2007年6月24日日曜日

フラットグラインド

図はフラットグラインドの場合の、ベベル角の求め方の式。
a:カッティングエッジ厚
t:刃厚
x:刃幅
アウトドアでの汎用に使うナイフならば、ベベル角は10°前後がいい様だ。包丁ならば4°前後がいい。用途や強度の兼ね合いで刃幅と刃厚が決まってくるが、なるべく刃厚を薄くして角度を鋭角にした方がいい。(とかく厚くしがちだが・・・)
フラットの場合ホローと違い、研ぎ減ると小刃の幅が大きくなって研ぎにくくなり、切れ込みも悪くなる。その代わり刃先の強度がホローより取りやすいので、少々乱暴な用途にも対応できる。結局どちらも一長一短があり、どちらが良いと言うものではない・・・

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