鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2018年3月22日木曜日

とりあえず一本

 菱目を切る・・・
 縫う・・・
 コバの余分を切り取る・・・
ウェットフォームする。
十分にぬるま湯に浸ける・・・

成形する。
先ずは板切れとしゃもじ使って・・・

 ナイフ差してさらに成形。
今日はとりあえず一本だけ・・・

昨日に続き・・・
日本刀って物打ち付近って反りの曲率が小さくて、刃長の中ほどから茎に向かう側の方が曲率が大きい様だ。
刀の反りはマルテン化の膨張で付くらしいから、身幅の大きい部分の方が膨張の差が出るからなのだろう。まあ意図した形状でもあるのかもしれない。
ドロップの切っ先付近もそんなカーブになっている。
これは使っていて気が付いたのだが、先端部の曲率は小さくしてある程度直線的になっていた方が使いやすい。
先端がポイントに向けて跳ね上がってしまうと、妙に使いにくく感じてしまう。
研ぎ減りなんかでそういった形状になりやすい。
ほんの僅かな曲率の違いなのだが、案外こういったところが使勝手に影響する。
研ぎ減っても使いやすい様に作らなければいけない。なかなか難しいんだな・・・

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