野暮用で一日出かけていてネタはなし。
最近知ったのだがこのブログは何故かナイフネタより、生ハムや燻製ネタとストーブネタ目当てに見に来る人が多いらしい。・・・orz
折角だからむかし作った廃油ストーブでもネタにしてみる。時期的にちょうどいいかw
もっとも、今年はなかなか寒くならないな・・・構造はオールドタイマーって自動車(錆取り?)雑誌に載ってたのを参考にした。
一次燃焼室は拾った2kgプロパンボンベで、二次燃焼室は外形φ80mm長さ約900mmのエキパイのスクラップに、226個のφ4mmの穴を開て作った。
エンジンオイルや天ぷら油を燃やす事ができ、煙は着火の時に僅かに出るが、運転中はほとんど出なかった。
投入できる油量は1.5ℓある。毎時0.7リットル燃える。石油ストーブの感覚からすると、えらく消費量が多い。廃油なので燃費は気にする必要がほとんどなかったw
燃費の分、暖房能力は抜群だ。
調子がいいと二次燃焼室が真っ赤に焼けて怖いぐらいだった。
燃料調整器も作って、1号機は秘密基地で3シーズンほど使った。
薪ストーブと違って煙突のドラフトはあまり気にする必要もなく、横引きの長い高さの無い物で十分使えたが、ステン(クロム系の410?)の煙突が腐れて使うのをやめてしまった。
煙は出ないのだが、排ガス中の酸性ガスが多かった様だ。燃焼温度が高すぎて窒素酸化物のせいだったのか、オイルに含まれる添加剤の問題だったのだろうか・・・
そこで一次燃焼室を必要最小限の大きさで作ったのが2号機だった。
一次燃焼室は100mm径の消火器を利用した。
二次燃焼室はこの時はもうエキパイが無かったので、1mm鉄板(spcc)をφ80mmに丸めて長さ450mmのパイプを2本作った。これにそれぞれφ4mmの穴を110個あけた。
二次燃焼室の中間は拾ってきた灯油ストーブの燃焼筒の耐熱ガラスを嵌め込んだ。燃焼状態が見れて面白かったが、しばらくすると煤けて役に立たなかったw
一次燃焼室の大きさは、このぐらいの大きさがちょうどよい様だ。なるべく容量を小さくして、流量調整器を使って燃料を供給した方が安全上好ましい。
20ℓのペール缶2個使っている。
下の缶が一次燃焼室で、一次空気取入口にΦ15mmの穴を2個あけてある。
上の缶が二次燃焼室で、蓋にΦ100mmの煙突を取付けて、底板にΦ78mmの穴を開けて側面にも二次空気取入口としてΦ15mmの穴を16個開けて一次燃焼室の缶に重ねただけ。
簡単な作りだが、こんなのでもちゃんと燃える。ただしたまに逆火するのが難点だったw
災害時などの非常用にはいいかもしれない。
廃油ストーブは着火しにくいとはいえ、石油にかわりないので取扱は注意が必要だ。
廃油ストーブは着火しにくいとはいえ、石油にかわりないので取扱は注意が必要だ。
オイルによっては添加剤によりダイオキシンの発生の可能性もある。もっとも燃焼温度が高いので、その心配はほとんど無いと思われるが、ギヤ油は使わない方がいいかもしれない。
可能ならば天ぷら油を使うのがいい。植物由来なので炭酸ガス排出抑制にもなっていいかもしれない。
何よりも燃焼中天ぷらの匂いがしていいんだよなw
2 件のコメント:
パルスジェット式ストーブ希望
ペール缶のやつがそれに近いかもしれない。
逆火した時が凄いだよw
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