初めての猪・・・？

昨日は猟の解禁日。
行く途中雨降りでどうなるかと思ったが、山に入る頃にはやんでくれた。
しかしタツマに入ると霧がかかってきた。
見通しが悪いので、沢の底にタツマを構える。
沢の底から上流に向かって左の斜面を見張る。向こうの尾根から勢子が攻めてくる。
木々には葉が残っていて、見通しが悪い。
段々霧が濃くなってきて、小雨も降ってきた。
まだそれほど寒くはないとはいえ、雨が冷たくまいったもんだ。
上のタツマで銃声は聞こえるが、こっちにくる気配がない。
 寒くなってきたなぁ・・・と半分嫌になってきたｗ
そのうちワンコの鳴き声がして、上流側から斜面を横切る鹿が見えた。
霧と立木で見にくい。正面に来たところでスラッグを撃った。距離は50ｍほどだったか。しかし中らない・・・動いてると中らんｗ
もっと先を狙わないといけないな。
2発目以降は９粒のバックショットだったので、ワンコが追ってるし、見通しが悪いので撃つのはやめた・・・

 滑って岩に当ててしまった・・・orz

またしばらく待っていると、今度は斜面を黒い物が下りてくるのが見えた。猪だ！
猪は一頭だけで来た。ワンコはついてこない。距離は50ｍちょっと。
先ずはスラッグを撃つ・・・が中らない。やっぱり動いてると駄目だなｗ
2発目、3発目と9粒のバックショットを撃つが、猪は沢まで下りてきた。タツマからは100ｍぐらい先。
慌てて駆け寄りながら、弾帯から弾を取り出しては込めて撃続ける。
猪は沢を渡って反対側の斜面を登ろうとしたときに落ちてきた。どうやらバックショットが中ったらしい。
沢の底で逃げようとするところをスラッグを込めて撃った。距離は50ｍほど。今度はちゃんと中った。やっぱり止まってないと駄目だｗ
近寄ってみるとまだ猪は暴れている。スラッグは右のお尻から当たっていた。
暴威ナイフで止め刺そうかと思ったが、まだ結構な勢いがある。
仕方ないので至近距離で首を狙って止め刺した。

ピンぼけだったｗ
まあまあの大きさの雌の猪だった。
バックショットは２発分が中っていた様で、背中に３ヵ所小さな穴があいていた。
さすがに50ｍぐらい距離があると、バックっショットじゃ致命傷にはならないだな・・・でも足を止める事はできるから、なかなか便利ではあるな。

しかしえらく弾を撃った。残弾数えたら、9発撃っていた。
猟仲間は「自動銃かと思う勢いで撃ってたぞｗ」と言われた。
自分でも走りながらよく撃ったと思う。レミントンのスライドアクションはなかなかいいだなｗ








猪かと思ったら、どうやら猪豚だった様だ。
猪の蹄は真っ黒なのだが、猪豚が混ざると蹄に白い部分が出るらしい。
数年前まで疥癬が流行して、猪は全然駄目になっていたが、去年辺りから疥癬が無くなって猪は復活してきた。
猪豚がやってきて復活したのか・・・
脂も乗ってて美味そうだ。猪豚の方が美味くていいか？ｗ

この日は猪3頭に鹿7頭が獲れた。
20人ちょっと集まって、解禁日はちょっとしたお祭りみたいだ。

S30Vのインプルーブドドロップを使ってみた。
解体は厚手のゴム手袋をしてやっているのだが、インプルーブドハンドルは適度な凸凹が持ちやすくなかなかいいんだな。
コンベンショナルなハンドルだと滑るので、つい力を入れて持ち続けてしまうが、これならば力を入れないで済む。

猪解体してたら12番ロットウェルのブリネッキと9粒のバックショットが出てきた。
9粒はちょっと距離があったから、結構形が残ってた。意外とでっかい球だな。
これも至近距離だと結構ない威力があって、去年は鹿の脚を砕いたのを見た。
ブリネッキは両方の後ろ脚を砕いていたが、意外と形が残ってた。さすがにスラッグは威力があるな・・・




ハロウィンかぼちゃか？
でっかいな・・・

初猟で1頭獲れて、それも初めての猪（？）だったから嬉しい。
これも猟仲間のおかげだ。
しかし猪止まってよかった・・・あれだけ撃って逃げられてたら、後でみんなに何言われるか分からんｗ