2016年3月30日水曜日

いけるのか?

 セミスキナーの方を削り始めた。


 セン掛けの途中までやって今日は終わり。

横哲さんちで削ったブレードをマトリックスアイダに熱処理に出しに行ったとき、4㎜厚なら10incのグラインドホイールでいけるんじゃないか?って話になった。実際どうなのか計算してみた。
ホローグラインドについては、大分前に書いた。
この式をもうちょっと使いやすく分かりやすい様に変形してみた。(間違ってないよな?w)
tは鋼材の厚み、gはグラインドホイールの半径、xはブレード身幅、teはエッジ厚。
10incホイールだと半径を125㎜とする。エッジ厚は0.3㎜として身幅22mmの場合は、鋼材厚は4.20㎜、身幅25㎜なら5.35㎜の厚さが必要になる。
身幅が狭い場合ならば10incでいける。しかし3.5inc程度のセミスキナーだと身幅は25㎜近くあるので、10incだと無理がある。
12incホイールの場合、半径は150㎜とすれば、身幅25㎜で厚さは4.50㎜となる。
実際はグラインドホイールの当て方によって若干大きい径で削れるのかもしれないが、それでも余裕をもって厚みやグラインドホイールの選択をした方がいいだろう。
技術と経験があれば、こんな計算はいらないのかもしれない。しかしこういう事を知っていれば、無駄な失敗はしなくて済む。
ラブレスのホローってグラインドホイールの特性を積極的に利用した形状になっている。
単にブレード面がえぐれていればいい訳じゃないんだな・・・
まあどうでもいい事かw

2 件のコメント:

  1. 過去ログから失礼致します。鹿角へのエポキシ含浸の記事についてなのですが掃除機を利用して『減圧』するとある程度深い髄の部分まで含浸させることが可能だと思われます。
    その場合、サンドブラストのキャビネットのような気密の保てる
    ケースを利用されると良いかと思います。
    甲斐国より

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  2. あ~、それいいアイデアですね。
    お尻から掃除機で吸ってやれば、わざわざ口で吹き込まないですみそうですw
    完全に含浸させる必要はないので、お尻から吸うだけでもよさそうです。
    今度やってみますw

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