2014年10月24日金曜日

簡単じゃない・・・

 今週は結構暇な時間があったので、ドロップの研磨をチビチビやってた。工程をまとめてうpする。

磨き始めに使ってるダイヤヤスリがくたびれて来たので、新しいのに取り替えた。70本近く作ったが、これで4本目。意外と持つものだ。









ペーパー研磨の当て板に使ってる鉄板をなくしてしまった。結構長い事使ってて気に入っていたのだが・・・
3mmのSS400の鉄板を切り出して新たに作った。
15mm幅で長さは120mm程度にしてみた。今までのよりちょっと長くしてみた。



 ダイヤヤスリ→320番→600番とペーパー掛け。
新しい当て板もなかなかいい感じで使えた。
 600番までで焼入れ前の磨きは終わり。
それからヒルトを作る。
本来はブランクを切り出した時点で作るべきなのだろうが、自分はこの時点で作っている。
以前は黒皮付きの鋼材をよく使っていた。
その時は黒皮が付いたまま削り始めて、リカッソだけに残った黒皮を磨くというやり方だった。
そのためリカッソ部分の厚みが黒皮の状態によって微妙にかわるので、磨き終わってからヒルトを作っていた。

鋼材の厚さと同じ寸法の平ヤスリがあったので、仕上げで無理くり通せばぴったり出来る。
ピン穴あけてヒルトを仮付けして、キリオンを削り込む。
ぴったり出来てると気持ちいねw

熱処理出せる。
意外と早くできた。調子が乗ってると効率いいな。

そういやナイフ作り始めたのはちょうど10年前だった。
10年前の今頃に岡安さんで鋼材買ってきて作り始めたのだった。
10年作り続けてやっと70本程度。初めの頃作ったものはろくな物がなく、ほとんど人にあげてしまった。
人前に出しても恥ずかしくない物が作れる様になったのは、本当にここ数年といった気がする。
よく飽きずに続いてると自分でも感心する。
なかなか満足のいく物が作れないからなのかもしれない。
簡単に作れるものならとっくに飽きていただろうw



4 件のコメント:

  1. クロウサギ2014/10/25 23:26:00

    キリオンの感じ、いいですねぇ。
    ヒルトも気持ち長めでしょうか、いいです!

    追記.
    JKGショーでは見て触っただけであきらめたつもりでしたが、(我慢できず?)Keizナイフ、入手予定です。

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  2. キリオンはもうちょっと詰めるつもりです。
    ここまでは順調ですねw
    この先どうなるかな・・・
    ケイゾーさんのナイフいいですよね。どんなの注文したのか知りたいですねw

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  3. クロウサギ2014/10/28 12:39:00

    JKGで出ていた Constructor SS です。

    ナイフ好きが楽しんで、凝って作られた1本、個性だと思い、選びました。

    面白い1本ですよ。

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  4. あ、あれですか~
    デザインいいですよね。
    楽しみですねw

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