2014年12月10日水曜日

革シースの耐久性

 自分にとってナイフって道具だと思ってる。
ナイフ本体については使い込むとどうなるかってのは、大方見当は付いていたが、シースについては分からない事が色々あった。
使う革の質や仕上げの方法など、自分なりに試行錯誤して、今ではそれなりに納得いくものになってきた。
 猟で常に腰に下げてる鍛造暴威ナイフのシースは、かなり厳しい使い方をしている。
地べたに座り込んでると、岩などで先端が擦れる。
崖から滑り落ちたり、車のドアに思い切り挟んだりと酷い使い方をしているが、重ねがはがれたり型崩れしたりとかはない。

革シースは突き破りを心配されるが、シースにブレードがしっかり収まっていれば、崖から十数m転がったとしても、先ず突き破る事はない。弾力があるので割れる事もなく、意外と丈夫なのだ。
 物はなるべく単純に作って、必要十分な性能を発揮するが理想だと思ってる。
面白味はないかもしれないが、道具なのだからそれでいい。

ラブレスポーチタイプのシースってのは面白い。
シンプルでいて機能的なところがいい。
用もなく毎日何度も抜き差しして、収まりのガタやテンションの掛かり方の変化を見ている。

猟では血と脂まみれのブレードを、ろくに拭いもせずにそのまま納めて帰ってくる。
汚れたら水で洗ってしまえばいい。革だって結構水にも強いのだw

テスト用なのでエッジを特別薄く作ったってのもあるが、使っていると結構研ぎ減ってくる。
ナイフも本気になって使うと、研ぎ減るのも意外と速いのかもしれない。
シースはある程度消耗品の様に考えていたが、ナイフ自体も使い込めば減ってくので、寿命は本体とあまり変わらないのかもしれない。
ナイフ本体とシースの寿命がほぼ同じなのが理想かな・・・

2 件のコメント:

  1. 使い込んだシースは何とも言えない貫禄がありますね~

    セミスキナーもけっこう研ぎ減りましたね。
    自分のナイフだったら半丸のダイヤヤスリでチョイルを入れたくなります。

     HILTS

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  2. 使うほどに味が出るっていう感じですねw
    ナイフは使う事で経年変化や付いた傷で、雰囲気を楽しむのもいいものです。
    さらに研ぎ減ってきた時は、刃元を削り込みたくなりますねw

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