
トヨタ博物館に行ってきた。
国内外の非常に古い物から近代の物まで、数々の自動車が展示してある。展示車両は全て動態保存だというから凄い。
館内に入ってすぐにトヨタ初の市販乗用車、AA型が展示してある。
レストア車でなくレプリカとの事。
国内外を探したらしいが、現存車両はついに発見できなかったそうだ。ならば作ってしまえ・・・となったが、設計資料が散失していて製作は大変苦労したという。

カール・ベンツが作った 三輪車。レプリカらしいが実働だという。
本田のコレクションホールには、ゴットリープ・ダイムラーの二輪車(木製車体のやつ)があったっけな。
二台ならべて走らしたら面白そうだ。

ベンツ三輪車のエンジン部。
カムやクランクがむき出しなのが凄い。
19世紀当時の産業用動力エンジンを、そのまま小型化して乗せてしまった様な作りだ。耐久性はどんなもんだったのだろうか・・・

おびただしい数のクラッシックカーがある。
100年以上も前の古い物から、蒸気機関や電動なんてのもある。
なかにはエンジンの始動方法が長い事解らなかったなんてのもあり、修復と保存の難しさが伺い知れる。

ご先祖様があったw
1938年のプロトタイプを模したレプリカらしい。ベースは50年代初期の物なのだろう。
基本設計が変わらずに2003年まで作られていたのは奇跡に近い事だった。フェルディナンド・ポルシェ博士も、あの世で驚いていただろう・・・

ガルウイングがカッコいい。

この辺りまで来ると、子供の頃によく見たクルマがあって懐かしい。

S20エンジン搭載の432のZと2000GT。
どちらも今見るととても小さく見える。
2000GTはたまに見かけるが、432のZは見た事ないな。もっともパッと見は普通のS30と変わらないから、気が付かないだけかもしれない・・・
名古屋ぐらいまでなら、なんとか日帰りできるんだな・・・