鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2018年1月8日月曜日

何処行った?

新年になって昨日が初めての出猟だった。
人数の都合でタツマをやる事になった。いつもは猟場の下から入るが、この日は上から入る組に加わった。
例年ならある程度積雪があるはずだが、猟場は日陰に僅かに雪があるだけだった。
入ったタツマはライフル用で、今猟期はよく獲物が掛かる場所だった。なんとなく撃てそうな気がした。
タツマの配置が出来て勢子が動き始めるが、暫くは獲物の気配はなかった。
大分時間が経ってから角の大きな鹿の群が現れたと無線で聞こえてくる。しかしいつまで経っても出てくる気配はない。
また暫くしてから下のタツマから鹿が10頭ほど行くぞと聞こえる。
じっと待っているとガラガラと石が落ちる音が聞こえて、獲物が近づいてくる気配がする。
870のスライド送って薬室に12番スラッグを込める。緊張して待つがなかなか現れない。
まだか来ない?っと思ってると、やっと鹿が現れた。一列になって向こうの斜面を左から右に横切ろうと、ゆっくり歩いてくる。
狙いを付けるがちっと遠いい・・・80mちょっとはあるし、間に立木があって撃っても中てる自信がない。
撃ってみるのも手だが、このまま通過させれば上のタツマのベテランライフルマンなら確実に掛かるだろうと、そのまま見送る事にした。
数を数えると雌鹿ばかり7頭いた。上のタツマに行く事を連絡する。
鹿の行くてをじっと見ていると、上のタツマの射程に入ったところで銃声が聞こえた。
その瞬間鹿の列はバラバラになって、先頭にいた鹿がこちらに向かってきた。
狙いを付けると、自分の背側を横切ろうとしてくる。目に入ったのは大きめの鹿だが、横っ腹の真ん中に穴が開いて内臓がちょっと出てる・・・半矢だ!
しかし全力で走ってくるので、なるべく前目を狙っていいところ引き金を引いた。距離は40mないぐらいだった。二の矢は9粒のバックショットだったが、二頭目来る鹿に掛けた。
しかし半矢も二頭目もそのまま走って行った。斜面を登る三頭目のお尻に三の矢のスラッグを掛けたが、目の前数mの木の枝が弾き飛んだのが見えた・・・枝に中る様じゃ獲物には中らんなw
鹿の群は先頭から三頭は自分の方に向かって逃げて行ったが、後の鹿達がもと来た方を戻っていった様だ。上のタツマは4発掛けていた。後に行った鹿も半矢がいたらしい。
鹿が行ってしまって暫く静かになった。下のタツマの方ではワンコが鹿を追い回していたが、結局タツマには掛からなかった。そのうち勢子がタツマに着いて解除となった。
自分のとこから逃げてった半矢の鹿を探しに行ってみた。所々に血痕があって辿って行ってみたが、なかなか見つからない。
延々行ったが途中血痕が途切れて「こりゃもう駄目か・・・」と諦めかけてが、周囲をぐるりと探したら僅かに血痕があるのが見つかった。向こう側の斜面から物音も聞こえて気配がしてきた。
さらに辿るとやっと斜面の途中で止まってる鹿を見つけた。見ると腹が裂けて内臓がずり落ちていた。
鹿はまだ息があったので、弾を込めて止め刺しに向かう。近づくと撃つまでもないと思い直して、鍛造ボウイナイフを抜いて首に突き立てた。
その瞬間鹿は飛び跳ねて30m程走ったところで斜面を転がり落ちて完全に止まった。
しかし撃った場所からは500m近くは行っただろうか。途中でほとんどの血がなくなってしまった様だが、それでも最後まで生きようとする獣の生命力にはいつも驚かされる・・・
一緒に来た勢子とその場で解体して二人で回収した。坊主で終わるかと思ったが、一頭回収できてよかった。
しかしよくよく見てみると、どうも最初に見た半矢の鹿ではない様だ。この鹿はちょっと小さいし、内臓が出てる部分が腹の下側で、横っ腹の真ん中ではなかった。
片方の前足の先も砕けてプラプラ状態だった。最初に見た半矢の鹿はビッコは引いていなかった。
思うに二の矢を掛けた二頭目の鹿だったのではなかろうか。一頭目の様に狙いをちゃんとつけてはないので、腹が裂けてたかは定かではない。前足のプラプラは9粒が中ったのかもしれない。
そうすると最初の半矢の鹿は何処行ったんだろか・・・

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

半矢で未回収は可哀相なことになったね。
デ

ものずき さんのコメント...

もったいない事をしてしまった・・・

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