鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2010年2月8日月曜日

鹿獲りに行った

日曜日に猟に連れて行ってもらった。
最初はとんでもない山奥に猟場があるのかと思っていたが、実際は集落の裏山のちょっと奥に入っていった感じの所で意外だった。里山の奥の方と言った所か。
詳しい地図を見てないので分らなかったが、猟場の範囲はおそらく2~3km四方ぐらいだったのではないだろうか。総勢十数名が五人程度の班に分かれ、追いたて役と待ち伏せ役になって猟場の各地に配置する。
山中は雪が積もり、さながら雪中行軍の様だった。
さすがにえらく寒く堪らんので、猟の最中は車に戻ってうたた寝していたw。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しばらくしてから「上がって来~い」と声がかかったので行ってみる。おいらには獲った獲物の回収要員という任務が課せられていた。
獲物を回収に向かうと、途中に猪がたたずんでいた。10mぐらいにまで近づいて気が付いたのだから驚いたw。
「鉄砲置いてきちまった~!」
「んじゃ見張ってるよ!」
って事で、おいらと猪はにらめっこ状態になってしまった・・・
数分後、銃を取って戻るまで来てくれるまで冷や汗ものだったw。
 
 
 
 
 
 
 
今回は鹿と猪が結構獲れた。熊も獲れる事があるらしい。
獲物はワイヤーとロープでくくって、雪の上を引いて下ろして行く。雪があるのでまだいいが、それでも大変な重労働。まさに「ファイト~、一発!!」の感じだw。
獲物を回収したら車で運び、秘密基地?の様な場所で解体する。
最近気に入ってるZDPのカリン瘤の小ナイフで、おいらも猪の解体を手伝わしてもらった。
解体をやってみて思ったのは、やはり大きなナイフは必要ないと言う事。あってもせいぜい5incぐらいまでじゃないと、大きすぎて使いにくいと思われる。3incぐらいで十分丸一頭を解体できる。
猪や鹿の様に皮の利用価値がなく廃棄してしまう場合は、ポイントの鈍いスキニング用のナイフは必要なく、緩いエッジカーブでポイントの鋭いブレイドの方が使い易い様に感じた。皮の剥きはじめや関節をはずすには、ある程度ポイントが鋭い方が使い易い。
肉を切るのだとフラットもホローもコンベックスも、どれも切味大きな違いは無い様に思われた。タッチアップのしやすさからいくと、ホローが使い易いのだろう。
 
しかし、研ぎ減ってすっかり形の変わってしまったラブレスから、鋸刃を折って作った自作ナイフまで、実に様々なナイフを皆さん使っていた。結局「こうでなければならない」なんてのは無く、自分が気に入ればそれでいいのだろう。

10 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

そいつぁ・・・・・

興味津々

お気に入りが一番っすね、やっぱ

ものずき さんのコメント...

「こんなもんでいいんだよ」ってねw
使い様でどうにでもなったりするもんね。

匿名 さんのコメント...

そこで這人
しかし獲れたねぇ。好かったがな。

ものずき さんのコメント...

こんなに獲れるとは思わんかったw
いいとき連れてってもらって、ほんと運が良かった。

ナイフ小僧 さんのコメント...

すごい!ナイフショーに顔を出さなかったからどうしてるのかと気になっていたんですが、こんなすごい経験してたんですね!うらやましい・・・

koe さんのコメント...

そろそろ狩猟免許と銃の免許
取る気になったかな?

実銃は安いから頑張ってください

ものずき さんのコメント...

小僧さんも誘ってこうって言ってたんだけど、ナイフショーと重なってた。
なにせ急な話だったので申し訳ない・・・orz

鉄砲撃つのも面白そうだけど、おいらは回収&解体要員でいいやw

匿名 さんのコメント...

砥ぎ減りして変形しまくりの
愛の不毛に、激しく興味がある

見てみたいものだなぁ~

ものずき さんのコメント...

写真撮らしえもらうのわすれた・・・残念。

ものずき さんのコメント...
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