鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2017年4月22日土曜日

色々見てみる

手持ちの鋼材をちょいと調べてみた。
妙なの結構出てきたな・・・
とりあえずいくつか見てみよう。
コンターあると楽だなw

表面磨く・・・結構めんどくさいw

廃バッテリーの電解液でエッチング・・・

いつもと同じで対物40倍接眼15倍、横の画角がちょうど100μm。

先ずはVG10
よくATS34と比較されるVG10だが、一次炭化物の粒度や分布には極端な違いはない様に感じる。
これは無垢材なので、クラッドになってさらに圧延が掛かってるものだと、もうちょっとちがうのかもしれない。
しかし一次炭化物の粉砕微細化には限界があるので、大きな改善は期待できないだろうけど・・・
去年関の刃物まつりで買ってきたCoS(武生のコバルトスペシャル)
Coが2.5%も入ってるらしいが、真空炉で硬さでるんだろうか・・・?


440C
まあこんなもんか・・・

VG10、CoS、440Cとも、一次炭化物を含む典型的な溶製鋼の組織をしている。まあこんなもんなんだな・・・




大同1K6
0.6C 13Crの系統なので、巨大な一次炭化物がほとんどない。
溶製鋼のなかじゃ、かなり炭化物が細かいだな。結構いい鋼材かもしれない。
問題は焼入れ温度が低めなんだよな・・・

最後はSK3
買ってきた板材そのままなので、こんなもんか・・・
適切な鍛造をすれば、もっと炭化物は細かくなるんだろな。
炭素鋼はいいな・・・




2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

前に1kのナイフ持って行ったやろ?
アレはどない?
で、1kは八田さんでは1050やったはずw
デ

ものずき さんのコメント...

あれはべベルの肉が厚くて使ってないだなw
八田さんとこ出すのも最近は面倒だからな・・・前はよかったなw

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