鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2013年9月1日日曜日

なんじゃこりゃ・・・

 久しぶりに射撃に連れて行ってもらった。
場所は伊勢原射撃場。
ライフル射場は建物内にあって、射座が二階建てで、100mと50mが出来る。上の階が100m射座になる。まるでゴルフ練習場みたいだ・・・
暗闇の先の標的が電灯で照らされていて、今一狙いにくい。
建屋内という事もあって、なんとなく圧迫感もある。でも反響音は長瀞よりはちっとましか?
 近年改装したばかりという事もあって、クレーの射場はきれいでとても立派だ。
バックストップのそびえ立つコンクリの壁が凄いな・・・
クレーはなぜか結構空いてるみたいだ。
 猟の師匠の息子さんから、作りかけのナイフを預かってきた。
師匠が亡くなるちょっと前に外形を削りだした状態のを見せてもらった覚えがある。
猟のグループ長用に作ってるとの事で、「グループ長は手がでっかいから、試しにこんなの作ってるんだw」と言っていた。
あの時は妙に太っといナイフだな・・・としか印象になかったが、改めて見るとブレイドに穴があいてたりして、「なんじゃこりゃ~!!」的な奇怪な形状に驚いた。
おそらくATS34で厚さは2.5mmほどしかない。ブレイドはほぼフラットでタングはテーパーにはなってない。一応熱処理は終わっている様だ。
グループ長に聞いたら、「鉄板のまんまの持っててもゴミになっちゃうから、どうせなら完成させてくれ」との事。
なんだかまた難しい宿題が一つ増えてしまった・・・
困ったのはハンドルの形状をどうするつもりだったのか。ここまで太いと、厚さの設定が難しい。
榊原さんはたまに妙なものを作っていたが、ここまで異形な物は見た事がない。一体何を考えていたのやら・・・


マトリックスアイダに行って、謎の鋼材Xスキナーに名入れしてきた。
そういやコンテストの時期だが、今年はいいのないから、これでも出してみるかな・・・

8 件のコメント:

スズキ さんのコメント...

榊原さんの遺作、面白い姿ダスナ。!何とかしてやって下さいな!師匠も天国で、さてどう仕上がるか?楽しんで観てるだろうね?!

ものずき さんのコメント...

会うと猟や鉄砲の話ばっかりで、あまりナイフについて教えてもらった事がないんですよ・・・orz
まあ、自分じゃ絶対思いつきそうもない形状だから、作ってみるのも面白いかなぁとw
喜んでもらえる出来になればいいけど・・・

匿名 さんのコメント...

穴が開いていて、極薄となると
切れ味重視やね。
遺作も見ながら作らせてもらったら
エエがな
デ

ものずき さんのコメント...

ベルトグラインダー使ってる人と作り方が違うもんだから、この状態から仕上るのは骨が折れそうだ・・・
この変な形状、どう磨きゃいいんじゃいw

匿名 さんのコメント...

カタチだけ見たらカワイイですね。
とりあえず粘土を盛って試行錯誤とか?!
 HILTS

クロウサギ さんのコメント...

クロウサギです。

昨日はありがとうございました。
楽しい時間を過ごすことができました。

さてさて
榊原さんの手がけられたナイフ、面白いですね。
宿題の仕上がりが楽しみです。

榊原さんのナイフは、インターフレームのシースナイフとフォールディングを持っていますが、フォールディングはアルミフレームで、これも中々見かけない面白いものです。
実用と個性、バランスが妙味なんでしょうね。

あひる さんのコメント...

なんと不思議なナイフ!!
昔、TV通販とかでブレードに穴の開いてる包丁売ってたの思い出しました・・・
それにしてもハンドルの幅が凄い

標的射撃、去年ぐらいから『やってみたいな~』なんて話をカミさんとしてますが、これ以上趣味を増やすと時間が・・・

ものずき さんのコメント...

これ半分ぐらいの大きさで作ると、結構可愛くていいかもしれないですねw
蝋が沢山あったから、これで形状試作やってみようかな・・・

この前はどうもですw
いいもの見れたし楽しかったです。
榊原さんのナイフもお持ちでしたか。さすがいいもの持ってますねw
榊原さんはあまり作らないメーカーでしたが、ちょっと違った面白いものをよく作ってましたね。

穴あき包丁はよく秋葉原の駅前で実演販売してましたねw
あひるさんも狩猟どうですか?ワンコ活躍するかもw

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