昨日マトリックスアイダに行って名入れして、それから刃を付けてやっと出来上がった。
ブレードは浅井さんとこのR2で厚さは2.5mm。大きさは2.5inc。
染めた落ち角を張り合わせたハンドルで、構造はコンシールドタング。
真鍮ヒルトでエングレーブは星山文隆さん。
ハンドルは慰霊祭の時に貰ってきた鹿角を使った。
対になってる二本の角の同じ部分を切り出して使ったので、左右でなんとなく模様が合っている。
骨付きの落ち角(と言うのか?)だから出来たが、そうでなければ獲った角を白骨化させなければ作れなかった。
エングレーブは三面に入っていて、よく見ると隣同士に小さな窓が開いていてつながっている。洒落たデザインだ。
シースはポーチタイプナのだが、ベルトループが別パーツになっている。
ベルトループが別パーツだと、本体を整形するのがちっと面倒だった。
縫う前に2回と縫ってから1回と、ウェットフォームを都合3回やった。
もう少し薄い革を使うべきなのかもしれないが、まあこれもいいかな・・・
自分ではまず作らないだろうデザインだったので、作っていてなかなか面白かった。
ちょっと太めのハンドルにしてみたが、持った感じはなかなかいい。このぐらいの大きさのナイフは、使いやすくて自分としては好きだ。
出来上がってみたら結構気に入ってしまった。
ちっと惜しい気がするな・・・w
鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・
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5 件のコメント:
こりゃあ、いいです!
凝りに凝ったナイフですねぇ。
ナイフのサイズの割には、シースも立派な感じですが、ベルトループが実用的ですね。
シースの色も美味しそうです。(表現が変ですが)
作る側も楽しんでるから、これだけのモノができると思いますね。
手放すのが惜しいでしょうね~
ありがとうございますw
作るうちに思い入れもあって、手放すのが惜しくなっちゃいますね・・・
プロにはなれないなぁw
画像を見てるだけでウットリしてきますね~
いつも思うのですが、薄い鋼材でベベルストップの鎬が
これだけクッキリと綺麗なのは見事ですね!
緩やかなRも自然にベベルにつながっていて流石!
ベルトループが別体だと材料の取り都合が良くなりそう?!
HILTS
長い間お疲れさんでした。楽しませてもらいました。
受け取ってからは使う楽しみが待ってます。ありがとう。!!
ありがとさんですw
ベベルストップの部分を見てもらえるのは嬉しいです。この部分は作り手の個性が出る部分だと思ってるので、削る時も磨く時も気を使います。
ベルトループが別パーツだと、上手く板取すると無駄が少なくていいかもしれないですねw
いや~、こちらも楽しませてもらいましたw
製作過程をブログに書くのは、後になってどうやって作ったか思い出すのにいいですね。
見てくれる人も楽しんでもらえれば嬉しいですw
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