鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2012年6月25日月曜日

お知らせ

今年の夏も恒例のoff会やります。
8月4~5日で場所はここ。
2009年の様子
2010年の様子
2011年の様子
適当に集まって適当に解散みたいな、とくに決まりごともないゆるい集まりです。
はじめての参加でも刃物好きなら大丈夫・・・多分・・・w

なかなか埼玉からだと遠いのだが、妙な仲間達に会いに行くのは楽しみだったりする。
こんな機会でもなければ、関西方面は滅多に行こうと思う所でもないしなw

予定は未定で変更もあるかもしれないので、この辺を参照くだされ。

また謎の瓶詰めを作った。
ちと早いが7月中は忙しそうなので、やれるうちにやっておく。
多分今回も大丈夫だろう・・・・大丈夫だよな・・・








2012年6月24日日曜日

ネタもないので・・・

今回はネタがないので、ここ数日やった事をうpしてみる。

随分前に熱処理が終わってたR2の小ナイフ。
積層の皮金が熱処理後でも結構柔らかくて、いつもの様に磨いても意味がない様な気がしてきた。
柔らかいので使ってると皮金に傷が付きやすい。
エッチングしようかと一瞬思ったが、やっぱりやめてサンドブラストをかけてみた。ガラスビーズでやった。
あまりはっきりとは模様は出ないが、これも案外いいかもしれない。








小ナイフの別バージョンで、セミスキナーブレイドのを作ってみる事にした。
2.5inc、2.5mm厚のR2。
タングの熔接部が焼が入っていて、切り出すのにえらく苦労した・・・











3incセミスキナーは、細かい所を修正しながらハンドルの研磨中。
ここまでできれば、次の猟期には間に合いそうだな・・・


















ついでだから工場長も貼っとく。

2012年6月20日水曜日

塩麹できた

ほとんど常温でほっぽらかしだったが、一応塩麹は出来たみたいだ。
そのまま舐めてみると、ただしょっぱいだけに感じる。












ゴムの様に硬くてどうしたものかと思っていた猪肉で試してみる事にする。
先ずは解凍して薄切りにする。












塩麹に漬け込む。














一晩置いたのを焼いてみた。
塩麹に漬けた以外は味付けはしていないが、味噌漬けみたいな感じに焼けた。
あのゴムみたいに硬かった猪肉が柔らかくなって、普通(?)に食える様になったw
塩加減はちょうどよく、少し甘味があった。なかなか美味い。
味噌漬けに近い感じではあるが、味噌臭さがなくあっさりしている。
調味料としては味噌や醤油に近いものではあるが、味噌臭さとか醤油臭さというものがなく、あっさりした感じが面白い。
麹による酵素が肉を柔らかくするのだろうが、使い方しだいでなかなか便利なのかもしれない。





おまけ。
じゅんは今日で11歳になった。
相変らず気難しい箱入娘(おばちゃん?)だが、まだまだ元気だ。
今日も猫パンチの切れはいいぜw

2012年6月17日日曜日

もう一丁貰った・・・

ひょんな事から銃をもう一丁入手した。
410番ウィンチェスターのレバーアクション銃。
「処分するんだけど、使うならあげるよ~」と声が掛かった。

当初はレミントンの870で十分と思っていたので、さらに銃を持つつもりはなかったが、レバーアクションを見てしまったらどうしても欲しくなってしまった。
自動やボルト銃だったら譲ってもらおうとは思わなかっただろう・・・






精度や信頼性の点ではボルトアクションが一番だろう。
機構が複雑なレバーアクションはその点で不利な銃だ。
だがこの機構がなかなか面白い。レバーを動かして排莢・装填を行うギミックがいいw

1894年にはこの銃のもとになったモデルはあったそうだ。100年以上も前の設計で、いまだにこの手のレバーアクション銃が作られてるのに驚く。
ライフル改造の410番銃でなく、もともと410番散弾銃として作られたモデルで、「M9410」というらしい。




撃鉄が外に付いてるのがまたいい。リボルバーの様に親指で引きおこす事ができる。使い方によっては便利かもしれない。(良い使い方ではないが・・・)

ニス仕上げで押し型のチェッカーリングの870と違って、先台と銃床はオイルフィニッシュのウォールナットで、チェッカーリングもちゃんと彫ってできてる。
12番のレミントン870がV8エンジンのシボレーだとしたら、このウィンチェスターは空冷のポルシェ的(?)な感じだ。






もともとオフセットマウントに別のスコープが付いていたが、これは下取りに行ってしまって、シカゴゼロインで買ってきたニコンの3.5-10×50のスコープを取り付けた。
加須市の豊和精機製作所でセンターマウントに変えてもらって、サイトイン調整もやってもらった。職人技を見せてくれて、その上格安料金だったのが嬉しいw

銃の大きさの割りに、ちょっとスコープがでかすぎたか・・・







奇しくもアメリカを代表する銃器メーカー二社の銃を持つ事になった。

870と比べると一回り小さくて軽い。
「勢子鉄砲にいいんじゃないか?」といわれるが、その場合はスコープが邪魔な様な気がする。タツマならいいか?









12番と410番では、弾の大きさがこんなに違う。
ウィンチェスターは射撃専用に使うつもり。
12番は反動がきついから、練習には410番の方がよさそうだ。












早速撃ちに行って来た。
12番と比べるとはるかに反動が少ない。
あらかじめサイト調整をしてもらっていたので、最終調整が楽だった。
台に固定しての射撃だが、50mで165mmの標的になんとなく中る様になった。
6発撃って5発は黒丸に入ったw
台に固定していても、たまに1発だけとんでもなく外れる事があった。微妙に肩付けや頬付けが甘くなると外れる様だ。基本定な事はしっかりやらないとだめだな・・・

2012年6月16日土曜日

一眼いいな・・・

先々週に引き続き、友人に連れられ蛍を見に行ってきた。
今回は友人の一眼レフカメラを借りて撮ってみた。

先ずは、この前のヒメボタルの場所とちょっと違う所で、出はじめのゲンジボタルを見る。
まだそれほど多くはないが、結構な数が飛び回っていた。
ヒメボタルは点滅の歯切れがよかったが、ゲンジボタルはボワ~ンボワ~ンとゆっくりと光が点滅する。
色もヒメボタルが赤っぽいのに対し、青っぽく見える。
光の強さはヒメボタルがムギ球だとしたら、ゲンジボタルは豆球ぐらいな感じか。
ゲンジボタルは結構高くまで飛ぶので、周りが暗くて一つしか飛んでなかったらヒトダマに見えるかもしれない。
この前のヒメボタルの場所に行ってみる。
今回は数が大分少なくなっていたが、それでも結構な数が見られた。
こちらはそろそろヒメボタルが終わって、時期にゲンジボタルにかわる様だ。草陰の所々にゲンジボタルの幼虫が隠れていた。幼虫も光っていた。
地面の所々に力尽きたヒメボタルが落ちていたが、驚く事に死んでもまだ光続けていた。ただし点滅はせずに、弱々しくただ光っている。どうやら生きている間は点滅させる事ができる様だ。
亡骸を地蜘蛛に食われながらも、まだ光り続けている様はちょっとシュールだったな・・・



何世代前かの一眼レフらしいが、コンデジとは比べ物にならないw
3分とか5分露出してもちゃんと写るから面白い。
やっぱり一眼いいな・・・

2012年6月12日火曜日

ハンドル成形

ここ数日ちびちび作業のを、まとめてうpしてみる。

先ずはヒルトの形状を加工する。











ヒルトを取り付ける。
接着剤を塗布してピンをかしめる。












ハンドルはマイカルタを使う事にした。
意外と平面が出てないので、接着面を100番の耐水ペーパーで空研ぎで研磨。
隅がダレやすいので、板取は大きめにした方がいい。
ちょっと大き目の特価のマイカルタだった。贅沢だがこのまま使う。









ヒルトの傾き分を罫書いて切る。
万力に挟める様に、反対側も平行になる様に切っておく。











ヒルトとの接触面を削って仕上る。
現物合わせをしながら、隙間が出来ない様に少しづつ摺り合せる。
光にかざして隙間がないか注意して見る。










接着する。
タングの接触面がずれて隙間が出来ない様に、万力で固定する。











ハンドル外形を切る。
木工用電動糸鋸があるので、これを使ってる。ボール盤以外で唯一の電動工具w
















もう片方のハンドルを付ける前に、忘れずに穴あけをやっとく様にw












ハンドルが付いたら、外形を大雑把に削ってから、基準面を作るために等高線を罫書いておく。
テーパータングなので、厚さの差分の板をお尻に敷いて平行を出す。










ファスナーボルトとパイプを取り付ける。
いつもはスーパーXを塗布していたが、気分で瞬間接着剤を使ってみた。急いでやらないといけないから、ちょっと厄介だな・・・










基準面を削り出す。
さすがに目分量で削っていって、左右対称に作れるほど器用ではないw











少しづつ角を取っていく。
残すところは残して、削るべきところを削る。












ハンドルの荒削り終了。

ハンドルの成形はいつも悩む。
削りすぎるのを恐れていると、厚ぼったく野暮ったい感じになってしまう。どちらかというと削りすぎるぐらいに、大胆に削った方がいいのかもしれない。
ラブレスが絶対的な理想だとは思わないけど、ラブレスのあの大胆な削りは憧れだ。
なかなか真似できないけどさ・・・w

2012年6月5日火曜日

塩麹を作ってみる

先週まで味噌を仕込んでいたが、大豆が切れて一段落したので、最後のつもりで塩麹を作ってみる事にした。
7合の米を蒸かして5日かけて米麹を作った。
今回の出来は今までで一番良かった。
途中切り返し(かき混ぜ)を行わなかったのと、水分を適度に飛ばした事がよかったみたいだ。温度は30~36℃ぐらいの間で推移していた。
2月の中ぐらいから毎週の様に麹作りをやっていたが、今ぐらいの暑くもなく寒くもない時期が、麹作りには一番いい様に思った。




出来上がった麹は約1.1kgだった。
先ずは赤穂の天塩350gと混ぜる。












ビンに移しておいしい水を1ℓほど入れて、ひたひたにしてかき混ぜる。
このまま何日か置いとくと出来るらしい。
要は大豆なしの味噌みたいなものか?
さてうまく出来るんだろか・・・

2012年6月4日月曜日

やっぱり柔らかいな

ネームプレートの製作。
前回、真鍮は叩き締めた方がいいと、片山さんからアドバイスがあった。
ハンマーで引っ叩いても、今一どの程度叩けばいいのか分らない。
うちには油圧プレスがあるので、これでプレスしてみた。どの程度まで圧縮できるのだろう?と思って、目一杯圧力を掛けたら、200kgf/cm^2をちょっと超えたところで粉々に砕け散ったw
やはり真鍮は柔らかいな・・・
気を取り直してもう一度切り出して、150kgf/cm^2程度まで圧縮した。







蟻溝状に加工して嵌め込む。
念のため接着剤を塗布して叩き込む。
隙間ができない様に、ポンチで回りを潰しておく。













余計な部分を削り落として出来上がり。
ブレイド仕上げてからやったけど、よく考えたら仕上げの研磨前にやるべき事だったな・・・
まあ、うまく出来ればどっちでもいいかw

2012年6月3日日曜日

蛍が沢山!

友人に誘われて蛍を見に行ってきた。
場所は秩父市内に割りと近い畑の中。
ヒメボタルという種類らしく、今の時期に見れるらしい。
大きさは5mm程度で、ちょうどコメツキムシを小さくした様な形だった。
畑や周囲の森の草むらに一面に、もの凄い数の光の点滅が見れた。こんなに蛍を見たのは初めてだw
光の色は電球色に近く、パッパッパと歯切れよく点滅している。一秒あたり2~3回程度の周期で、どの蛍もほとんど同期して点滅していて不思議な感じだった。

忘れ去られていた蛍が、近年になって復活しているらしい。
この辺りの畑はかつて水田だった様だ。稲作をやっていた頃は、農薬の影響で蛍は姿を消していたが、減反などにより稲作が行われなくなってから戻ってきたのかもしれない。
まだ知る人ぞ知るという感じで、蛍がこれほど見れる事は知れ渡ってはない様だ。

コンデジで写真を撮ってみたが、うまく写らないな・・・
満月に近い夜だったが、曇っていたのでちょうどよかった。蛍を見るには曇りの湿度が多い日がいいらしい。
日が暮れると出始めて、12時から1時ぐらいがピークだったか。
これから先はゲンジやヘイケボタルが出はじめてきて、6月中は楽しめるという。
いいもの見れた~

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