿は見えないが、その痕跡はそこらにあった。


鹿や猪は夜中は地面にうずくまって寝ているらしい。地面にその跡があった。






















水が沸いてる所には猪のヌタ場があったりする。


ドロ浴びしてダニなどの寄生虫を落とそうとするらしい。





















ヌタ場のすぐそばには、体を擦りつけた木が立ってた。


随分長い事使ってるらしく、一部の樹皮がえぐれて中がむき出しになってる。
















鹿の糞が落ちてる。比較的新しい様だ。




獣の痕跡はあちこちにあるが、なかなか獲物の姿は見えない。


途中ワンコが茂みに走って行ったと思ったら急に戻ってきた。その途端、茂みめがけてハンターが連続で3発撃った。


10mもない先だったが、あまりにも急な事で狙いが付かなかった。二つの黒い塊がもの凄い勢いで飛び出して、次の瞬間にはもう姿は無かった・・・間違いなく結構大きな猪二頭だった。


鹿は足が速いので人の気配を感じるとすぐ逃げてしまうが、猪は神経が図太いらしく気配を消して人間が通り過ぎるのを待つらしい。この二頭もワンコがいなかったらおいら達は全く気付く事が無かっただろう。猪は我々の気配は完全に分っていたはずだ。それを僅か10mもない距離で通り過ぎるのを待っていたのだから驚いた・・・











結局おいら達は猪二頭見ただけでタツマのところまで来てしまった。




タツマは谷底からちょっと高い位置に陣取って、勢子に追われた獲物が向こうの尾根から降りてくるのを狙い撃つ。待ち伏せの立つ位置を「立つ間」って事らしい。











他の勢子が若い雄鹿を仕留めた。


今回の成果はこの他に鹿をもう一頭。


結局おいら達が逃した猪二頭は、包囲網を脱してしまったらしい。


雪が積もっているならば引きずり降ろして「本部」と呼ばれる基地?に持ち帰って捌くが、今回はこの場で解体して搬送する事になった。


何と言っても猟の楽しみは獲物を捌く事にある。自分で作ったナイフで解体して肉を得るのは面白い。実際使ってみると色々な事が分るものだ・・・

11月も終わりに近いのにやたらと暖かく天気のいい一日だった。解体中、獣の臭いに誘われてブヨの類いがやたらとたかって来たのには参ったw





貰ったモモ肉をスライスして焼いてみた。


たかみさんの両刃の柳葉はなかなかいい。これは買って正解だったw


脂身がなく少し硬いが意外と臭みがなく、しょうが焼きにしたらなかなか美味かった。


馬肉を焼いて食った事はないが、案外それに近いのかもしれない。鹿肉なんて言わなければ分らないかもw









角一本貰ってきた。


細くてそれほど長くも無いので、何に使えるわけでもないけれど・・・


獣の臭いに工場長は興味深々だったw






2011年11月26日土曜日

まだ使える?

ちょいと使う用事ができて、登山靴を引っぱり出してきた。
このところ手入れをしてなかったから、表面がカチカチになっていた。
キウイのミンクオイルを塗って柔らかくしてから、ウェットプルーフを塗った。なんとかまだ履けそうだw
二十数年前の高校生だった頃に、新宿にあった山幸って店で買った。まだ消費税の無かった時で、確か12000円だったと思う。何気にぐぐってみたら、まだ売ってるのに驚いたw
ここ数年は年に一度使うかどうかだったが、ソールは今までに2回張り替えた。大していい作りではないが、丈夫だし足に合っているので気に入って使ってる。
革製品っていいもんだ。手入れさえしっかりしてれば結構長く使える。
ナイフのシースもやっぱり革がいいな・・・

2011年11月23日水曜日

とりあえず一段落

320番→600番と掛けて、とりあえず熱処理前の研磨が終わった。
420J2はサクサク削れるし粘る感じもなく、ヤスリの切削もペーパーの研磨も比較的やりやすい。
しかしナイフと違って立体的なので、研磨はなかなか面倒だった。

さて熱処理だがどうしたものか。
ナイフと違って硬さはあまり重要でないはずだ。
どちらかというとバネの様な粘り強さを重視した方がいいだろう。
どんな熱処理条件がいいんだろうか・・・

地道にやろう・・・

研磨しはじめた。
逆回転させて螺旋に沿わせれば勝手に磨けるかと思ったが、やってみると途中で引っかかったり山を跳び越したりでうまくいかなかった。仕方がないので、左手でチャックを少しづつ回しながら研磨する。
ダイヤヤスリのゴムの被った柄にペーパーを当てて磨く。
やっぱり根気よくやるしかないな・・・

2011年11月21日月曜日

先っちょどうする?

荒削り終わってからよく眺めてたら、先端の形状が気になってきた。
先端は削り込んで切り落としたので、中心が抜けて螺旋の外周が残った形になっている。これでも十分コルクに切り込んでいくが、コルクに突き立てる時は中心からずらした位置に先端を当てて切り込んで行く事になる。
針金を巻いて作ったコルク抜きの不満なところは、これと同じ様にコルクの中心からずらした位置に突き立てないといけない事だった。上手く入ればいいが、力の加減が上手くいかないと斜めになったり、コルクの中心に刺さらなかったりする・・・






先端を中心に持って行く様に削り直す事にした。
逆回転できるハンドドリルを使って、先端を貧乏旋盤で削りこんだ。











先端の中心が出たら、潰れた螺旋を削って立て直す。
これならいいか・・・
ちょっと長めに作っといて正解だったぜw

2011年11月20日日曜日

まだそんなに寒くならないが・・・

野暮用で一日出かけていてネタはなし。

最近知ったのだがこのブログは何故かナイフネタより、生ハムや燻製ネタとストーブネタ目当てに見に来る人が多いらしい。・・・orz


折角だからむかし作った廃油ストーブでもネタにしてみる。時期的にちょうどいいかw
もっとも、今年はなかなか寒くならないな・・・



先ずは1号機。

構造はオールドタイマーって自動車(錆取り?)雑誌に載ってたのを参考にした。

一次燃焼室は拾った2kgプロパンボンベで、二次燃焼室は外形φ80mm長さ約900mmのエキパイのスクラップに、226個のφ4mmの穴を開て作った。

エンジンオイルや天ぷら油を燃やす事ができ、煙は着火の時に僅かに出るが、運転中はほとんど出なかった。













火口はこんな風になってる。

投入できる油量は1.5ℓある。毎時0.7リットル燃える。石油ストーブの感覚からすると、えらく消費量が多い。廃油なので燃費は気にする必要がほとんどなかったw

燃費の分、暖房能力は抜群だ。

調子がいいと二次燃焼室が真っ赤に焼けて怖いぐらいだった。











燃料調整器も作って、1号機は秘密基地で3シーズンほど使った。

薪ストーブと違って煙突のドラフトはあまり気にする必要もなく、横引きの長い高さの無い物で十分使えたが、ステン(クロム系の410?)の煙突が腐れて使うのをやめてしまった。

煙は出ないのだが、排ガス中の酸性ガスが多かった様だ。燃焼温度が高すぎて窒素酸化物のせいだったのか、オイルに含まれる添加剤の問題だったのだろうか・・・






1号機の欠点は一次燃焼室が大きく、液面燃焼する油量が多いため、消火に時間がかかる事だった。

そこで一次燃焼室を必要最小限の大きさで作ったのが2号機だった。

一次燃焼室は100mm径の消火器を利用した。

二次燃焼室はこの時はもうエキパイが無かったので、1mm鉄板(spcc)をφ80mmに丸めて長さ450mmのパイプを2本作った。これにそれぞれφ4mmの穴を110個あけた。

二次燃焼室の中間は拾ってきた灯油ストーブの燃焼筒の耐熱ガラスを嵌め込んだ。燃焼状態が見れて面白かったが、しばらくすると煤けて役に立たなかったw

一次燃焼室の大きさは、このぐらいの大きさがちょうどよい様だ。なるべく容量を小さくして、流量調整器を使って燃料を供給した方が安全上好ましい。




こっちは試作で作ったもっと簡単なやつ。

20ℓのペール缶2個使っている。

下の缶が一次燃焼室で、一次空気取入口にΦ15mmの穴を2個あけてある。

上の缶が二次燃焼室で、蓋にΦ100mmの煙突を取付けて、底板にΦ78mmの穴を開けて側面にも二次空気取入口としてΦ15mmの穴を16個開けて一次燃焼室の缶に重ねただけ。

簡単な作りだが、こんなのでもちゃんと燃える。ただしたまに逆火するのが難点だったw

災害時などの非常用にはいいかもしれない。

廃油ストーブは着火しにくいとはいえ、石油にかわりないので取扱は注意が必要だ。

オイルによっては添加剤によりダイオキシンの発生の可能性もある。もっとも燃焼温度が高いので、その心配はほとんど無いと思われるが、ギヤ油は使わない方がいいかもしれない。

可能ならば天ぷら油を使うのがいい。植物由来なので炭酸ガス排出抑制にもなっていいかもしれない。

何よりも燃焼中天ぷらの匂いがしていいんだよなw


2011年11月19日土曜日

なかなか面白いぞw

今日もコルクスクリューの続き。
もう少し削り込んでみた。
強度的にどの程度までいけるのか見当が付かない・・・
とりあえず今回はここまででやめておこう。










出来上がったらうちで使うつもりなので、普通にT字ハンドルを付ける事にする。(多徳ナイフ作るわけじゃないしw)
ハンドルを固定するためにピンを入れる3mmの穴をあける。
今思うと3mmのピンでは強度が足りないかも。ねじ込む力より、引き抜く時の方が強く掛かるのかもしれない。
4mmのネジ切って、M4のボルトをピン代わりに使うか・・・











スマートな形になる様に軸を削り込む。
ドリルを回転させて貧乏旋盤をやるw
なかなかよく削れる。











荒削り終了。
仕事が終わってから二時間程度作業して3日かかった。
なかなか勝手がわからず悩んだが、やってみると面白い。ブレイドの切削と違った楽しさがあった。これははまるかもしれないw

さて次から研磨だが、一体どうやって磨けばいいだろか・・・

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