この前のJKGの鍛造教室で作ったドロップが出来上がった。
3.5inc青紙二号積層材、刃厚は約3.5mmで身幅が17mm弱と、いままで作った中ではかなり細身だ。
フラットでこの厚みだと、汎用に使うにはちょっと使い勝手が悪そうだ。しかし狩猟用と割り切れば、これもいいかもしれない。
表と裏で芯金の出方が大きく違ってしまった。
前にも書いたが、うちに戻ってから焼き戻しをしたら、刃が捲くれる様に変形してしまった。反らなかったのが不幸中の幸いかもしれないw
星山さんに作ってもらった押し印を使ってみた。なかなかよさそうだ。今度からシース作る時は使おうw
お茶の葉で染めたブレイドだが、なかなかいい感じだ。
炭素鋼の場合磨かないでざっくり作れるのがいいなw
磨いたってどうせ錆びるから、こんな感じの仕上げでいいのかもしれない。
今回も染めた落ち角をハンドルに使った。
前に黄色と茶色の染料で染めたやつの、いわゆる喧嘩角と言われてる部分を使った。
桐油でオイルフィニッシュする事で艶が出ていい感じに仕上がった。
ブレイドの大きさの割には、ハンドル後端のボリュームがあるので、前半を絞り込んでみた。
コークボトル形状は前に作った鍛造暴威ナイフ以来気に入っている。
ゴッツめのハンドルでも前半部を絞っておくと、意外とゴロゴロせずに取り回しがよくなる。
細身なので小さく見えるが、3.5incあるのでそれなりの大きさがある。
シースはシングルステッチで作るつもりだったのを、途中から無理くりダブルステッチにした。そのため内側のステッチは裏側からベルトループの際を沿う様に菱目をあけたので、ちょっと妙な縫い目になってしまったw
去年の鍛造教室 で作ったスキナーもそうだったが、成り行き任せで作るのも結構楽しいものだ。
途中あれこれ考えて現物あわせで作ると、意外と面白い物が出来たりする。
思えば去年の鍛造教室行ってなかったら、落ち角染めたハンドルなんてのも考えつかなかったかもしれない。
ちょっと切っ先付近のカーブが小さくて狩猟用には微妙かもしれないが、今度の猟期に使ってみよう。
鍛造スキナーは今一だったけど、このドロップはいい刃が付いた。炭素鋼もなかなかいいなw
バラしたあとの錆には注意やね
返信削除デ
錆びたら研いじゃえばいいわなw
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