鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2012年2月28日火曜日

鉄砲の許可下りた

猟銃の所持許可が下りた。
警察とのやりとりがあったのでブログに書くのは自粛していたが、着々(?)と進めていて、今日やっとこ正式に許可となった。

所持許可までの流れは
猟銃等講習会を受講→教習資格認定申請→射撃教習を受ける(射撃場の銃でクレーを撃つ。スキートで75発撃った)→銃入手の段取りと、ガンロッカー&装弾ロッカーの用意→銃砲所持許可申請→警察による家族への聞き取り調査&保管場所検査(他に自宅周辺の調査もあるらしい)→銃所持許可証交付→銃の受け取り→銃を警察で確認して正式な許可となる。

決して難しい事ではないが、書類をそろえて警察とのやりとりが何回もあるのが面倒だった。またその都度の申請や教習射撃などで、結構お金も掛かった。
自分は比較的時間に融通がきくのと警察署が近くにあるのでよかったが、これが会社勤めをしていたらなかなか出来なかったかもしれない。
とはいえ、教習所で免許を取ってバイクに乗ろうってのと比べれば、全然難しくはないし掛かる金額もはるかに安いと思う。(中古の銃は意外と安い)

貰った銃はレミントンのM870。なんとドットサイトと換え銃身まで付けてくれた。
ただでいいって言われたが、それも悪いので大分前に作った3.5incのドロップポイントと交換って事にしてもらった。
それほど使っていなかったらしく、程度は非常によさそうだ。
スライドアクションとかレピーターとか呼ばれるタイプで、先台をスライドさせて俳莢と装填を行う。このギミックがなかなか楽しいw
よくよく見てみると非常にシンプルな構造で、作りもいい意味でいかにもアメリカ的だ。
先台と銃床がウッドなのも気に入った。チェッカーリングがいい感触。

猟銃を持つなんて以前なら思ってもみなかった事だった。なにせ猟をやりたいと思ったのも、獲物をナイフで捌いて肉を食いたいって事が第一で、銃にさほど興味があった訳ではなかった。
しかし射撃教習でクレーを撃ったら、その面白さにはまった。散弾だから最初はそれほど難しくないだろと考えていたが、やってみるとなかなか中らない。しかしクレーを割った時の感触がなんともいえない。こんな面白い遊び(?)があったとは・・・w
猟の仲間に入れてもらって、銃まで貰えたのは非常に運がよかったと思った。何から何までお世話になったベテランハンターさんに本当に感謝です。
来期が楽しみだw

2012年2月27日月曜日

まだ寒いか・・・

第二段目の味噌を仕込むため、先週から麹を作っていた。
今年はまだ寒く気温が低かったため、温度管理が難しくて出来は今一だった。
うまくばらけず、所々ダマになってしまった。
7合の米で出来上がりの麹は約1kgだった。










大豆700gを圧力鍋で煮て、すり潰す。
塩は460g、煮汁は400cc使った。














樽に詰めて少し取って置いた塩を表面に振って ラップをかけて出来上がり。
念のため焼酎(ラムだっちゃ?)を霧吹で吹いて蓋をする。今回も重石なしでやってみる。

次回はもうちょっと暖かくなってからやるか・・・

2012年2月25日土曜日

少しづつやりましょか・・・

3incセミスキナーのシース。
ちびちび作っていたのだが、やっと縫ってウェットフォームした。
革は3.5mmに漉いているはずだったが、何故か4mmぐらいある。中子をテーパーにせずに作ってみたら、偉くごっついシースになった・・・
まあ、丈夫そうでいいかw










SPGⅡの3incセミスキナーを削りたいところだが、シャーリングで切ってあって歪みが大きいのと、板厚が3.7mmではちょっとありすぎるので、平面研磨してからにする事にした。

ずっと放ぽらかしてた「駄目なんダガー」を削ってみる。
とりあえずタングをテーパーにして終わり。
これもいつ出来るのかな・・・

2012年2月22日水曜日

硬いのか?・・・

製作中の3incセミスキナーが気に入ったので、自分用に一本作る事にした。
使うのは武生のスーパーゴールドⅡの無垢材。
いつもの様に金鋸で切るが、なんだか妙に硬く感じる・・・















ヤスリで外形成形。3incだとちょっともったいない板取だったか。二本分取った。
ヤスリは普通に掛かったが、ATS34から比べると僅かに硬い様な感じがする。バナジウムが2%入ってるから耐摩耗性がいいのだろうか?
R2ではその様な事は全く感じなかったが、あれは積層だったからなのか・・・

以前はセミスキナーよりドロップポイントの方が好きだったが、汎用に使うにはセミスキナーの方がいいと思う様になった。
前は4incのドロップを使ってたのだが、あるとき魚を捌こうと腹に突き立てると、これが刺さりにくいのに閉口した。
セミスキナーは切先が尖っているので、刺しやすくていいかもしれない。またゆるい曲線のエッジは俎板の上の食材を切るのにもいいだろう。
ラブレススタイルのナイフは4inc以上あると、ハンドルがゴロゴロして持余し気味になるが、3incぐらいだとちょうどいい感じがする。

さて来期に間に合う様に作れるかな・・・

2012年2月19日日曜日

今年の第一段

先週の最後の出猟のときに麹を買ってきた。農産物直売所の様なところで、700g入りが600円で売っていた。












なんに使おうかと考えたが、今年一番の味噌に使う事にした。
350gの塩を用意して、少しだけ残して麹に混ぜて塩切りする。












大豆600gを前日から水に漬けておき、圧力鍋で煮る。はじめ灰汁がえらく出るので、これを取りきったら圧力をかけて、シューシューいい出したら10分まって出来上がり。
指で摘まんで軽く潰れるようならok。
鉢にあけてひたすら潰す。









大豆が潰せたら塩切りした麹を混ぜる。
煮汁を入れて粘度調整。400ccほど入れた。
冷蔵庫に酒粕があったので50g混ぜてみた。酒酵母が生きていれば醗酵に役立つか?










手で丸めて樽に投げ入れる。こうすると空気が抜けやすい様だ。
詰め終わったら表面を平らにして、取っておいた塩をカビ防止のために、表面に撒いておく。
あとはラップを表面に張付けて、念のため焼酎を霧吹きで吹いて蓋をして仕込み完了。
落し蓋して重石をするべきだったが、ちょうどよい重石がなかった・・・
重石なしだとまずいだろか?
すぐには醗酵しないだろうから、様子見て考えようw

フォールディングナイフショー

午後から仕事さぼってフォールディングナイフショーに行って来た。
フォールディングナイフという事もあり繊細な作品が多く、また銀座のショーなどと若干まわりの客層が違う様で面白い。
この前作ったコークスクリューを山本さんに見せたら、とても喜んでもらえて嬉しかった。
NTシャープの西村さんが工具を販売してたので、セラミックのスコヤーとヤスリを買ってきた。
帰り際に知り合いに誘われてついて行った飲み会には、なんだか凄い人達がいて驚いたw
ナイフ作ってるといろんな縁ができて面白いもんだ・・・

2012年2月17日金曜日

熱処理いろいろ

コークスクリューとR2の小ナイフが熱処理から帰ってきた。
普段はATS34かCRMO7しか使わないから、マトリックスアイダに熱処理を出しているのだが、変な(?)鋼材の場合は八田工業に出す事がある。(妙な注文もやってくれるからw)

鋼材はメーカーの推奨条件で熱処理するのが一番というわけではないので、熱処理業者によって色々とノウハウがある様だ。
ATS34だとマトリックスアイダと八田工業では違いがある。
簡単にいってしまえばマトリックスアイダは粘り重視で、八田工業は硬さ重視の熱処理の様だ。両方に熱処理を出した事のある人ならば、上がってきた物の色(酸化皮膜)が違うのに気づくだろう。
おいらはあまり硬さは気にしていない。そこそこの硬さで粘りがあった方がいいと思ってる。
硬さを重視するか粘りを重視するか。結局は好みの問題なのだろう。

ソルトバスでやる業者があるらしい。真空炉と比べて冷却速度が速い利点がある様だ。(真空炉は気体冷却)
ステンレス鋼は空冷でも焼が入るが、厳密にみると冷却速度は速い方がいいらしい。
一体どんな違いが出るのか試してみたい気がするが、ソルトバスだと後の研磨が面倒そうだ・・・



2012年2月15日水曜日

ビートルみたいな・・・

このナイフで通算50本目の完成。
3mm厚ATS34でブレイド長は66mm、タガヤサンのハンドル。
作り始めの時点で番号をふっているので、このナイフはNo.049となっている。このところ順番通りに完成していなかったので、番号が飛んでいた。作りかけがあと7本ほど転がっている。
ナイフ作りはじめた頃は、月に2本ぐらいのペースで作ってたが、ここ数年は年間5本程度しか作ってなかった。ヤスリで削って作ってるとなかなか数作る事はできないなぁ・・・






この型は自分にとっての定番で、「小ナイフ」とか「汎用ナイフ」と呼んでいる。
あるベテランナイフメーカーから「フェラーリやランボルギーニーもいいけど、フォルクスワーゲンのビートルみたいなのを作りなさい」と言われた事がある。シンプルでいて実用的なこのモデルが、自分にとっての”ビートル”みたいなナイフだと思ってる。
ハンドルはなるべく薄い作りにして、あえて寸胴な形状として、握り方を選ばない様にしている。
この大きさだとベルトに通さなくても、そのままポケットに入れててもじゃまにならない。
インドアでデスクナイフとしてもいいし、その気になれば鹿や猪を捌く事も出来る。自分が一番気に入ってるモデルだ。



2012年2月13日月曜日

今期ももう終わり

昨日は今期最後の出猟だった。
猟期は11月15日から2月15日の間だけ。3ヶ月なんてあっという間にすぎてしまう。

日陰は雪が多いが、日向は溶けてしまってあまりない。今年は雪が少ないらしい。全国的には大雪の年だったが、場所によっては少なかったりするから不思議だ・・・
猟は雪があった方がいい。背景が白いと獲物を発見しやすいし、足跡が残るのでどの方向にどの程度いるのか見当がつけやすい。







今回も勢子として山中を歩き回ったが、足跡はいくつも見たが獲物は見れなかった・・・
タツマにたどり着いたら1頭仕留めてあった。
左の後足がない雌鹿だった。くくり罠かかって足をなくしたらしい。酷く痩せていた。













普段なら解体場に持って行って捌くのだが、搬出が困難だったので現場で解体する事になった。
足4本、背ロース、内ロース、ハツ、レバーと取っていく。もったいないが、あとは埋めて廃棄。
左後足のモモ肉はあまり取る所がなかった。
骨盤の内側から背骨に沿って付いている内ロースが、足のない側はほとんどないのに驚いた。使わないとそれだけ衰えるって事なのだろうか。
猟期はじめは笹が多いので胃の中の内容物は緑色になってるが、この時期になると茶色の繊維状の物ばかりになってる。笹が少なくなり木の皮などを食べているかららしい。こうなると脂ののりが悪くなり肉の風味も落ちる様だ。

解体現場の画は否定的に見る人がいるかもしれないが、四つ足の獣であっても根本的には魚とかわる事はないと思う。
鶏や豚や牛もはじめからパックになって食品加工所で作られてるわけじゃない。とかく忘れがちであるが命を頂いて食っているのだ・・・





この日が今猟期で一番天気がよかった様に思う。
向こうの山が壁みたいに見える。こんなによく見えたのははじめてだ。

今回の成果は鹿5頭だった。今猟期は獲物が少なかったが、最後は結構獲れたのでよかった。
週末参加組はこれでおしまいだが、地元組の皆さんは15日もやるそうだ。みんな元気だなぁ・・・

2012年2月10日金曜日

ハンドル仕上げ

ハンドル磨いた。
2500番までペーパーを掛けたあと、コンパウンドを使って布で磨く。ヒルトの端面の角はシースに引っかからない様に適度にダレさせる。実はこれが結構面倒だ。バッファー使えば楽なんだろな・・・













おまけ。
売り物ではありません・・・

2012年2月5日日曜日

銀座ナイフショー

銀座のナイフショーを見に行ってきた。
一通り見学するのに三時間ぐらいかかったか。くたびれた・・・
今回も顔馴染みの人達と、色々話ができて面白かった。
世の中景気も悪いし、ナイフを取巻く環境も悪くなるばかりの昨今だが、銀座ナイフショーは多くのお客さんが来場されてにぎやかだった。意外と女性の方も多い。ナイフ以外に彫金や革細工などあるのがいいのかもしれない。展示されるナイフも制約が比較的ゆるい(?)ためか、面白い物が多いのもいい。
前回から始まった「展示テーブル」も今回もあり、新規メーカーが参加しやすくなっている。とてもいい事だと思う。

帰りにアメ横寄って大豆を買ってきた。もうそろそろ味噌作りの時期だ。
そういや去年仕込んだやつが放置プレイ状態だった。どうなってっかな・・・

2012年2月2日木曜日

よく彫れたもんだ・・・

片山さんに名入れをお願いしてたセミスキナーが帰ってきた。
このナイフを贈られる娘さんの名は「なつき」さんという。
崩し字の平仮名はなかなかいい雰囲気だ。女性にナイフをプレゼントする事ってあまりないかもしれないが、こうして平仮名で名を入れるのはいいかもしれない。
日本人の場合、人によってはローマ字で書くと妙な表記になったりする事があるので、仮名書きもありだと思った。

しかしよく彫れるものだ。ブレイド厚は3mmしかなく、テーパータングなんので下側は2.5mmあるかないかの幅しかない。お見事としかいい様がない・・・

プレートの真鍮はもう少し叩き締めた方がいいとアドバイスをもらった。ちょっと柔らかかった様だ。
ある程度叩いたつもりではいたが、あまり加工硬化させると彫る時に割れたりしないか心配だったので適当なところでやめていた。
真鍮や銅などはかなり叩き締めても大丈夫だとの事。キンキン跳ね返る様になるまで叩くといいらしい。

片山さん、お忙しいところ有難う御座います。
今回も”貸し”にしといてくだされ。何かの折に返しますから・・・w

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