2013年2月2日土曜日

小ナイフ2本


 小ナイフ2本出来上がり。
2.5inc、3mm厚ATS34。
縞黒檀とボコテのハンドル。
普段はコンシールドタングでハンドル材に溝を切って張り合わせで作るが、これはタングの差込穴をあけてピンで留めてある。
接着面はヒルトの部分だけになるので、隙間や合わせ面の気にする部分が少なくていいかもしれない。





名入れはマトリックスアイダでやっている。
最近エッチングは深く入れる様にしている。ちょいと時間を掛けると深く入る。
最近使われてるステンシルは、以前の物より散りにくくなってるそうだ。
おいらのマークは字体の線が太めなので、普通に入れるとあまり深く入らない。ステンシルの開口面積が大きいと、電流密度が小さくなって深く腐食しない様だ。字体の線は細めにデザインした方がシャープに深く入るみたいだ。
マトリックスアイダに行けば自分でエッチングをやる事ができるので、腐食の加減を色々調整できていい。何と言ってもきれいに黒い字体で入るのがいいと思う。


使用前と使用後?
カリンの瘤ハンドルのは自分で使ってる2.5mm厚のZDP189。
前の猟期では大いに活躍してくれたが、研ぎ減ってきたのとポイントを折ってしまったので、大分ブレイドが小さくなってしまった・・・
猟では使わなくなったが、今でもうちで雑用に活躍している。

小ナイフは自分にとっての定番モデルだ。
何用って決めてはないが、ちょい使いにはいいと思う。
本来ならばもっと身幅を狭くしてシャープなデザインにしたいところだが、フラットグラインドだとこのぐらいの身幅がないと切れないベベル角になってしまう。薄くすりゃいいが、そうすると剛性なくてフニャフニャになる。
小さいナイフって意外と難しいものだ・・・

7 件のコメント:

  1. 品質が安定してるね。
    デ

    返信削除
  2. 小さいナイフだとデザインも限られてしまうから面倒ですよね。良いデザインが浮かんでも、図面に出すと実用では使えなかったり・・・。

    でも、私の場合2~3インチが一番使う機会があるんですよね(笑)

    シンヤ

    返信削除
  3. 定番モデルがあるっていいですね。
    僕も今回作った2.5インチを定番化しようかな。

    返信削除
  4. 自分にはポイントが鋭角すぎるかも…
    3枚目の写真、光線の加減で点線のようなラインが2本出ていますが
    そのどちらかの方が自分は安心できそうです

    返信削除
  5. ありが㌧w
    安定したものを作るってのは難しいだす。
    これに関してはまだ課題があるんだな・・・

    小さいナイフは大きめのナイフよりデザイン難しい気がしますねw

    何本か同じ様に作ってくといいかもしれないです。少しづつ改良して、定番モデル化するのがいいですよw

    なかなか鋭いとこ見てますね。目の付け所が凄いw
    ヘアラインは品質の安定ってところで課題の一つであります。まだまだですねw

    返信削除
  6. 使い易くて良いのだけど、チョイルは
    無くても良い様な気もする。

    有った方がシマルけど

    返信削除
  7. チョイルがないとデザインがさw
    頭でっかちに見えてかっこ悪いだな・・・

    返信削除