鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2007年5月16日水曜日

8incファイター?その5

まず タングから削はじめる。
はじめは横方向に削っていく。

鋼材を削る時は、曲がらないようにするため、鉄板にCクランプで固定する。(鉄板は万力に固定)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ある程度横方向に削ったら、次は縦方向(ポイントの方向)にヤスリをかける。
鉄工ヤスリは面に癖がある(平面でない)。これをよく知ると平面を出しやすい。(若干凸面の方がいい)
 
鋼材の切削に使う鉄鋼ヤスリは、300mmの荒目と200mmの中目、150mmの細目を主に使ってる。
基本的にホームセンターで売っているものと、あまり変わらない。(ニコルソンなんて使ってないw)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
反対側も同じ用に削る。
曲がらない様に、鉄板との間に板(数種類の厚さの端材)を挟む。
 
捨て穴をあける利点は削る面積を減らす以外にも、切粉がここから落ちるので、切削しやすくなる。
 
 
 
 
 
 
 
 
大体平面になったら、タングの中ほどを画の様なヤスリを使って、少し凹ましておく。仕上げのすり合せがしやすくなる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
すり合わせて仕上げ。
すり合せには電着のダイヤモンド砥石を使ってる。初めの頃は常盤で金剛砂を使ってやってた。
電着ダイヤは400番と1000番が片面づつ付いてる安物。結構使える。刃付けの時の荒研ぎにも使ってる。水をかけながら使う。
 
タングのテーパー加工はとりあえず終わり。

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