夏off会の時にH1の硬さと組織を見てみたいと言ったら、ドラさんが送ってくれた。
端材なのかと思ったら、作りかけのブレードだった。
今一切れないから作るのやめたんだとか・・・もったいないな・・・
とりあえず硬さを測ってみた。
ブレードは平面でないから測れないので、タングの部分で測ってみた。
7本ともHRc57ちょうどだった。
概ねどの部分でも変わらない。
まあ使えない事はないが、結構柔らかめだな。
加熱したらどうなんだろか?
ガスコンロで先っちょだけ加熱してみる。
700℃ぐらいにはなったんじゃなかろうか。
空冷で放置後、硬さを測った。
赤熱部で表示は41程度。(この辺になると真値と表示値の差は不明)
赤熱部からちょっと離れた部分(300℃ぐらいにはなったと思)は54~55程度だった。
やはり赤熱するほどだと硬さは落ちる。
しかし完全に鈍せるほどには硬さは落ちてない。
数分の加熱だったので、そんなもんなのか?
一本目のドロップはもうちょっとだけ削って桐油を浸み込ませた。
暫く放置プレイ・・・
鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・
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11 件のコメント:
こんばんは!
H1の内容に食いつきましたww
やっぱり、熱処理不要鋼でも、加熱すると硬度さがるんですね…
その後、硬度を復活させるにはどうするのか気になります…
あと、組織も見たいですね(^_-)-☆
まだまだ謎な部分が沢山あります(^。^)y-.。o○
火造りできるなんて噂もあったけど、どうなんでしょうかね?w
加工硬化で硬くしてるって話も聞いた事あるけど、赤熱しても40程度の硬さがあるところを見ると、析出硬化で硬さ出してる気がします。
組織見るので昨日からエッチングしてるのですが、希硫酸じゃなかなか腐食しないですねw
使ったカンジはステライトと似てるけど、
ステライトの硬度って測ってみた?
デ
私は結構前から火造りして使ってますよwww(^_-)-☆
かなり、固いので鍛造にも時間がかかりますが問題なく出来ます(/・ω・)/
off会の写真にある、渦巻ヒルトの奴がそうですね。
ただ、硬度がかなり落ちている感じです(/o\)涙
平面出てないと正確に測れないんだな。
それにステライトは測るまでもないだなw
いや、硬さが出てないんだったら火造り出来たとはいえないでしょw
析出硬化だとしたら、熱処理をどうするべきか・・・
まさにソコですね(/o\)
形状は自由に変えることはできますが、肝心の硬化させる処理が不明です(/o\)
冷間鍛造で硬化するという情報があったので、それも試してみましたが
思う様な結果になりませんでした(/o\)
冷間鍛造でって説ですが、あそこまで硬さを出すのは無理がある様に思います。
そもそもあの大きさの板材(切り抜く前の)を、きれいな表面と平面度を出してあの硬さを出す圧延は、ちょっと考えられません。
加工硬化だけで硬くなっているのなら、赤熱してしまえば硬さはもっと落ちると思います。
おそらく析出硬化なんじゃないかと思いますがね・・・
まさに八方塞がりですね(/o\)
何か良さげな方法は無いかなぁ~~(/o\)
ドリルなどで、穴を開ける時は硬化が始まる前兆は感じるのですが…
鍛造やってる人は、わざわざステンレスなどの合金鋼なんて使う必要ないんじゃないですか。
鍛造はやっぱり炭素鋼だと思いますよ。
錆びの問題を除けば、刃物には炭素鋼が一番適していると思います。
鍛造に適した鋼材を使って、いいもの作った方がいいですよ。
H-1が加工硬化で硬度が出るという
記事を読んだので、出始めの頃
サビナイフとセレを入手して試したが
全く同じだった。刃は持たない。
が、抜群に錆びには強い。
飽和食塩水に漬け込んでも平気だ。
何日経っても全然全く変わらない。
表面に吹き付けて放置しても
同様であった。
デビッドボウイのコバルト合金と
同等の耐蝕性だと思う。
でも、どちらも「長切れしない」
みるみる切れ味が落ちるW
お
文献を読んでるとどうやら固溶化熱処理と時効硬化の間に塑性加工をすると硬さが上がるらしい。
塑性加工する事で残留オーステナイトが増加して、次の時効硬化熱処理で硬さが上がるそうだ。
多分加硬化で硬さが出るって言ってるのは、この塑性加工の事なんだと思う。
https://astamuse.com/ja/published/JP/No/1996100213
ググってみると析出硬化系ステンレスで結構硬さが出るやつあるんだな。
シリコロイXVIってのはHRcで57ぐらいあるみたいだな。
http://www.silicolloy.co.jp/material/silicolloy_xvi/
炭化物無いんじゃ単なるセメントの固まりみたいなもんだから、耐摩耗性は期待できないねw
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