ナイフ趣味や刀剣趣味をごちゃ混ぜにした異色の会合だが、今回で4回目になる。
主催の片山重恒さんによる、刀の鑑賞法の説明。
はるばる岡山からお疲れ様です。
刀剣の展示。
刀はなかなか見る機会がないが、ここでは手に取って見る事ができる。
途中入れ替えがあったから、結構な本数があった。
エバンゲリオンってよくは知らないのだが、そのキャラクターを透かし彫りした短刀・・・
彫ったのは片山さん。
聞いた話じゃ登録書には「女体彫りあり」と記載」されてるらしい・・・
なんだか色々・・・
右上にある赤い鞘が女体透かし彫り短刀の拵えらしい。
上の画の赤い鞘の下にあるボウイナイフ(?)。
女体透かし彫りの試作らしい・・・
ナイフ自体はドラさんの作品。
女体透かし彫り短刀の拵えは、本物の日本刀(?)と同じ様に、伝統的技法と素材でできてるらしい。
ロゴは印刷の転写なのかと思ったら、なんと漆で手書きしてあったw
そんなとこまでこだわるか・・・
妙な物の中ではこれが一番凄かった・・・
南蛮鉄?を彫った物で、幕末ぐらいの作品じゃないかとの事。
いったいどうやって彫ったんだ?
平和な時代で余程暇じゃないとできないな・・・
刀の鍔ってなんかいいな・・・
これも妙なものだった。
板に貼ったエイの革で、これ自体を壁などに掛けて装飾品としていたらしい。
相当でっかいエイだったんだろな・・・
根本朋之さんの展示。
作風変わったな・・・ってわけじゃなく、売れちゃって在庫がなかったから、コレクションの民族刃物を持ってきたとの事。
アフリカの方の物らしいが、一見しただけでは何に使うのか分からない。
根元さんのナイフと黒崎さん?の鍛造ナイフ。
今年は材木のチョッピングができなかったのが残念w
こちらもコレクターの方の展示。
今年は加藤さんの鍛造ナイフで統一。
鍛造ナイフもいいな・・・
二部幸夫さんの展示。
和風テイストの存在感あるナイフを作る二部さんだが、毎回自分の作品以外に面白い(妙な?)物を持ってきてくれる。
かなり古そうな手斧や鉈が、なんだかよかった。何に使ってたんだろか?
どこから手に入れたのか、日刀保の玉鋼もあった。溶岩みたいだなw
星山文隆さんの展示。
ナイフメーカーってよりエングレーバーになってしまったかの様な星山さん。
最近作るナイフはフォールディングナイフが多い様だ。シースナイフより彫る部分が多くていいそうだ。
エングレーブは始めて二年ほどしか経っていないそうだが、ほとんど独学でここまで出来る様になったのだから凄い。
小池憲夫さんの展示。
クロンクのでっかいレプリカナイフなんかを作ってた小池さんだが、最近星山さんから教わって(そそのかされて?)エングレーブをやりはじめた。
ロールアップヒルトのフォールディングナイフを作るくらいだから、かなり器用なのだろう。エングレーブの上達も早そうだ。星山さんの教え方も上手いのかなw
あ、ここまで書いて思い出したが、おいらの展示と大沼さんの彫金の展示を撮っておくの忘れてた・・・大沼さん、ごめんねw
高本龍雄さんの展示。
ラブレスタイプを基にした実用ナイフで定評のあるメーカーだ。
実用一点張りではなく、なかなか洒落た作りや丁寧な仕上がりがいい。
布袋竹をハンドルに使ったナイフがよかった。今度まねしてみようw
中里友之さんの展示。
この前の銀座ブレイドショーに展示テーブル枠で参加されて、最近本格的にナイフメーカーになられた方。
福田正孝さんに教わっているそうで、なかなか意欲的に製作されている。
やはり上手い人から習うと上達は早い。
五十嵐盛人さんの展示。
釣り用の小さめのナイフを得意として、ラブレススタイルからタクティカルナイフまで色々作るメーカーだが、半年ほど前からフォールディングナイフをやりはじめたそうだ。
この前のJKGのショーでは、まだバラバラ状態だった豆サイズ多徳ナイフが完成していた。
これがなかなかの出来栄えだった。
缶切りが使えるもうちょっと大きいサイズ(フルサイズ?)だったら欲しいなw
ブログつながりのシンヤさんの展示。
まだ学生さんとの事だが、意欲的に作られてるのが大したものだ。
これからもっと色々な人から教えてもらって、それを生かせばさらに伸びると思う。
まだ若いから、これからも続けていってほしいものだ。ナイフメーカーは高齢化してきてるからなw
荒川知芳さんの展示。
去年の銀座の一回目の展示テーブル枠で出てからナイフメーカーになった荒川さんだが、その上達振りは目を見張るものがある。
次の銀座ブレイドショーでは、右上のペーパーナイフがポスターに使われるそうだ。
太っ腹な事に、製作途中のブレイド4本(熱処理済み)をジャンケン大会の景品に提供してくださった!!
同人誌の展示があった。
いろんなナイフをひたすら使ったレポやナイフメーカーの工房訪問記など、スポンサーがないので勝手気まま(?)に書いてあるそうだ。
コミケで売ってるのか・・・?
コレクターの方の小刀の展示。
えらい数だな・・・
その奥には別のコレクターの方が持ってきた鉄砲がある。
無可動銃かと思ったら・・・
先込めだから火縄銃と同じ扱いなんだろうか?
刀の押し型の展示。
外形や中子は石刷りで写す様だが、刃紋は手で書くらしい。
根気の要る仕事だな・・・
押し型の体験教室?
黒い蝋石の様な物で刷っていた。何かと思ったら墨と蝋を練って作った物らしい。
中子だけ写すなら、なかなか面白そうだ。
こんな感じに写し取れるのか・・・
鑑賞会が終わったら、お楽しみの懇親会。
謎の瓶詰めは結局当日に持参してった・・・クソ重かった・・・
瓶詰めは大したもので、大人二人掛りでもなかなか蓋が開かないw
ちなみに瓶詰めの正体は鹿肉シチューでした。
なかなか好評だったのでよかったw
今年は総勢34人集まったそうだ。
土曜日開催だったので、毎年出てたが今年は来れなかった人もいた様だ。
その分初めて参加する人もいて、例年と参加人数はあまり変らなかったのかな。
会費がちょっと安くなって3500円だったのは嬉しい。
懇親会は料理と飲物が沢山用意されてるので、飲み会だと思えばリーズナブルだw
ナイフショーとはちょっと違って、妙な集まりではあるがなかなか面白い会だと思う。
片山さんには是非とも今後も続けてほしい。(片山さん、お疲れ様でした。)
今年参加できなかった人は来年是非ともw
8 件のコメント:
off会お疲れ様でした。
JKGコンテストに出品されてたロールアップものを作られた方も参加だったのですね。会って話をしてみたかったですw
しかし、みなさん器用かつ精力的だ!
ナイフショーとちょっと違った雰囲気で、色々と面白い話が聞けたりします。懇親会で一杯やりながらってのがいいですねw
ナイフだけでも参加出来て良かったw片山氏に感謝w 古川さんにも見て貰えたかな。
女体彫りナイフを見て何と思っただろかなw
ものずきさん、こんばんは。Ben2です。
チョット前に前回、前々回の記事も拝見しました。何か楽しそうなオフ会ですよね。
ナイフショーとは違った雰囲気は伝わって来ます。
先日のナイフショーもですが、人がたくさん居て、なかなか話し掛けるのが難しいです(一応小心者なので…σ(^_^;))。会場もワサワサしてるから大声になっちゃいますね。
オフ会の方、写真で見る様な雰囲気であれば…濃く深い話ができそうですね。
今回は残念ながら旅行が重なってしまいましたが、来年はぜひぜひ出てみたいと思います(^-^)/。
また、何かイベントありましたらご紹介下さいm(_ _)m。
Ben2さん、どうもです~
ナイフショーと違って、皆さん話しかけやすいってのがいいところかもしれないですね。
ナイフメーカー、刀剣の職方、コレクターなど様々な人達が集まるので、聞く話は興味深く面白いです。
来年は是非ともご参加ください!
ワシにはコレクターの気持ちが
まったく解らんw
デ
まあ、楽しみ方は色々あるのさ。
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