ドロップのシース製作。ここ何日かのをまとめてうp。
折り曲げの溝切り。大体革厚の2/3程度の深さまで掘ってしまう。
本来は折り曲げ前にベルトループを縫うべきだが、位置の確認のために一度折ってから縫っている。
以前は内側の床面に溝は彫ってなかったが、最近は彫る様にしている。
使ってて分かったが、差し込む時に稀にポイントが引っ掛かる事があり、やはりなるべく沈ませるべきだと思った。
中子を接着する。
自分はポーチタイプは中子はテーパーにしない。
革の接着は銀面を削るのが普通らしいが、自分の場合削らずに罫書針で表面を荒らして接着している。
接着剤はタレを使う都合があるので、変成シリコーン系を使う様になった。
ボール盤使って菱目をあける。
途中で止めることなくリズムよく続けると裏も目がそろう。
途中で裏を見たりすると駄目w
今回糸はホワイトレーンを試しに使ってみた。
漂白した白い糸でなく、まさに亜麻色の色をしている。
若干ゴワゴワした感があるが、通常の亜麻糸と変わらない様だ。
縫いあがったのでウェットホームした。
ヘラなどを使って整形する。
糸を沈ませようと思って、いつもより太目の菱錐使って菱目を通した。
ウエットホームしてハンマーで叩き絞めたら、ちょっと沈みすぎたw
まあこれぐらい沈んでいれば、擦れて切れる様な事はあるまい・・・
大体乾いたらコバを削って仕上げる。
400番までペーパーを掛けたら、ちょっと水で
濡らして純綿の軍手で擦る。
表面が加水分解してニカワ状になって艶が出る。
完全に乾いたらタレに漬ける。
3.5incまでならなんとかビンにスッポリ入るw
シースはタレが乾けば完成なので、3.5incドロップはイングレーブしてもらうために星山さんちに持って行った。
今度は唐草模様を彫ってもらう。いわゆるドロボウ風呂敷のやつ・・・
どんなのできるか楽しみだw
おまけ。
梅雨空が鬱陶しいね・・・
鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・
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4 件のコメント:
屋根の下で仕事が出来るだけ
マシw
デ
確かになw
シースの溝って、意味があるんですね。
相田さんのシースなどもきっちり彫ってあるようです。(他のメーカーさんも彫ってますね)
しっかりとしたシースの作りに、思わず見入ってしまいます。
溝彫ると強度が落ちるって思いがちですが、必要な部分はやはりちゃんと彫っておかないといけないみたいですね。
自分の作り方は途中の作業が結構いい加減だったりして、意外と作業中の見栄えは悪いんですよw
最終的にちゃんとした物ができればいいっていう、結果よければ全て良し的な作り方だったりしますw
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