ベベルストップの立ち上がり部分に、削り過ぎない様に、軟鉄板をCクランプで挟んで固定する。
初めはエッジカーブの接線に直角方向にヤスリを掛ける。最初から最後まで一定角を保って切削するのは効率が悪いので、ベベルの幅とエッジの罫書き線に注意して、若干蛤刃状に切削していく。
普通はパイロットエッジラインと称して、あらかじめ45°程度の角度でエッジを削っておくが、おいらはこれをやらずに直接削っている。好みなの問題なのだろうが、その方が途中の削り具合が把握しやすい。
ある程度削ったら、今度は長手方向にヤスリをかける。
ちょうど鍛冶屋さんのセン掛けの様に切削する。これによりベベルの平面を出す。200mmの中目か150mmの細目を使う。慣れるとよく削れる。切粉を噛むと深い傷になるので注意する。
ちょうど鍛冶屋さんのセン掛けの様に切削する。これによりベベルの平面を出す。200mmの中目か150mmの細目を使う。慣れるとよく削れる。切粉を噛むと深い傷になるので注意する。
リカッソを削らない様に、薄い鉄板を引いておく。
ベベルストップをきれいに作るコツとして、立ち上がり手前までのブレイドベベルをしっかり削っておく事。そうしないと面がきれいにつながらないし、エッジがきれいに付かない。
途中ノギスを適当な幅で固定して、エッジカーブに直角方向(接線に直角)にノギスのジョーを差し込んで、入る位置(長さ)によってベベルの角度がどの部分でも一定である事を確認する。(ノギスを限界ゲージとして使う)
フラットベベルの場合、ブレイドベベルの角度はどの位置でも一定に作る。(特殊用途は除くが・・・)
とりあえず片面のブレイドベベル荒削り修了。
この手のモデルをホローグラインドで作る場合、普通はスエッジ⇒バックベベル⇒ブレイドベベルの順で切削していくらしい。おいらはなぜブレイドベベルから削りはじめたかと言うと、それはフラットグラインドの場合、ベベルの角度を確認しやすいから。スエッジを先に削ってしまうと、ポイント付近の角度がわかりづらくなる。
6mm厚の鋼材はさすがにくたびれる。
もう片面けずらねば・・・ ってかバックベベルもあるんだよな・・・ 先は長い・・・
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