鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2016年6月13日月曜日

ラブレスボルト

インチサイズのラブレスボルトが欲しくて、マトリックスアイダの小僧さんに探してもらったのだが、残念ながら見つからなかったそうだ。
アメリカで一般的にラブレスボルトとして流通しているのは、国内で言うところのニューボルトらしい。
確かに通販サイトを覗いてみると、みんなニューボルトしかなかった・・・アメリカ人はこの辺のこだわりってないらしい。
そんじゃ作るしかないか・・・と寸法を色々検討してみた。
ラブレスの使ってる本物?のラブレスボルトは実測してみたら、直径は約8.7㎜ちょっとあった。 どうやら11/32incらしい。
ネジはおそらくユニファイの#8-32何だと思う。
ネジ径はM4よりほんの僅かに太い。といっても0.1mm程度の違いしかない。
ネジピッチがM4の0.7㎜に対して#8-32は計算上約0.79㎜になる。若干ピッチが粗い。
ピッチが細かい方が裏側の模様がいびつになりにくいので都合がいい。
しかし問題はM4だと頭の大きさが微妙に足りない。規格上は約8㎜だが、マイナスのすり割りがあるので、これが消えるまで削ると計算上では6.8㎜になる。誤差もあるのでやや多く削る必要があるから、概ね目玉の大きさは6㎜弱になってしまう。
コマの外形8.7㎜に対し目玉は6㎜弱だと、やや小さく感じるかもしれない・・・
やっぱりインチネジ使うべきか?と調べてみたが、ユニファイの#8-32のマイナス頭の皿ネジって国内にはほとんど流通していないみたいだ。
まあM4でも削りすぎなければいいのかもしれないなw
ところでラブレスボルトって意外と使ってるメーカーって少ない。
模様が表と裏で違うので、これが嫌いっていう人が多いが、削りすぎると失敗するので使うのが面倒っていうのもあるのかもしれない。
でもラブレスボルトって削って出てくる模様で削った量が分かるから、コツを知ってしまうと意外と便利なんだよな。
表側はマイナスのすり割り溝が消えるのは、概ねコマの頭から0.5mm程度けずればいい。
裏側もネジ穴の面取りがなくなるまでが、コマの頭から0.5㎜程度削ったところ。
ラブレスボルトをセットする深さを計算しておけば、その点のハンドル厚さの基準にする事が出来る。
インプルーブドハンドルやコンベンショナルタイプのハンドルの後ろ側のボルトは、大概一番低い位置にあるが、あれはおそらく厚みの基準にしていたんだと思う。
ハンドルは曲面なので目玉の模様はどうしてもいびつになる。
これが嫌いって人もいるのかもしてないが、こういったものも味の一つなんだと思う。
味と思えば裏側のネジ山でいびつになった模様も、やっぱりこれでいいんだろうw
バーズアイボルトで綺麗な円模様もいいかもしれないが、ラブレスボルトのいびつな模様もいいんじゃないかと思う。

2 件のコメント:

あひる さんのコメント...

ワタシはラブレスボルト一度も使った事ないんですよ・・・
理由はまさしく、ものずきさんが書いてる『調整が面倒くさそう』と『裏、表ともに丸が歪になるのが嫌』です・・・
でも、インチサイズのボルトは大いに興味ありますね~
バーズアイやシュナイダーでもインチサイズあっても良いですもんね

インチサイズのラブレスボルトについて、ちょっとアイデアがあるので後で送りますね~

ものずき さんのコメント...

自分もはじめはラブレスボルトって嫌いでしたが、使ってみたらその意味が分かってきて、いいものなんだと思う様になりました。
インチサイズがなんで欲しいかというと、そのうちビッグベアー作ってみたいと思ってるんです。
あれって8㎜のボルトだと、ちょっとバランス悪いんですよね・・・

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