天気はよかったが、霜が降りて辺りは真っ白。霜柱も立ってきた。でも例年と比べるとまだ寒さはそれ程でもない。
今年は獲物が薄い感じだ。いつもならタツマに向かう間に、鹿の「ピー」っという鳴き声を聞くがそれが全くない。
どうやら駆除で鹿が減ってるらしい。
タツマに着いて見張っているが、一向に獲物がくる気配がない。
二つ下のタツマで「300m上の方に鹿の群れ行きました~」と聞こえ、すぐ下のタツマが警戒するが、ちょうどその時霧がかかってきて辺りの見通しが効かなくなった。
こちらも警戒するが、上の方は見通しが効かない。
石がポロポロ落ちてきた。通ってったのか?
上のタツマの方に行った様だが、うまく掛からなくて切られたみたいだ。
結局この日はボウズだった・・・
獲物がないと帰りの足取りが軽い・・・平和な一日だw
みんなが使ってるナイフを研いだ。
帰り道の途中でタヌキを拾った。(拾った場所は多分Ben2さんちの近くだw)
前を走ってるクルマが何かよけたので、何だろ?と思ったらタヌキが道端に落ちてた。
そのまま通り過ぎたが、しばらく走ったところでやっぱり気になって引き返した。
轢かれたてだった様で、まだちょっと温かい。後続のクルマに顔を踏んづけられて、頭の骨は砕けてた。さっさと拾っとけばよかった・・・まあ毛皮にするには問題ないからいいかw
剥製屋さんに電話して、急遽世田谷に向かう。
剥製屋さんは亡くなった猟の師匠と懇意にされてて、おいらもたまにお世話になってる。
御年83歳との事で、昨シーズン中は会う機会がなかったのでどうしてるかと思ってたが、今も矍鑠としていてお元気そうなので安心した。
「もう歳だから熊みたいなでっかいのやるのはやだけど、このぐらいのなら任せててちょうだいw」との事。まだまだ頑張ってやっててほしい。
なかなか毛並のよさそうなタヌキだ。重さは5㎏前後で若い雄だった。毛がふんわりしてるので、大きさの割には軽い。
信楽焼きのイメージでタヌキの金玉でかいのかと思ってたが、意外と小さくてかわいかったw
毛皮が出来上がるのが楽しみだ。