2012年9月1日土曜日

削っちまえ~

鹿角って使おうと思うと、形が結構微妙で使いにくいなぁ・・・と以前は思っていた。
しかしこの前作った鍛造スキナーで、微妙な形状ならば削り込んでしまえばいいじゃん・・・と気が付いたw

前の猟期中に貰ってきた鹿角を使ってみる事にした。
若い鹿だったので角は細い。
正直使い道ないかな・・・と思っていたw












髄に沿ってタングが刺さる穴をあける。
ある程度あけたら、鉄工ドリルに換えて、むりくりグリグリやりながら穴を広げる。
あとはヤスリで地道にタングが刺さるように加工する。
意外とサクサクしてるので、硬い木材よりか加工しやすいのかもしれない。











なんに付けるかっていうと、いつもの小ナイフのブレイドを付ける。
この前の鍛造スキナーの鹿角ハンドルは、やはり付けて加工してからしばらくしたら、微妙に縮んできた。
今回もヒルトの付け根にはスペーサーを入れておく。
約1mm厚のを一枚入れる事にした。











ピン穴をあける所は真鍮を嵌め込んでおく。
ピン位置はこの辺か・・・
タングの接着は隙間に充填する必要があるので、エポキシ接着剤を使った。













ピン穴とソングホールをあける。



















ピンとパイプを嵌めて、ハンドルを成形する。
握りやすい様に景気よく削っちまおうw













ほんのちょっとしか表面の模様が残らなかったけど、まあいいかw
ある程度削って滑らかになった部分と、表面の凸凹が残る部分のメリハリがある方が、触り心地がよくていいのかもしれない。
表面の模様はなるべく残したいのが心情だけど、あまり気にせず触り後心地を重視して、思い切って削り込むべきなのだろう。

7 件のコメント:

  1. リューターの6ミリで、鹿角模様に
    削ろうやw
    デ

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  2. 最後の写真、予想を超える削りこみ(笑)
    けど、これは新しい・面白い!こういう変態チック(ごめんなさい^^;)なの大好きですw

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  3. 完全に表面削っちゃってアイボリー?みたいな仕上げになってるのもたまにありますよね。アレはアレで面白いし、ほんの一部分だけ残す削り込みもデザイン次第でカッコ良く出来るんじゃねぇかしらと思っとります。はい。

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  4. 思いっきりドS感覚でやるのがいいだよw

    ラブレスなんかここまで削るか?ってくらい、ツルツルになってるのあるよねw
    あれって結構手触りいいんだよね。

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  5. 絶対に見えなくなるタングに
    日付とか名前とか鋼材とか
    普通書くかぁ??w

    作る物に対する愛情を見たな
    泣けるぢゃんか

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  6. 熱処理出したときに間違いないだよw
    いつか壊す機会があったときは、いつ作ったかも分るしさ。
    本当は刀の中子みたく、きれいにヤスリ目入れて作れればいいけど、さすがにそこまではやってられんw

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