鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2018年4月4日水曜日

3本完成

 やっと写真撮った。

なんだかんだ言われるブレススタイルだが、自分はやっぱり好きだ。
もっともホローでなくフラットグラインドだが・・・
3本とも粗削りはバーキング使ったが、ブレード切削の肝心なところは今まで通りに鉄工ヤスリでやっているので、仕上がりはほとんど今までと変わらない。
 フィールド&ストリームはナイフ作りはじめの頃に一本だけ作った事あったが、久しぶりに作ってみた。

 刃長90㎜、全長191㎜。3.5㎜厚のATS34を背側を削り抜いて実質3.2㎜厚になってる。
フィールド&ストリームは日本向けのモデルかしいが、ブレードはケーパーフィンが元になってるんじゃないかと思う。
キャンプ用にいいと思って、エッジ厚はちょっと厚めに作ってみた。そのためちょっと小刃が大きくなっている。
フラットなので汎用に使っても案外いいと思う。



 ヒルトとソングホールはニッケルシルバー。
ハンドルはグリーンキャンバスマイカルタに赤いスペーサーを入れている。
ラブレスボルトはあひるさんに作ってもらった、ちょっと大きいインチサイズ。0.7㎜程度しか違わないのだが、やっぱりこのサイズがいいんだなw


 3incセミスキナー。
これも久しぶりに作った気がする。
いつもより先端のブレードバックの膨らみを大きめにしてみた。このぐらい膨らんでいた方が猟で使うにはいい。

 ブレード長80㎜、全長176㎜。
3.8㎜厚のATS34を削り抜いて実質3.1㎜になっている。
セミスキナーは研ぎやすいし汎用に使えて、猟以外に使っても意外といい。
3incって小さいけど、必要十分な大きさだと思う。

 ヒルトとソングホールはニッケルシルバー。
ハンドルはタンキャンバスマイカルタに海老茶色の薄いスペーサーを入れた。タンキャンバスの色合いだと海老茶色のスペーサーは目立たない。入れた意味があったか微妙だw
このラブレスボルトは通常の8㎜サイズだが、案外インチサイズもいけるのかもしれないな・・・


 4incドロップ・・・だが、実際は3.7incぐらい。
僅かな寸法差なのだが、いつも作ってる3.5incから比べると随分大きく見える。4incフルサイズになると、大きすぎてしまうな・・・


 刃長94㎜、全長208㎜。
4.1㎜厚のスーパーゴールドⅡを実質3.4㎜に削り抜いている。
エッジラインはリカーブ気味で頭でっかちな形状にしてみたが、これって手では研ぎにくくなる。
しかし実際猟で使ってみると、このデザインはなかなかいい。ドロップは癖があるけど、使いこなせるととてもいいナイフだ。


ヒルトはニッケルシルバーで、ソングホールは真鍮を使ってみた。
ハンドルは屋根で二年雨曝しにしてた タンリネンマイカルタを使ってみたが、焼けてたのは表面だけで、削ったら焼け色はなくなってしまったw
僅かにお尻に少し残っているのと、接着面に残って赤色のスペーサーといい具合にグラデーションになっている。
このドロップは気に入ったので次の猟期で使ってみるつもり。猟期が楽しみだw










2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ミラーになってるやんw
デ

ものずき さんのコメント...

そう見えるだけw
実際はヘアラインだよ。

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