謎の鋼材Xスキナーのシースは数日前にウェットフォームが乾いたので、いつもの様にタレに漬け込んだ。
どれぐらい染込むのか量ってみたら、約26gだった。
4incで比較的大きいサイズなのと、おいらの場合ドブ漬けで、中子にまで染込むまで漬けてしまうので、使う量がちょっと多目なのかもしれない。
タレの固形分は約17%なので、完全に乾燥すると4.4g程度の油脂と蝋分が染込んでいる事になる。
タレが乾燥したら、おいらの場合はラノリンを銀面と床面に薄く塗っている。中側の指がとどかない所はヘラや棒を使って塗る。
タレ漬けだけでもいいのだが、なんとなくやっている。中の床面に塗っておくと、ナイフを抜き差ししても革の粉が出ないで済む。
キリオンの滑る部分は蜜蝋を薄く塗っておくといい。
今の時期は日に干しておくといい色になってくる。
以前は直射日光に晒すのは如何なものか?と思っていたが、色々やってみたが革が劣化する様な事はない様だ。
左がタレ漬け前の鍛造ドロップ用のシースで、右のはいつも使ってる3incセミスキナー。
色はこんな具合に変っていく。
ヌメ革は表面に何も加工してないので傷や汚れが付きやすいが、使っていて経年変化を楽しむのにはいい。
革だって意外と水にも強いから、やっぱりおいらは革のシースが好きだw
やはりレザーシースは良いですね!
返信削除ダブルステッチでストレートな形だと、
先のほうのナカゴが大きくできるので
ポイント保護にも有利そうですね。
HILTS
レザーシースは、この経年変化が楽しみですよね。
返信削除使い込んだシースや手入れのされたシースってシブいし、美しいです。
実用はカイデックスとも思いますが、レザーも実用性は必要十分ですし、何よりも、ラブレススタイルのナイフにはレザーが似合います。
ラブレスポーチはキリオンの大きさでシース自体の幅が決まってしまうので、無理に細くしようとするより、寸胴気味に作ってしまったほうが、おっしゃる様にポイント付近の強度が保てていい様に思います。
返信削除革は使い込んでくと独特の風合いになっていいですね。
カイデックスもいいところがありますが、革も実用で使ってもなかなかいいですよね。
カイデックスとレザーを組み合わせた、これまで見たことがない(個人的にはですが)シースを入手しましたよ。
返信削除カイデックスをレザーで包んだという感じです。
製作者も初めての試みということでしたので、表面のレザーが使い込むとどうなるか楽しみなんですがね。
(機会がありましたらご紹介したいですね)
それどんな物なのか気になりますねw
返信削除カイデックスに革張りしたシースといえば、田邊一寿さんが印象的です。なかなか凝った作りで見事な物でした。