2016年1月6日水曜日

革シース

自分の場合、シースはヌメ革でしか作ってない。
耐水性やメンテナンス性からカイデックスもいいかと考えた事はあったが、革シースを使い込んでみたら、革でも十分だと思う様になった。
シースって単体での強度ってそれほど重要でない。
ラブレスタイプの作りの革シースだと、単体で強引に曲げれば曲がってしまう。それは革なのであたりまえだ。
重要なのはナイフが収まった状態で十分な強度がある事。
腰に差して持ち歩いた時、転んで下敷きにしてもエッジが切り裂いて出てこない強度があればいい。
革って意外と強いものだ。
バイクレースのレーシングスーツは今でも革製である事と規定されている。革は摩擦に強く破れにくい。化学繊維がどんなに良くなっても、この規定は今も変わらない様だ。
ラブレスタイプのシースはシンプルな構造で必要十分な強度になる様にできてる。
構造を複雑にしたり部材を多く使って必要以上に強度を稼ぐのではなく、なるべくシンプルに作って嵩張らない様にする考えなのだと思う。
革も使い方によっては耐水性もよく水洗いもできる。そういやカビも生えた事ないな・・・w
革のいいところは経年変化を楽しめる事。
これは染色した革より無染色のヌメ革がいい。
ラブレスはほとんどヌメ革で作ってる様だが、多分そんな理由があるんじゃないかと思う。
まあネタもないんで色々書いてみたが、考え方は人それぞれだ。
何がいいかは使う人が決めればいい。




8 件のコメント:

  1. 内側をカイデックス、外側を
    薄い皮でもエエかもしれん
    デ

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  2. ”考え方は人それぞれ”
    それを感じることがままあります。

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  3. 色々ある考え方ややり方のなかから、自分に合った方法を取り入れていけばいいんだと思います。
    みんなやり方が違うから面白いんだけどねw

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  4. 革シース、作るのも楽しいし、その後の変化も面白いですよね~
    ナイフ製作に伴って始めたレザークラフトだったけど、こんな面白い工作だったとは!!

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  5. 革細工は金属加工とも木工とも違った面白さがありますね。
    そういやナイフ作りって、金属加工に木工に樹脂加工に革細工と、いろんな分野の技術が必要ですね。
    そこが面白いところなのかもしれないですねw

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  6. クロウサギ2016/01/09 18:38:00

    革のシース、やっぱり、ナイフには一番似合いますね。
    ものずきさんのシースは、縫いも革の質も、匂いもいいですよ。

    今年もよろしくお願いします。
    (2月の銀座でお会いできると嬉しいんですが…)

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  7. ありがとうございます。匂いがいいですかw
    2月の銀座に来るんですか!
    でも猟期中でちょっと行けそうにないです・・・残念・・・

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