鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2017年9月3日日曜日

とりあえず

 RWL34ドロップのインプルーヴドハンドルのペーパー掛け。
最後の2500番まで終わった。

 とりあえず一段落。
次はシースだな・・・



2017年9月2日土曜日

やっと見れた

 H1は希硫酸に数日漬けたがほとんど腐食しなかった。
仕方がないので、今度は塩化第二鉄を使ってみた。
何でこんなものを持ってるかと言うと、昔電子工作をやっていてプリント基板を作るのに使っていた。
久しぶりに引っぱり出してきたら、瓶の中で潮解して上の方が液化していた・・・

 今度は結構早く腐食した。
赤熱部は腐食しやすくなってるらしく、色合いが黒ずんでいる。

 金属顕微鏡で組織を見た。
先ずは正常部の600倍。横の画角が約100μm。
研磨痕が残っていてはっきりとはしないが、確かに炭化物と思われるものは見えない。この倍率でははっきりしないが、基地の鉄の結晶粒界と思われる筋が見られる。

こっちは300倍。
この倍率だと基地の結晶粒界がはっきり見える。比較的大きい。
炭化物がないのでピン止め効果が効かず、熱処理で基地の結晶粒粗大化が抑えられないのかもしれない。


 これは75倍。
基地の結晶粒界はある様だが、炭化物がないので全体として見ると組織は細かいと言える?・・・
確かに以前H1のナイフを使った感じでは、研ぎ上げると滑らかな刃が付いて、印象としては組織が細かそうだと思った。
しかし切れるけど長続きせず、総合的な切れ味は今一な感じがした・・・

赤熱部の600倍。
写真は研磨とエッチングの状態によりはっきりしないが、肉眼で観察する限りでは正常部とそんなに大きな違いがない。






前の投稿のコメントで書いたが、やっぱりH1って析出硬化系のステンレスなんじゃなかろうか。
析出硬化系のステンレスでこれだけ硬さの出るタイプがあるんだろうかとググったら、シリコロイXVIというのがあった。HRc57ってのも十分ありえるみたいだ。
硬さの出る原理が通常の鋼と違うので、今一特性が分からない。
炭化物がなく見た目は基地の鉄だけで出来てる様なものだ。結局砂利の入ってないセメントだけのコンクリみたいなものなんだと思う・・・


2017年9月1日金曜日

ちっと磨く

 RWL34ドロップのインプルーヴドハンドルの方をちょっと磨いた。


やっと全容が見えてきた。
まあ悪くないな・・・

2017年8月31日木曜日

削った・・・

なんか形状が気に入らない。
どうするか・・・


やっぱり削っちゃえ~

大分よくなった。
やっぱり削り過ぎるぐらいがちょうどいいな・・・




セミスキナーのタングのテーパー取った。
ベルトだと結局のところ撓みや厚みの問題で、ダイヤ砥石で擦り合わせると面のダレができて気になる。
気にしなくても実質的には問題ないものなのかもしれないが、今まで擦り合わせで面を出す事をやっていたので無視できない・・・


内側をぎりぎりまで漉いてダイヤ砥石で擦り合わせた。
ちっと手間だが、鉄工ヤスリでやってた時よりは全然楽だw




2017年8月30日水曜日

セミスキナーもう一本

作りかけがあるが3.5incのセミスキナーを作る事にした。
黒皮付で約3.7㎜あるから、呼びで3.5㎜厚か。無難にATS34を使う事にする。

 コンターで切った後はグラインダーで外形成形。
これらを使う様になって、大分楽になった。
機械を使わなかったのは、とくにこだわりがあった訳ではない。単に無かったからだ。
無くても作れてしまったから、あえて導入する事もなかった。
機械があれば高品質の物が作れる訳ではない。
機械は効率よく作るためのものだと思う。


 ヒルトの溝の部分は鉄工ヤスリで・・・

猟で使うナイフが欲しいとの事で、知人からのご依頼。
猟のスタイルが今一分からないが、罠猟で年間十数頭獲ってるらしい。
自分の場合ラブレススタイルでしか作れないよと伝えると、とりあえずそれで作ってみようとなった。
大きさは3.5incがよかろう。
猟ならドロップかセミスキナーのどちらかだと思うが、研ぎやすさや汎用性からセミスキナーにしてみた。
2ピースでもいいかと思ったが、先ずはスタンダードな作りが無難でいいか・・・



RWL34のドロップのコンベンショナルハンドルの方は2500番まで磨いた。
これでペーパー掛けは終わり。
しかしえらく髄が出ただな・・・

2017年8月29日火曜日

こんな形?

もうちょっと修正した。
とりあえず粗削り終わり。

桐油を塗って暫く放置プレイ・・・

ネタもないので、ちっと覚書のつもりでインプルーヴドハンドルの形状について書いてみる。
ラブレスボルトってのはコマの取り付け深さを設定しておけば、ハンドルを成形するときボルトの模様の出方で厚さを把握する事ができる。
例外はあるが大抵のラブレスのインプルーヴドハンドルは、グルーブの底の部分にボルトが付いている。
ヒダの部分を見てみるとグルーブの底との距離は前側の方が距離が短い。
この関係が分かって削れば、ハンドルの厚み(上方)方向から見ると、前側のヒダの方が自然と薄くなる。
使勝手からしても前側のヒダは後ろより薄くあるべきであるが、シースにしっかり収めるためにもそうあるべきだと思う。
コンタクトホイールの径を何種類か使い分けて、ホイールに決まった当て方をしていれば自然と形ができるんだと思われる。
まあ実際のところはどうなんだろか。
実際自分がやってて思った事なので、これが正しい考え方なのかは分からない・・・




2017年8月28日月曜日

もうちょっと削る

 塩ビパイプ使って細かい所の修正。
インプルーヴドハンドルはヒダ(出っ張り)ありけりで作るか、グルーブ(凹み)ありけりで作るかで違ってくる。
自分の場合はグルーブありけりで作ってる。
グルーブの削り方で自然とヒダの部分もできる。

2ピースシリーズのハンドルだと、ボルトがなくてグルーブの深さが分かりにくく削るのが難しい。
そもそもタングが見えないので左右対称に削るのが苦労する。
しかし割り切ってしまえば削るのもまた楽しい。
もともと対称でないのだから、ちょっとぐらいズレたって気にならないって考えればいいw

ソングホールあけた。
もうちょっと修正するべきか・・・一晩考えようw

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