鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2013年6月8日土曜日

あと一ヶ月

3.5incドロップは片面のヘアラインがやっと入った。
以前からミラーにした方が楽か?と思いつつ悩んだが、自分の作り方ではミラー処理は似合わないだろう・・・
星山さんがファイターの彫りが出来たというので見に行ってきた。
5incファイター、砲金ヒルトのマンモスハンドル。
砲金のヒルトは真鍮と違った質感がなかなかいい。真鍮の様に色がくすみにくい様だ。
ワイドヒルトはやっぱり彫りが入ると、ナイフの印象が引き締まってくる。彫りがないワイドヒルトは間が抜けた感じに見える。

力強い大胆な彫りが星山さんの持ち味だねw
インターフレームのフォルダーはしっかりした作りがなかなかいい。
来月の銀座のショーまでには出来上がるか?
そういやちょうど一ヶ月後なんだね。
7月の銀座のショーは楽しみだw
おまけ。
久しぶりに工場で遊ばせたら、挙動不審な工場長w

2013年6月6日木曜日

タングがないぞ・・・?

ちっと思いついて鋼材を切ってみる。
使うのはこの前安来に行った時、あるメーカーさんから頂いた鋼材。
「謎の鋼材X」とでもしておこうw
はじめサクサク切れたが、最後の方で滑って切りにくくなった。4mmあるとちっと無理があるか・・・?
ブレイドの外形だけ出来た。
タングどうするか・・・

妙なデザインだが、前に作った鍛造スキナー をもとにしてみた。実際使って思った改善点を踏まえてデザインした。
思ったのはブレイドとハンドルの角度は非常に重要だという事。使ってわかる事が本当に多い・・・
雨降らないけど、ほんとに梅雨なのか?

工場長はだれ気味・・・
まだ暑くなるのはこれからだぞw

2013年6月3日月曜日

グニャグニャだ・・・

槍のつづき。
レースを伸ばすために赤める。
七輪で炭火でやってみた。
コンプレッサーのエアーを噴いて火力を上げる。




バールである程度開いたら、万力で挟んで伸ばした。
伸びたら七輪に入りきらなくなってうまく加熱できない・・・埒が明かないのでバーナーも使って炙る。











伸ばし終わったら熱いうちに灰に投入してさめるのを待つ。
なんとなく平になったけどグニャグニャだな。
はじめから刃物用の平な鋼材使った方が幸せだったかもしれないw
どうするかな・・・

2013年6月2日日曜日

梅雨の晴れ間に

久しぶりに射撃に行ってきた。
鉄砲撃つのは猟が終わって以来だ。

座って両膝に両肘付いた姿勢で、的の中心に当てる事より、ばらけずに集弾する事に重点をおいて練習する。
50mで12番レミントン870。弾はレミントンRXPスラッグ・フィールドロード。
的は直径約50cm。今一まとまりがよくない・・・
なぜか上下方向のバラつきが大きいだなw
同じく50mで410番、レバーアクションのウィンチェスターM9410。
こっちは10倍のスコープが付いてるのでもうちょっとまとまるかと思ったが、やっぱり今一だな・・・
12番の後にやると、反動の少なさに拍子抜けするw
スコープ付いてるので、来猟期は使ってみようかと考えてるが、問題は弾の排莢装填がスムーズに行かない時がある。レバー操作が確実でないとなる様だ。そんな事で慌てるのもなんだしな・・・





帰りに加須の豊和精機に寄ってきた。
ここは一見銃砲店には見えないが、普通?の銃砲店にない様な物が色々あって面白い。
榊原さんの作りかけのナイフと、それを元にRockさん が作ったナイフを見せてもらった。
作りかけのナイフは妙な加工をしたハンドルで、これを元に作るのは結構大変だったのではなかろうか。なかなかいい出来のナイフでした。
社長の佐藤さんにキジツアー(?)に連れて行ってもらった。
クルマで近所に棲息してるキジを見つけて廻るのだ。
「今日は5人だから、定数10羽だなw」などと言いつつクルマを走らすと、「あ!いたいた!」、「あそこにも!」、「こっちにも!」って具合で次々見つけて見せてくれる。
しかしまあ、呆れるほどにあちこちにキジがいる。キジが養殖されてるのか?と思うぐらいだw
結局雄9羽の雌2羽の計11羽見る事ができた。こんなにいっぺんにキジを見たのははじめただ・・・
キジ以外にも鴨やらキジバトやら沢山いて、環境のいい場所だ。田んぼが多く、田植えが終わって稲が青々ときれいだった。
梅雨の晴れ間の楽しいひと時だったw

2013年6月1日土曜日

宿題やる前に・・・

 宿題をさっさとやってしまいたいとこだが、その前に猟仲間から槍を作ってくれと頼まれていたので、ちっと取っ掛かっておく。

最初は杖の先にでっかいフォールディングナイフを付けたみたいのにしようかと思ったが、それだと違法になる可能性があるからやめた。ハーフクローズで鎌になって面白いかと思ったのだが・・・
無難な線でフクロナガサみたいな構造にする事にした。
とりあえず転がってた鉄パイプとベアリングのレースを拾ってきた。
ベアリングのレースをバーナーで炙って焼きなます。
この大きさだとこのバーナーじゃ、やっとほんのり赤くなる程度しか温度が上がらない・・・
温まったら薪ストーブの灰の中に投入。
一晩置いといたが、まだ生暖かかった。
灰の中に混じってた新聞紙の燃え残りが、くすぶっていたみたいだ・・・
柔らかくなった。金鋸で切れた。
さて、この後どうするか・・・

2013年5月30日木曜日

理想は何処に・・・

磨き始めた。ちっと硬いな・・・

昨日に続いて今日もくだらない事でも書いてみる。

通常ステンレス鋼の焼入れ温度は1060℃付近が多い。
しかし炭素量の割りに炭化物傾向の大きな合金元素を含む鋼種は、焼入れ温度が高くなる傾向がある。
Mo含有量が比較的多いATS34やCRMO7(0.6%のCに1%程度のMoが入ってる模様)は焼入れ温度が比較的高い鋼種の様だ。
これは炭素が炭化物傾向の大きな合金元素に食われていて、鉄の地に炭素を溶かし込む(固溶)のに、より高い温度が必要になるからだ。
MoやWやVが多く含有している鋼材は焼入れ温度が高くなる。ハイスの焼入れ温度が高いのは、この事が関係している。
使った事はないけれど、S30Vなども焼入れ温度は高めの鋼材なのだと思う。
余談だけどZDP189の組成は2.9%C・19.5%Cr・1,0%Mo・0.3%Vらしい。CとCrが非常に多いため、Crの炭化物の割合が多く、比較的焼入れ温度は低めの様だ。

スーパーゴールドⅡの問題点はMoとVが多く含有している事だ。
焼入れ温度が中途半端に高い。
ハイスならばハイスとして出してしまえばいいが、「ステンレスハイス」と称している様に、「ハイス」では決してない。
まあ、硬さが61もあれば十分なのかもしれないが・・・

2013年5月29日水曜日

どうなったかって?

熱処理から帰ってきた。
結果はっていうと・・・思うとこあって、あえて書かない事にする。もっともこの事に興味のある人はどれくらいいるのだろうか?

結果は書かないかわりに、要点だけまとめて書いてみる。

・鋼材になぜ残留応力があるのか?
鋼を圧延する時、例えば内層は変形しやすいが外層が変形しにくいとする。
中層は容易に引き伸ばされるが、外層は延びにくい。
出来上がった鋼材は外層が内層により引き伸ばされた状態になって外層は縮もうとする。
残留応力とは簡単に言ってしまえばこんな状態なのだと考えられる。実際はもっと複雑な要因が絡み合っているのかもしれない。しかしナイフ用の鋼材の様な比較的薄い平板の場合は、何らかの加工が原因でおきていると思われる。

・鋼材を焼きなまして大丈夫なのか?
炭素鋼の常識からすると、安易な加熱は組織の肥大化など悪影響の元になるが、ステンレス鋼の様な高合金鋼は炭素の移動に高いエネルギーが必要な事と、移動に時間がかかるという性質があるので、ある程度の加熱は問題がない様だ。
ステンレス鋼の焼き入れ温度が炭素鋼に比較して高い事と、保持時間がある程度掛かる事、そして焼き入れの冷却が空冷でも焼きが入るの事、・・・それらはこの性質にある。
これは合金元素と化合してできた炭化物が高温にならないと鉄の地(マトリックス)に溶け込まない事と、合金元素により溶け込んだ炭素がマトリックス中を移動するのを妨げるのが原因になっている。
炭素鋼の場合は合金元素による影響がないので、比較的低い温度で炭素が溶け込み、また溶け込んだ炭素の移動速度も速い。
組織中に炭化物が細かく分布しているステンレス鋼・・・とくに粉末鋼などは、ちょっと加熱したぐらいでは炭化物はマトリックスに溶け込まない。これは都合のいい事に、炭化物がピンの様になってマトリックス自体の結晶粒が成長するのを妨げる。この事は「ピン効果」とか「ピーニング効果」というらしい。
昨年に関の刃物まつりに行った際に、尾上先生に会ったので聞いてみた。ステンレス鋼は700℃程度の加熱なら、長時間でなければ組織の変化は起こさないとの事だった。先生曰く「炭素鋼とステンレス鋼は全く違った材料と思った方がいい」と仰っていた。

つらつらとくだらない事を書いたが、どこまで合っているかは分らない。
鋼に関しての興味は尽きない・・・知りたい事はまだ沢山あるだなw


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