鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2016年4月9日土曜日

またクマの巣穴へ

熱処理終わったセミスキナー持って、またクマの巣穴に行ってきた。














400番までベルトを掛ける。
熱処理前より削れにくいとはいえ、しっかりホイールに当てているつもりでも、所々余計なところを削ってしまう・・・
案外当て方が難しんだな・・・


べベルストップなんて上手く削れない・・・
大部分を横哲さんに修正してもらった。
さすが横哲さん上手いなw

400番までベルトで終わったら、次は耐水ペーパーの2000番掛け。
いきなり2000番で行けるのか?と思ったが、400番の目が揃って削れていれば、2000番でも結構いけるみたいだ。
先ずはざっとかけて、400番以前の傷がある場合は、もう一度400番を掛けなおす。

しかし横哲さん、いつも立ちながらこの姿勢で磨いてるって、よく出来るもんだな・・・
それから2000番を掛けると、ベルトの目が揃っていれば400番の傷は消えていく。
自分の場合細かくストロークして研磨する癖があるのだが、細かくやるより長くストロークした方がいいとの事。
確かにその方が早く磨けている。




べベルストップの辺りは、薄いゴムシートを噛まして磨く。

ん・・・確かに早いな・・・
この方法は手間が掛からなくていいが、400番のベルトでの削りが綺麗に出来ないと上手くいかない。
いきなり2000番でなく、1000番を入れるのも手かもしれない。
ブレードバックとリカッソの下側を面取して丸める。
ここはベルトの1000番まで。


最後は仕上げの青バフ掛け。


バフ掛け、おっかねぇ~
ぶっ飛ばされそうで慣れないと怖いw

所々磨き残しが見つかって、研磨し直してまたバフ掛けと繰り返す。
多少無理くり磨いたから、結構ダレたり痘痕ができたけど、まあ概ね綺麗にミラーになりましたw
ダイヤペーストで透き通る様なミラーもいいけど、バフのヌメっとした仕上がりも悪くないね。

大部分を横哲さんに修正してもらったから形になったけど、やっぱりベルトグラインダー使ったホローって難しいね。
一回や二回やったぐらいではとても出来ない。
でもなんとなく感触が分かってきた。いい経験になった。
何よりベテランの作業工程を間近で垣間見れたのは貴重だ。
惜しげもなく技を見せてくれた横哲さんに感謝!
ありがとうございます~










6 件のコメント:

クロウサギ さんのコメント...

緊張感のような、機械に向かう張りつめた感じが伝わってくるようです。
ブレードの磨きも緊張感とキッチリ感が溢れているようです。

ものずきさんのいつもの数日分の作業が、どんどん進んでいく!
それをベテランのクマさんは慣れた作業でこなしているんですね。
いいものを見せていただきました。

匿名 さんのコメント...

ベルト買うか?w
デ

釣り師イカ さんのコメント...

ベルト買おう!w

ものずき さんのコメント...

横哲さんの実演を見ていると、さすがプロだなと思いました。
効率よくものを作る。プロならではの技だなと感心しました。
自分のやり方はえらく効率わるいなぁと・・・まあしょうがないw

欲しい様な・・・w

持ったらやばい・・・w

クマさん さんのコメント...

無理して買わなくてもクマの巣穴のをお使い下さい。

ものずき さんのコメント...

ありがとうございます。
またそのうち使わせてもらいに行きますw

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