鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2016年2月1日月曜日

たまには中る

昨日の出猟。
二日前ぐらいに降った雨が凍り付き、山の木は樹氷と化していた。
猟場の風景は一変していて、凍り付いた重みに耐えきれず、多くの木が倒れて折り重なり、中には大木が根こそぎひっくり返っていた。
台風でもここまで凄い事にはならない。
組長も「こんなの見たのは初めてだ・・・」と言っていた。
ニュースで猟場近くの集落が倒木で孤立していると聞いていたが、確かにこれではそうなってもおかしくないだな・・・
ガラス細工みたいできれいだった。
過冷却の雨が降って固まったんかな?

倒木に阻まれてタツマまで辿り着くのがえらく大変だった。
タツマに着くと、今度は周りでベキベキと音を立てて木が倒れてくる。恐ろしくてしょうがないw
こんな調子で獲物が来るのか?と思っていたが、やはり勢子も獲物が見つからない様だ。足跡はいくつかあったが、姿が見えない。
そうこうしているうちに、下の方のタツマには勢子が辿り着いてしまった様だ。
「もう今日は終わりかね~」と無線で聞こえてくる。
今日も坊主か・・・と思ったら、急にワンコの声が聞こえてきた。
沢を挟んで向こう側の斜面を下流側の方から鹿が3頭出てきた。
ワンコとの距離は離れている様で、しかもゆっくり斜面を水平に横切ろうとしていた。
距離が100mちょっとある。遠いな・・・と思ったが、狙いを付けているとちょうどいいところで止まった。
12番スラッグを撃ってみた。中らない・・・やっぱ遠いか。
鹿は驚いてちょっと走ったが、また止まった。
2発目もスラッグを撃った。やっぱり中らない・・・
面白い事に鹿はどこから撃たれたのか分からないらしく、そのまま止まったままだった。
最後の3発目は9粒のバックショットを入れてあった。この距離じゃ中らないだろうと思ったが、しょうがないので撃ってみた。
鹿は今度は走り出した。立木があって見えにくい。
弾帯から弾を取って薬室に放り込みながら、見え隠れする鹿に2発掛けたが、そのまま逃げられた・・・
上のタツマにいる組長に「鹿3頭行きました~」と伝える。しばらくして銃声が一つ聞こえた。


谷間の沢の方でワンコが鳴いてる。何だ?とのぞき込むと、ワンコが雄鹿に噛り付いてるのが立木越しに見えた。
慌てて鉄砲持って降りていくと、半矢の雄鹿が沢に落ちていた。ワンコがいたので、鍛造暴威ナイフで首を止め刺した。中ぐらいの雄鹿だった。
この時はてっきり上のタツマで撃ったのが、沢つたいに降りてきたのかと思った。
鹿一頭止まってると伝えると、「内臓出しとけ~」との指令。
腹腔に手を突っ込んで内臓を掻き出すと、かぢかんだ手が温まる。命の熱さを感じる。
終わって一息ついてると、上のタツマに着いた勢子が「半矢の鹿がいるぞ~」と無線で聞こえた。
警戒してると、しばらくして上のタツマで銃声が聞こえた。
上のタツマでは大き目の若い雄鹿が獲れた。
沢に落ちてた鹿は、どうやら自分が撃ったものだった。
よくよく見ると体には小さな穴が一つあるだけだった。バックショットが中っていたらしい。
しかし100ちょっとある距離で、よくバックショットが中ったものだと思う。
これだけの距離があっても、中り所がよければ倒せるんだな。

このところ撃つチャンスはあっても中らなかったので、一頭獲れたのは嬉しい。
だけど5発撃って一頭とは効率悪いだな・・・





猟仲間が最近手に入れたというナイフを見せてもらった。
今丸さんのナイフだった。
以前は銀座のショーに出ていたと思うが、この数年お見かけしない。
ブログも何年か前に更新が途切れたままになっている。
丁寧ないいナイフを作るメーカーさんだと思っていた。
どうしたのかな・・・

2016年1月29日金曜日

いいものもろた~

ガムテープぐるぐる巻きのストックを見かねて、友人がパッドを一式送ってくれた。
実は猟仲間からこれと同じ物を教えてもらっていて、買おうかどうしようか迷ってたとこだったのだ。
絶妙のタイミングに驚いたw

スポンジのパッドを入れてカバーをかけるのだが、結構きつくて取り付けに難儀した。
負環がじゃまだが、まあとりあえず使えるからいいかw
付けてみたら、これは具合がいい。これならしっかり頬付けできて、正確に狙いがつけられそうだ。
ガムテープぐるぐる巻きよりは全然いいなw
ありがとさん~

2016年1月28日木曜日

進まない・・・

2000番までやっと終わった。
なかなか進まんだな。
集中してやりたい・・・

2016年1月27日水曜日

だれる?

 前回1000番まで終わっていたので、次は2000番。
フラットグラインドなので、鉄板の当て板使って磨いている。
フラットグラインドって単純な平面ではない。
直線の集合体って考えた方がいい。
直線の方向を意識して鉄工ヤスリで削り出す。
自分の場合は鉄工ヤスリでしっかり面を作っておいて、あとの研磨はその面をなるべく崩さない様に磨いていく。
鉄板の当て板を使うのもそのため。
たわみやすい当て板だと面がだれる。
ある程度たわみがないと均等に当たらないのでは?と考える人もいるかもしてないが、ペーパーのたわみで十分なので、その心配はない。
ペーパーのたわみ分だれるが、それは許容している。
番手を倍事に変えて、なるべく研磨方向を変える回数を減らすのも、研磨だれを抑えるためにそうしている。
片面だけ2000番終わった。
やっぱり研磨の感触が大分違うねw

2016年1月26日火曜日

ポンポコの毛皮できた

 ご対面~
工場長は興味深々w
 昨年車に跳ねられたタヌキを拾って、剥製屋さんに皮鞣しをお願いしていた。
その毛皮が出来上がったので、取りに行ってきた。
鞣してくれたのは世田谷にあるハセ川はく製さん。
亡くなった猟の師匠の知り合いって事で、特別価格だったのか分からないが、鞣し料はえらく安かった。
「キツネより小さかったから安いのよw」との事だったが、手間を考えるとその値段でいいの?って感じだ。
顔を踏んづけられてたが、皮は全く問題なかった。
長谷川さんのこだわりで、耳は袋状に剥いであって、耳の形状がちゃんと残っている。丁寧な作業だ。
冬の毛だけあって、毛並みはなかなかいい。タヌキの毛皮も悪くないな。
素人が鞣すとどうしても脂が残って革が茶色っぽく硬くなりがちだが、余分な脂は抜けきって白くしなやかな革になっている。
手間と時間がかかる作業だと思う。いい仕事をしていると、素人目にも分かるような気がする。



キツネと並べてみた。
キツネは結構大きかったんだな。
毛の質的にはキツネの方がいいが、タヌキのちょっと野性味のある毛並みもなかなかいい。
部屋の壁に並べてぶら下げておこうw

2016年1月25日月曜日

完敗で乾杯

昨日の出猟。
先週はじめに降った雪が沢山積もっていた。
獲物も山から下りてきたか?と期待して行った。
メンバーも頭数が結構そろっていたのだが、猟場の積雪が凄くて、山の上の方から入る組は、山道が車が通れなくなってしまっていた。
仕方がないので、今回は皆下から上る事になった。タツマの配置に2時間かかった・・・
タツマに行く途中、足跡は沢山見たが、始まってもなかなか獲物が出てこない。
たまに見るのはリスだった・・・バックショットで撃てば獲れるかと思ったが、食うとこないよなw
結局この日は勢子もタツマも誰も獲物を見ないで終わってしまった・・・

終わってからの宴会で「今日は完敗で乾杯~w」と組長の挨拶。
なんとも坊主だと寂しいなw
猟場周辺では有害駆除が通年で行われて、獲物の数が減った様だ。

今期はなかなかナイフを思う様に使えないだな・・・



2016年1月21日木曜日

違う?

 600番の次は1000番を掛ける。

低温焼き戻しと高温焼き戻しでは、磨いた感じが結構違う。
硬さの違いもあるが、粘りの違いが大きい様に思う。
今回同じ鋼材で続けて作業する事で、その違いがはっきり分かった。
1000番で磨いた表面に質感の違いがでた。
なるほどこう違うものなのか・・・
面白いもんだw

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