2012年12月31日月曜日

今年最後の一本

 今年4本目の3incセミスキナーに、最後の刃付けして出来上がり。
 3mm厚のATS34。ハンドルはリネンマイカルタ?
フィッティングはニッケルシルバー。


 4本作ってみたが、ハンドルの厚さやシースの形状を微妙に変えてやってみた。
今回にはハンドルを今までより薄めに作った。
厚めのコロッとしたのもいいし、薄めのもなかなかいい。どれがいいかは、結局は人の好みによるのかもしれない。










ハンドル前端面(ヒルトの前端)はできるだけ薄めに作った方がいいか。
薄くても扁平にならずに、立体感がしっかり出せる程度の厚みにできるといい。兼ね合いがなかなかむずかしい・・・
 シースはなるべく細くなる様にしてみた。
攻めすぎて内側のステッチはギリギリすぎたw
ダブルがいいかシングルステッチがいいか、迷うところだ・・・

同じモデルを何本も作ってると、色々と気が付く事があって面白い。

おまけ。
鍛造暴威ナイフのハンドルは仕上がった。
ありがたい事に、また星山さんが何か彫ってくれる事になった。
早速星山さんちに持っていった。
どんなんなるのか?楽しみだw
星山さん、よろしくです~

3 件のコメント:

  1. 今年の最後にクオリティーの高いセミスキナーが仕上がりましたね。
    ハンドルの厚みについては、とても迷うところですね。
    私も前々回は全体的に薄く仕上げ、前回は全体に厚めに
    仕上げてみましたが、今の目標は、丁度、ものずきさんの
    ダブルヒルト鍛造暴威ナイフの様に薄い処と厚い処に
    メリハリを付けてシェイプしたいと思っています。

    今年一年ありがとうございました。
    来年もまた、宜しくお願いします。

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  2. サイタマのナイフ屋2013/01/01 10:16:00

    当方思うに、wステッチは刺し子の考えと一緒、だからwステッチがgoodかな!

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  3. ハンドルの成形は本当に難しいですね。
    迷った時は思い切って削っちゃうのがいいみたいw
    またショーでお会いするの楽しみにしてます。

    単に縫い合わすためだけでなく、縫い締める事で型崩れ防止の効果もあるって事ですね。
    確かに使ってみるとダブルステッチは丈夫でいいみたいですね。

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