ものずきな人?・・・

鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2017年12月17日日曜日

HAP40の包丁を見てみた

 HAP40の包丁研いでみた。
なんだか砥石の掛かりが悪い・・・
硬いのか耐摩耗性がよすぎるのか・・・両方って感じだな。
1000番→5000番→12000番と掛ける。

刃先の一部だけちょっとエッチングして、顕微鏡で観察してみた。
 研磨が今一なのと平面でないのでちっと分かりにくいが、まあ炭化物の様子だけは知る事が出来た。
600倍で横幅がちょうど100μm。
思ったより炭化物は細かかった。見えるのは概ね3μm前後の大きさの様だ。粉末鋼である事は間違いないな。
やや不規則な形をしているが、ナイフや包丁に使うには悪くなさそうだ。
ついでに刃先も観察してみた。
12000番の前の目が結構残ってる感じ・・・
かなり硬い感じがするし、見たところ粘りは少ない感じがする。
あまり雑な用途には向かないかもしれないが、包丁の様に無理な使い方をしない用途にはいいのかもしれない。
今度もうちょっと磨いて、エッチングも工夫して見直してみよう。基地の結晶粒も見れればいいのだが・・・
マトリックスアイダ行ったら、銀座のショーの案内もらった。
来年2月11日らしい。
行けるかな・・・

2017年12月11日月曜日

研がなきゃ切れない

 昨日の猟も天気がよかった。
今回も勢子をやった。いつもは猟場の下から入る組だったが、今回は上から入る組に加わった。
猟場の上の方は薄く雪が積もっていた。
入ってすぐのところから獲物の足跡は無数にあった。途中でも犬が鹿を追っていったが、どうもタツマの方には向かわずに山の下の方に行ってしまったらしい。
タツマに近くなってくると、足跡は少なくなってきた。獲物の気配はない・・・
そんな中で今までに見た事ない足跡を見た。肉球があるが犬にしては妙に大きい。
何だろか?と無線で報告すると、熊じゃないのか?と言ってきた・・・子熊か?
つけてみたが雪が途中で無くなって、何処に行ったかは分からなくなった・・・
今日は駄目かいな・・・と思っていたら、タツマの方で鹿が獲れたと聞こえてくる。
この日は鹿二頭獲れた。
現場で解体して回収したので、解体小屋に戻ってからは枝肉から骨を抜いて、肉を切り分ける程度だった。
猟仲間が切れないナイフで難儀していたので、見兼ねて自分のナイフを貸してみた。
凄いよく切れる!と驚いていた。ちゃんと研いであれば切れるんですよ・・・
ナイフは研いで使いましょうw

2017年12月9日土曜日

セミスキナー二本出来上がり

 猟仲間と知人からのご依頼だったセミスキナーが二本出来上がった。
刃長90㎜、全長200㎜のATS34。
ブラックキャンバスハンドルの方は鋼材厚が4.2㎜の物を3.3㎜にブレイドを抜いてあり、タンリネンの方は3.5㎜厚を3.0㎜にしている。
外形はHILTSさん から貰った3.5incセミスキナーのデザイン画をもとにした。
自分はデザインセンスが今一なので、HILTSさんから貰ったデザイン画にはとても助かってるw
 ハンドルスペーサーはタンリネンの方は赤色の物を使ったが、ブラックキャンバスの方はやや薄目のエビ茶色の物を使った。
エビ茶色スペーサーは、あひるさんから貰ったものだった。渋めの色合いがいいねw

セミスキナーは研ぎやすいし、猟以外にも日常で使うにはいいデザインのナイフだ。
3.5incあれば鹿猪の解体には十分だし、日常使うにも大きすぎずいいと思う。

さて納品がてら猟に出掛けますかね。気に入ってもらえるといいけども・・・

2017年12月4日月曜日

中ってた?

昨日の出猟もいい天気だった。
今回も勢子をやった。
まだ雪もなく獲物の足跡もはっきりしない。
それほど獲物の行き来してる気配はないが、所々猪の寝屋やほじくった跡はあった。
タツマ近くまで来て、猟場の下側を攻める自分も含めた勢子3人が集まって、攻めてく方向を確認して三方に別れる。
別れ際に勢子の一人が爆竹を鳴らしたら、自分の行こうとする方向を雌鹿が右側から飛び出してきた。
50mちょっとあったか。レミントン870のスライドを送って12番のスラッグを薬室に込める。落ち着いて狙うと、照星と照門が鹿に合った。
これならいける!と思って引き金を引くが、鹿は左に飛んでいく。
二の矢は9粒のバックショットを掛けた・・・止まらないw
最後は白いお尻にスラッグを撃ったが、鹿はそのまま行ってしまった・・・
撃った場所を見に行ったが、足跡も定かでなく血も落ちてる様には見えなかった。
さらに進んで行くと、上の方を攻めてる勢子長が「血が二滴落ちてるぞ」と言ってきた。ちょっと見てくると戻っていったところで「こんなとこで鹿がしゃがんでた!」と無線が入る。鹿は飛び出してワンコに追われてタツマの方に向かったらしい。
「犬が絡んでたら近くの人飛んで行ってよ!」と聞こえるが、飛んできたいのは山々だけどこの険しさじゃ無理ですがな・・・
そうこうしてるうち鹿はタツマの方に出て、凄腕のライフルマンに仕留められた。
しかしまだ鹿は息があり、ワンコにかじられながらピーピー鳴いている。
慌てて谷底まで下りていくと二匹のワンコが興奮して鹿を取り巻いていた。鹿はまだ首を振っている。
鍛造ボウイナイフを抜いて鹿の首に突き立てた。鮮血が流れて鹿の目から徐々に光がなくなった・・・って表現がよくあるが、これって本当だった。最後まで生きようとする獣の生命力は凄いもんだ・・・
中くらいの雌鹿だった。
状況からして、どうやら自分が撃ったのが半矢になっていたらしい。
右後ろ脚の腿の辺りにバックショットが中った様な跡があった。しかし撃ったのは左側になるはずなんだが・・・何でだろ?
まだ雪もなく引きずってくのも大変なので、現場で解体して回収した。
この日は鹿二頭獲れた。


 猟仲間が包丁研いでと持ってきた。
見覚えのある作りだなと思ってよく見たら、鍛造の加藤さんの包丁だった。
何気にいい物持ってるなw

前日完成したRWL34のドロップ使ってみた。
インプルーヴドもいいけど、コンベンジョナルなハンドルもなかなかいい。
今猟期はRWL34の二本のドロップをテストのつもりで使ってみる。
なかなかよさそうな鋼材だ・・・

2017年12月2日土曜日

急遽完成

土曜でちっと仕事が暇だったので、急遽RWL34のドロップを仕上げた。
仕上げといっても刃を付けただけだが・・・
刃長90㎜、全長200㎜、3.3mm厚を実質2.9㎜に削り抜いてある。

ハンドルは白骨化した鹿角。
模様は全て削ってしまっている。
エポキシを充填してあるが、側面には髄が結構出ている。
これも模様と思えば、案外こんなのもありかもしれない。
普通のフルタング構造から比べるとかなり軽い。重心はヒルトのちょっと後ろぐらいで、普通のモデルとあまり変わらない。

リカーブ気味の頭でっかちなドロップに作った。ドロップって本来こうあるべきなんじゃないかと思えてきた。
但し砥石を使って手で研ぐにはやりにくい。
セミスキナーなんかは刃元からポイントにかけて一気に研げるが、ドロップの場合はやりにくいので刃元とカーブ部からポイントとで二段に分けて研いでる。

まだ乾燥が完全でないのもあるが、ちっとタレが濃すぎた感がある。調整しないといけないな・・・
タレは革の風合いを保つ事を主眼に作ったものだが、油分と蝋分を均一に染込ますので防水性もいい。
微量に入れてる松脂か蜜蝋の抗菌作用か分からないが、カビも生えた事がない。
今年に入って3本目の完成だった。
今使ってるインプルーヴドハンドルの方は高温焼き戻しだったが、今度のは低温焼き戻しで熱処理してある。
RWL34はどちらの条件がいいのか分からないが、使ってみてその違いを確認してみたい。
硬さがちょっと高いので、研いだ感触は結構硬く感じたが研ぎにくい感じはない。
高温焼き戻しは結構靭性が高い事が分かったが、今度のはどの程度なのか楽しみだ。

2017年12月1日金曜日

作れてないけど

このところナイフ作りは捗ってない・・・
猟期が始まったってのもあるが、本業の方がちっと忙しい・・・ってのもあった。
機械を使う様になってかなり楽に作れる様になったが、現状では製作本数を上げるまでには至ってない。まあちょうどいいのかもしれないなw








完全に手作業で削ってた物と区別するために、機械を使って削った物にはファイルサイドのリカッソに番号を振る事にしてた。
番号は外形削って作り始めに振っているので完成順にはなってない。
今まではシースに書いていたが、使ってるうちに消えてしまう事があるので、本体の方に書いておいた方がいいだろう。

 バラしたエンジン部品に識別符号をつけるために持ってた振動ペンを使っていたが、50Hzだと振動数が少なくて書いた文字は今一だった。
 セール中の工具屋行ったら、ちょうどよさそうなのあったから買ってきた。
13000bpmとなってるから、50Hzの交流よりは振動数が多くてよさそうだ。

あ~、これは書きやすくていいやw
問題は字が下手な事だな・・・

2017年11月28日火曜日

タレ作る

 猟期始まって気忙しくなって、ナイフ作りは捗らない。
しかし少しづつはやっていた。
途中までシース作りを書いていたが、実はもうウェットフォームは終わっていた。(途中省略w)
仕上げのタレ漬けをやれば作業は終わりなのだが、タレは残り少なくなっていた。
久しぶりにタレを作る事にした。

 材料を残り少なくなったタレの瓶に突っ込んで・・・

 湯煎してよく溶かす・・・

 シースを漬ける・・・

4本分終了。
後は乾くの待つだけ~

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