2012年2月15日水曜日

ビートルみたいな・・・

このナイフで通算50本目の完成。
3mm厚ATS34でブレイド長は66mm、タガヤサンのハンドル。
作り始めの時点で番号をふっているので、このナイフはNo.049となっている。このところ順番通りに完成していなかったので、番号が飛んでいた。作りかけがあと7本ほど転がっている。
ナイフ作りはじめた頃は、月に2本ぐらいのペースで作ってたが、ここ数年は年間5本程度しか作ってなかった。ヤスリで削って作ってるとなかなか数作る事はできないなぁ・・・






この型は自分にとっての定番で、「小ナイフ」とか「汎用ナイフ」と呼んでいる。
あるベテランナイフメーカーから「フェラーリやランボルギーニーもいいけど、フォルクスワーゲンのビートルみたいなのを作りなさい」と言われた事がある。シンプルでいて実用的なこのモデルが、自分にとっての”ビートル”みたいなナイフだと思ってる。
ハンドルはなるべく薄い作りにして、あえて寸胴な形状として、握り方を選ばない様にしている。
この大きさだとベルトに通さなくても、そのままポケットに入れててもじゃまにならない。
インドアでデスクナイフとしてもいいし、その気になれば鹿や猪を捌く事も出来る。自分が一番気に入ってるモデルだ。



4 件のコメント:

  1. このオリジナルは良い形してる。

    返信削除
  2. カスタムナイフはアイデア50%
    技術が50%で100だとすると、
    ラブレスさんのコピーはアイデアがゼロで、
    そっくり真似ても技術で50%の価値で、
    完全オリジナルは100%であって、
    ラブレスと肩を並べることになるw
    デ

    返信削除
  3. コピーってのも結構難しいものだよ。
    とくにラブレスみたいな完成されたデザインは、細かい所に法則性や意味があったりするので、それをどう解釈するかで違いが出てくる。
    ナイフみたいな人間が五本の指の手で持って使う道具は、使う目的によってその形状はある範囲内の形になっちゃうんじゃないかな。
    だからオリジナルっていっても、なんかしら似た物が他にあったりして、完全に独自ってのはなかなかできないものだと思う。
    あまりオリジナリティーを出そうとすると、どうしても奇抜になって実用性に問題ある場合が多いよな・・・

    返信削除