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ハンドルをコンパウンドで磨く。
この後、カルナバ蝋をテレピン油で溶いたのを塗って仕上る。
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刃付けする。
いつもならダイヤヤスリで荒削りしてからやるが、今回はエッジ厚を薄く作ったので、1000番の砥石からはじめた。(HMS67の生材は柔らかいので削りすぎた・・・)
用途にもよるけどフラットグラインドの場合は、エッジの厚さはなるべく薄い方がいい様に思う。
HMS67は硬さだけで言ったらCRMO7と同じぐらいに感じるが、HMS67の方が粘りが大きい様に感じる。靭性の高さが謳われているが、確かにそうなのかもしれない。
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やっと完成。
3.3mm厚HMS67、ブレイド長2.6inc、全長約160mm、鉄刀木ハンドル。
35mm×130mmの半端の鋼材から2本作れた。
汎用ナイフってのも変だけど、キャンプ行って使うのもいいし、デスクナイフとして鉛筆削りにもいい大きさなので、自分ではそう言ってる。なんて事はないナイフだけど結構気に入ってるパターンなので、半端な鋼材が安く手に入るとよく作ってる。