R2と言う鋼材を使ったナイフに興味があったので、おっつあんに無理を言って借していただいた。
送られてきた箱を開けたら、3.5incのドロップと小さなぺティナイフがあった。
ナイフショーで何度も見てはいたが、あらためてよく見ると積層による模様が非常に深いのに驚いた。エッチングでこれだけ腐食させたのだろうか?
ドロップは厚みが約3mmで、コンベックス状のブレイド形状をしている。
刃付けはオリジナルではないのかもしれないが、いわゆる小刃研ぎでなく、ベベルに合わせた蛤状に研がれていて、非常に鋭角な刃付けになっている。
皮金(って言うのか?)は片面10層ぐらいか?鍛造により、とても複雑な模様を出している。R2は芯金が神戸製鋼製の粉末鋼で、武生でクラッド加工してるって以前聞いた事がある。鍛造は難しそうに思うが、実際はどうなのだろうか。
ボルスターが金属でなく、フェノール樹脂(マイカルタか?)で出来ていてなかなか面白い。
ぺティは厚みが約2m。緩いコンベックス状のブレイドで、刃先は片刃状の小刃研ぎになってる。
これの皮金は15~18層ぐらいだろうか。
峰側から見るとかなり曲がっているが、刃先から見るとほぼ真直ぐだ。絶妙な作りだな・・・
ハンドルが杉か檜を圧縮して加工した材質らしく、手触りがなかなかいい。
ドロップのシース。
もともとの物ではないみたいだが、えらくごっつくて作りもとても良い。
これを作ったのは只者じゃないなw
鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・
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12 件のコメント:
あの模様は塩酸で処理して出すそうです。
えらい深いっすよねw
ペティのブレードラインは弄繰り回し過ぎで
おかしくなってます。砥ぎ直してお使い
下さい。
シースはねぇ~~~、凄いっしょ?
作った方は内緒ですw
塩酸だけであんなに深く溶かせるのかな???
よく錆びないなぁと不思議・・・
シース凄すぎ!
只者じゃねぇ~
R2って粉末ハイスですよね。
すんげぇ切れそうです。
雄
刃付けがえらく鋭角で、よく切れそうな感じです。
なんとも謎な鋼材です・・・
砥ぎ直してみたら、良く判りますぜ
お
私の刃付け、大して切れませんしねw
お好きな様にお使い下さいな
お
お言葉に甘えて好きな様に研いでみますw
ところでドロップの刃が一部潰れてたのは何故?
あれが、マイクロビッカースの検査痕です。
結構遠慮会釈無しに削られます。
修正は骨ですぜw
お
あ~、あれが検査した所だったのか。
ダイヤヤスリで削ってみっか・・・
Rを出すのがツライっすよね
いきなりまっすぐなとこがラインに
来るから
あっちこっち削らないと・・・・
お
研ぎ味が楽しみだw
そこまで削ると普通の鋼材の感覚
ちと硬いかなって感じ。
素直ですよ。カエリは糸状に取れるし
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