2011年12月23日金曜日

鴨鴨鴨・・・

ちょっと前になるが新潟のある場所に、鴨猟に連れてってもらった。
網猟で田んぼに仕掛けてある。漁業用のテグスでできた網を太いゴム二本を使って、田んぼに集まっって来た鴨に覆い被せて捕まえる。
大分前から田んぼに米(脱穀すれば充分食える)を大量に撒いて餌付けしておく。
充分に集まる様になって、鴨も肥えてきたら捕まえ時w








鴨は日暮れと共にワラワラと集まりだしてくる。
隠れ家?に身を隠し頃合をみる。その間は音しか聞こえないが 、次々とやって来る鴨の気配が不気味なほどだ。
暗視カメラで確認して、いいところで網を作動させてる。一網打尽とはまさにこの事の様だったw










網にかかった鴨は網ごと絡め取って回収する。
膝下までもぐる田んぼの中で、先ず船に乗せる。ウインチで畦まで手繰って、三又にチェーンブロックを使って軽トラに載せた。
これを持ち帰り網を切り裂きながら鴨を取っていく。
今回は196羽のマガモとオナガガモが取れたそうだ。
この地は12月に入ると雪が積もるので、その前の数回しか猟のチャンスがない。
鴨の網猟は一猟期に250羽までなので、今猟期はこの一回で終わりだという。





放血して流水に一晩漬けておく
猟師さんのお宅は湧き水が豊富で大きな池があり、その中に大半の鴨を水漬にしていた。壮観だったw












鴨は一羽づつ丁寧に洗って、このあとに鴨洗い用の全自動洗濯機で脱水して冷凍される。なんとも凄まじい・・・












今日は忘年会を兼ねて、みんなで毛むしり大会だった。
寒すぎたため解凍されず、毛がなかなかむしれなかった・・・
風に舞った綿毛が周りの住宅地に飛んでやばかったw











おっさん達が、ああでもないこうでもないと言いながら、自作ナイフでばらしていく。
鹿や猪と違って細かいので意外と難しい。
こうやってナイフ使うのは楽しいなw

このあと、鴨のオレンジソース焼きやねぎ焼きに鴨うどんなど、おいしく頂きました。ご馳走様です。









おまけ。
ある人が使ってるというラブレスナイフを見せてもらった。
もとは4incぐらいのユーティリティーと思われるが、研ぎ減ってその原型はとどめていない。ここまで使うか・・・

11 件のコメント:

  1. 鴨はゴージャスやね。
    ショットガン使わないから
    上質やね。
    鳥は、嫁も娘も裁けるゾw

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  2. 網猟は傷がないからいいね。
    デビル娘たいしたもんだなw

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  3. 鴨の団子、凄い。
    こういうラブレスいいですね。

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  4. このラブレスは凄いなぁ~
    愛の不毛ではなくて深い愛情を感じる
    鴨は脂が華やかでねぇ~~

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  5. 鴨団子は凄まじかったです。こんなの本当にありなのか?・・・って感じで。

    ここまで使っちゃうのは凄いよね。
    作り手からすれば嬉しい事だけど、反面ここまで使ったんなら新しく買ってよ・・・って思うのかもしれないw

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  6. 二十歳やでw

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  7. おまけにこれ裸婦像付きだしw
    シースとブレードには年季が入っているのに
    ハンドルは綺麗だな


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  8. 団子すげー、圧倒的ですね。
    今冬は僕も鴨をもらってさばいてみる予定です。
    鉄砲で捕った鴨ですが。

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  9. off会に連れて来いw

    かなりくたびれてるけど、ここまで使ってもシースがまだしっかりしてるのがたいしたもんだわ。

    鳥は四足より捌くのがやっかいな感じです。
    何せ毛をむしるだけでも案外大変ですw
    でも野生の鴨は美味いと思いますよ。

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  10. 就職活動やって、ダマして来させるかw

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