今年は受講者が3人しかいなかった。お陰で落ち着いて、あわてる事無く作業できたのがよかった。
講師は鍛造のベテランの加藤さん。
3人だけで受けるのは贅沢だなw
使うのは全鋼の白紙。
スキナー的なのを狙って打ってみたが、なかなか上手くいかない。
もっと薄く広くとしたかったが、思うようにはいかないな・・・
焼きいれ前の整形終わり。
今回はベルグラインダーの作業が珍しく上手くいった。
刃先の厚さは2mm程度残しておく。
中村さんの自作のベルトサンダーは、なかなか使い勝手がいい。
回転制御のインバーターはないが、ちょうどいい速度と十分なトルクがあって使いやすい。
でもベルトグラインダーは削ってる面が見えないから、おいらの性に合わないな・・・w
焼き入れの冷却は油を使う。
通常は菜種油を使うそうだが、今回はエンジンオイルを使う。
白くなってる部分がよく焼きが入っている。黒い部分は焼きが甘くなっている。
油を使うのは、薄い刃先は急冷され十分焼きが入るが、厚い部分は冷却速度が遅いので甘くなる。
白紙の様な焼き入れ性の悪い鋼材だと、この様な事ができる様だ。
棟側やタングは焼きが甘い方が靭性が得られて都合がいい。
ブレードの酸化皮膜を落としてから、火炎で炙って焼き戻し。
火加減が難しいw
ポイント付近の戻しが強かった・・・
ベルトグラインダーで削り込んで出来上がり。
適当にコンベックス状に仕上げた。
なんか妙な形状のブレードだけど、まあいいかw
美猫と野獣・・・じゃなくて、会長の横哲さんw
去年は大雨になって偉い目にあったけど、今年は天気がよかった。
しかし暑かったな・・・
今年はこの3点を頂いた。
九鬼さんのナイフは嬉しかったw
野外例会参加の皆様、お疲れ様でした。
今回もお世話になりました。ありがとうございます。
5 件のコメント:
高校の授業で、夏の溶接と、鍛造を
したけど、夏は絶対に嫌やなと思ったなw
仕事で、夏の焼入れも経験したけどw
暑い中、お疲れさんw
デ
やっぱり鍛造は難しそうですね~
ラブレスのhttp://www.boblovelessknives.com/for_sale_45.html
みたいです?!
HILTS
夏場ににやる火の仕事は辛いよなw
何人かの刀鍛冶の人に聞いたけど、夏場は火造りの仕事はなるべくやめて研磨の仕事するって言ってた。
あまりに暑いと集中力なくなるよなw
鍛造はまた違った面白さがありますねw
あまり考えずに作ったから、かっこよく出来上がるか心配です・・・w
30分ぐらいで気が遠くなってくるなw
デ
1時間ぐらいは頑張ろうぜw
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