2014年8月22日金曜日

出来上がり~

 先月の鍛造教室で打ったナイフが出来上がった。
ブレード長は110㎜程度ある。
身幅が細いのであまり大きくは感じない。
デザイン的には、あと数㎜ハンドルが長い方がいいのかもしれない。
思いつきでやってみた染め方だったが、なかなかいい感じに染まった。
作るのを急ぎすぎたために、左右で収縮差が出て継ぎ目が後で目立ってしまった・・・
 慌ててはいけないw
白紙のブレードはなかなかいい刃が付いた。
ブレードはコンベックス状で、エッジ厚は極力薄くして小刃研ぎにしてある。
刃が減ってきたらベタ研ぎしてエッジを付けるつもり。炭素鋼はそんな使い方ができるからいい。
お茶っ葉黒染めもやり直しは簡単だw
身幅が細く、それほど力を加えて使うブレード形状でない。ましてや振り回す使い方をするものでもない。
なのでハンドルは必要十分な長さであればいい。必要以上に長いと取り回しが悪いし、かえって力を入れにくくなる。
短めのハンドルの方が、ハンドル後端を包む様にもって使うと、意外と力が入れやすく使いやすい。
身幅が狭いので、大きさの割には意外とコンパクト。
身幅が狭く長めのブレードはフラットグラインドだと強度的問題があって作りにくい。(厚く作ればいいが、切れが悪くなるw)










ハンドルのお尻はスがそのまま。
エポキシ充填して穴は埋まってる。
スがそのままの方が、生きてた証みたいでいいかw

一昨年、去年と鍛造教室で作ったのを並べてみた。
こういうザックリ作るナイフもいいなw


3 件のコメント:

  1. 個性がよく出ていて
    良い顔をしてるがなw
    デ

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  2. クロウサギ2014/08/23 12:20:00

    3本揃ってる画もいいですね。
    今回のブレードは特にまとまっているように思います。

    個人的には、ハンドルはあと5ミリから8ミリくらい長いほうがデザイン的にはいいようにも思いますが、今の長さが目的に合っているのであれば、それがベストでしょうね。
    自分のためのナイフですから、それが一番ですよね。

    ハンドルエンドも、この処理、好きですねぇ。

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  3. あまりデザインセンスはないんだけど、落ち角ハンドルのシリーズは自分なりのスタイルになってると思うだなw

    いまだに思うようには叩けないので、形は出たとこ勝負みたいな感がありますw
    ハンドルの形状は、ほんの数mmの長さの違いで使い勝手が大分変るから面白いものです。
    ナイフデザインの奥深さを感じますw

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