鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2014年12月14日日曜日

新しい革

 2500番まで掛けて、タングもヘアライン入れた。ペーパー掛けはこれで終わり。

 シースの準備をするか・・・
このところ頼まれてシースをいくつか作ったが、そのお金集めて革を買った。
革問屋回るのも面倒だったので、マトリックスアイダでラブレスが使ってたのと同じ革ってのを買った。
革の質や床面に残る血スジから見るに、どうも牛の下半身(?)一頭分の様だ。
通常半裁は牛の背で半分にして左右どちらか一枚になる。おおよそ大きさは250デシぐらいだ。
半裁の革買って使っていたが、そのうちのいい部分ってのは半分ぐらいしかない。肩の辺りや腹の部分は、繊維の密度が薄く柔らかくてコシがないので使えない。いい部分って背中から腰の、繊維詰まっていてコシのある部分だ。
今回買った革は大きさはざっと130デシ程度だが、いい部分だけ鞣して作ってあるので、ほとんどの部分が使えそうだ。
 とりあえず切り出す。
結構硬めだな・・・
上に乗ってるのが今まで使ってた革の床面。
鞣し方が違うのか?
床面が非常にしっかりしてる。
ただ底ベンズの様にカチカチというわけではなく、ある程度の柔軟性もある様だ。
 床面がしっかりしているので、溝切りがやりやすい。
柔らかくてコシがない革は加工しにくくて難儀するが、しっかりした革だと加工が楽だ。

硬めなので水に漬けてから折り曲げる。
下手にそのまま折ると、銀面が割れそうだ。

とりあえずここまで・・・

5 件のコメント:

クロウサギ さんのコメント...

かなりしっかりとした革に見えます。

ものずきさんのタレが入ると、これまた楽しみですね。

いよいよ完成間近ですね。

匿名 さんのコメント...

この革はとても良さそうですね~
床面がなんというか滑らかに見えます。
この革で財布を作ってみたいw

 HILTS

ものずき さんのコメント...

なかなかよさそうな革です。
タレの成分ちょっと調整しないといけないかも・・・

床面が滑らかで、とてもしっかりしてます。
漉いて薄くして財布作ってみるのも面白そうですね。偉く頑丈なのが出来そうw

クロウサギ さんのコメント...

ラブレスナイフのシースを手にしたとき、その堅さに驚いたことを思い出します。
弟子である相田氏のナイフにもない、非常にカッチリとしたシースの秘密には革の質も関係していたのかも知れませんね。

ものずき さんのコメント...

ラブレスのシースって古くなってもしっかりしていて驚きます。
使ってる革の質なのか、染込ませてある油脂のせいなのか・・・
あの雰囲気を再現できてる人っていないですね。

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