製作中の3incセミスキナーが気に入ったので、自分用に一本作る事にした。
使うのは武生のスーパーゴールドⅡの無垢材。
いつもの様に金鋸で切るが、なんだか妙に硬く感じる・・・
ヤスリで外形成形。3incだとちょっともったいない板取だったか。二本分取った。
ヤスリは普通に掛かったが、ATS34から比べると僅かに硬い様な感じがする。バナジウムが2%入ってるから耐摩耗性がいいのだろうか?
R2ではその様な事は全く感じなかったが、あれは積層だったからなのか・・・
以前はセミスキナーよりドロップポイントの方が好きだったが、汎用に使うにはセミスキナーの方がいいと思う様になった。
前は4incのドロップを使ってたのだが、あるとき魚を捌こうと腹に突き立てると、これが刺さりにくいのに閉口した。
セミスキナーは切先が尖っているので、刺しやすくていいかもしれない。またゆるい曲線のエッジは俎板の上の食材を切るのにもいいだろう。
ラブレススタイルのナイフは4inc以上あると、ハンドルがゴロゴロして持余し気味になるが、3incぐらいだとちょうどいい感じがする。
さて来期に間に合う様に作れるかな・・・
鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・
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16 件のコメント:
この鋼材は、使ったこと無いな。
で、R2積層の流通の話やけど、ふと思った。
これからの武生の看板のコレは、フラットバーで出したら、中国とか、よそのメーカーが
使って、武生の包丁産業を脅かすことに
なるかも知れないから出さないのかも
しれん。
抜きあとで遊ぶぐらいなら、地場産業に
対して影響力が出ないからとか。
デ
定尺(200×50cm)で買ってくれるなら売ると言ってたw
別に出し惜しみしてる訳ではなさそうだ。
SPGⅡはえらく高い鋼材で積層に加工する手間があっても、その方が安くなるらしい。
無垢材はどこぞの製鋼所が作ったやつそのものだそうで、これを加工して積層鋼に加工するらしい。通常市場には出さないんだってさ。
積層鋼でもSPGⅡは割高だから、VG10なんかから比べると需要が少ないのかもしれない。
どこかで売り出してくれるといいんだけどな・・・
そうなんか。
別に深い意味は無かったんやねw
積層はどれも割り高になるね。
値段が変わらないのは、ZDP-189
の積層だけかな?
デ
あれはなんで同じ値段なんだろなw
そもそも何処が積層加工してるんだろか?
一度使ってみたくはありますが、入手は難しそうですね。
八田さんで焼いてもらえるのかな?
雄
熱処理は八田工業でやってもらえます。
おそらくATS34と同じ条件でやってるんじゃないかと。
SPGⅡはひょっとしたらATS34よりいいんじゃないかと思ってます。
武生にしてみれば、これの無垢材を売るのは、商売としてはあまり面白味がないのかも。
スーパーゴールドとスーパーエックスは粉末鋼ですからATSとは性質が違うと思います。
張り合わせが売りの特鋼としては、ムクで使うより接合材にしたほうが付加価値つけやすいんでしょうね。
自分の思ってるATS34の欠点が改善されればって思いがあります。
粉末鋼は溶製鋼の欠点を解決するものですが、やはり限界もあります。結局あるところで妥協が必要なのかもしれません。
買ってきた物をそのまま売るみたいなものだから、やっぱり面白くはないでしょうね・・・
値段が同じなのは、ほぼ均等の厚さの鋼材
3枚あわせということやから、
地金自体、ZDP-189は1/3ということに
なるからかな?
デ
案外そんなとこなのかなw
意外とクラッド加工って安くできるのかもしれないな・・・
鋼材の相性が良かったら。
で、需要が多かったら
安くなる。
みたいなw
ワシらアマチュアは、業界の
お下がりでもエエから、安く
してほしね。
デ
ハンドメイドナイフの市場が小さい事と、ナイフメーカーの注目もあまり無いからしょうがないのかな・・・
鋼材の知名度上げれるかもしれないんだから、少量で流してくれるといいのにね。
ZDP-189は、かなり宣伝になったと思うw
デ
もうちっとバリエーションがあるといいんだけどな。
もっと柔らか目で粘りがあるやつとか。
いっその事ATS34の粉末鋼版なんてのあるといいなw
大同1kなんかは面白い
鋼材と思う
デ
剃刀系の鋼材は入手のしやすさからCRMO7で十分だと自分では思ってる。
多分、大同の1kもいい鋼材なんだろな。
剃刀鋼っていや、低C,Crで窒素含有の鋼材なんかも面白いかもしれないな。
おそらく耐食性ベアリング鋼の流用だと思うけど、この手の鋼材を使ってるメーカーがちらほら出てるね。
CRMO7や1kより硬く出来そうで、組織も同じぐらい細かいみたいだから、この手の溶製鋼も有望かもしれない。
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