鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2016年3月27日日曜日

クマの巣穴へ

 クマの巣穴に行ってきた。
ある鋼材を熱処理条件の違いで、硬さがどう違うのか調べてもらうため、テストピースを渡しに行った。
しかし横哲さん、定年後に嘱託で勤めていた会社もついに退職するそうで、残念ながら今回で硬さ測定も最後になってしまう。
今まで色々な鋼材を測定してもらって、面白い事が色々分かった。残念だけどまあしゃあないw
お勤めお疲れさまでした~
 せっかく巣穴に行ったから、ブレード削らせてもらった。
やっぱり一度はバーキング使ってホローグラインドを作ってみたい。
失敗する可能性もあるし、テーパーにするのも面倒だから、最近得意の突き刺しタングのセミスキナーにした。
ドロップもいいかと思ったが、セミスキナーの方が削りやすそうだ。
3.5incで4.4㎜厚のATS34だから、12incのホイールで削ればいいか。
先ずは見本を見せてもらってから削ってみる。
思う様にはなかなか削れない。
時々修正してもらって、何となく削れてきた。
どんな形に削るのか、その形状が頭に浮かばなければいけない。しかし途中の形状がどうなっていればいいのか分からないから、完成形だけ頭に浮かべていても駄目みたいだ。
ヤスリで削るのとは違う難しさがあるな・・・

べベルストップの部分はやっぱり難しい。
この部分は横哲さんに修正してもらった。
さすがプロは大したものだ。うまい事修正してくれたw
 リカッソの黒皮落として大体出来上がり。
しかし楽に削れるもんだな。こんなのあったら沢山作ってしまって、えらい事になりそうだw
横哲さんの教え方が良かったのと、所々(大部分?)修正してくれたので、なんとか形になった。
とりあえずこれで熱処理出して、戻ってきたらまたクマの巣穴に行って仕上げる事になった。
うまくできるかな・・・?
横哲さん、ありがとうございます~

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

お、ものずきホロウか
貴重やねw
デ

ものずき さんのコメント...

確かに貴重かもしれんw

匿名 さんのコメント...

ホロー良いですね~!
汎用機のフラットグラインドでもドロップよりもセミスキナーやF&S、
ユーティリティなんかのーブエッジの狭いタイプのほうが削りやすいです。
こうやってたまに作ってコツを覚えておきましょうw

そういえばホローってヘアライン入れが難しそう・・・

 HILTS

ものずき さんのコメント...

バーキングって便利で確かにいいですね。
欲しい気もするけど、こんなの持ってたらやばいですw
ホローグラインドはヘアラインで仕上げるのはめんどくさそうですね。
適当に磨いてバフ掛けで終りにしちゃおうかな・・・w

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
単なる物好きです・・・ 質問や意見があったらコメントに書くか、もしくは monozuki_nahito@yahoo.co.jp までお願いします。