セミスキナーに刃を付ける。
ダイヤヤスリで荒削り。
ATS34をマトリックスアイダでCRMO7の条件で熱処理してあるのだが、やはり硬い分粘りは少なくなっている。
硬さはHRCで63程度ある。
硬く熱処理してくれると有名な業者と比較した事があるが、HRCで1ほど高かった。
荒削りのあとはダイヤ砥石→シャプトン1000番→シャプトン5000番と掛ける。
いつものATS34と感触が違うが、研ぐのに特に難はない。
狩猟で使うなら2000番で十分かもしれない。
実際猟仲間には2000番までの研ぎで使ってもらっているが、これで十分切れるし刃持ちもいいと言う。
自分は5000番程度で研いだ、するっとした切味が好きだ。
これぐらいで研いだ方が、脂が刃先に付きにくくていい。
ハンドル付け替えなきゃならなくて、えらく手間掛かったけど、やっとこ完成。
3.7mm厚ATS34、全長197mm、ブレード長87mm。
ハンドル前端の厚さが9.8mm、グルーブが12.7mm、後のボルト位置で15.1mmになっている。
インプルーブドハンドルを整形する上で肝心なのは、低くなる部分の厚さだと思う。
前端部、前側ボルト、後側ボルトの厚さを設定して、基準面をしっかり削って整形すると、グルーブのひだの部分の厚さは自然に出来る。
タンリネンマイカルタもなかなかいい感じだ。
磨いてる途中は模様がはっきりしていたが、仕上げで磨きこんだら見えにくくなってしまった。
前回作ったセミスキナーより、リカッソを狭くしてみた。
インプルーブドハンドルは、リカッソはなるべく狭い方がデザイン的にいい様な気がする。
ドロップと前回のセミスキナーのシースは、結局作り直した。
作る要領が分かれば、インプルーブドハンドルの様なキリオンのないシースは、案外作りやすくていいかもしれない。
2.5incセミスキナーのつづき。
エポキシ固まったから、ハンドルを切り詰める。
前回は無理に面取りして失敗したので、今回は手でパイプの面取りした。
慌てちゃいけないw
ハンドル整形。
真直ぐなテーパーじゃ今一だな・・・
rを付け絞ってみた。
この方が持ちやすくていいなw
大体こんな感じか・・・
桐油を塗る。
少しテレピン油を混ぜて染込みやすくする。
しばらく放置プレイ~
気がつけばもう4本目w
返信削除ハンドル前端だけで見るとこれ以上薄いと薄すぎる気がします。
ヒルト前面の厚さもそうですが、コンマ数ミリで
厚さの印象が大きく変わりますね~
HILTS
セミスキナー2本、いい感じですね。
返信削除おっしゃるように、ヒルトレスにはリカッソ狭めが似合うと思います。
緊張感が増すように思います。
ハンドルも握りやすそうですね~。
いやぁ、握ってみたい!
ホント、セミスキナー、いいです。
なかなかエエね
返信削除ATS-34は、八田さんでも63ぐらいで
帰ってきたことがあったな
デ
5本目にユーティリティのインプルーブドやろうかとちょっと考えましたが、その前に作りかけを何とかする事にしましたw
返信削除インプルーブドハンドル前端の厚さは、なるべく薄めに作った方がいいみたいです。
普通のタイプのハンドルも、ヒルトの前端は厚すぎると野暮ったくなるので、この辺の厚さの設定は難しいですね。
ありがとうございます。
ヒルトレスはリカッソ狭めにする事で、シンプルさが引き立つ感じもします。
ラブレスのハンドルはコンベンショナルなタイプもいいですが、インプルーブドハンドルもいいですねw
バラつきがあるでしょw