鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2014年9月5日金曜日

磨き方

自分の場合研磨は全て耐水ペーパーでやっている。
熱処理は600番までで、熱処理から帰ってきたら600番で酸化皮膜を落として、1000番→2000番→2500番と掛ける。
普通はもっと細かく番手を上げていくのかもしれないが、自分は大体倍ごとに上げていく。
研磨紙は番手が近いと砥粒がオーバーラップしてるので、倍ごとぐらいでやった方が前の目を消すのに、最低限の研削深さで済むのではないかと考えてる。
倍に飛ぶのは効率は悪いかもしれない。しかし自分の様な平板使っての研磨では、面ダレを最小限に抑えられると思ってる。
600番は真直ぐ、1000番はエッジ側から斜めに、2000番は棟側から斜めに、2500番で真直ぐにヘアライン、って具合に掛ける。
斜めに掛ける時は押す側がダレやすい。1000番をエッジ側から掛けるのも研削量が多く、エッジ側は多少ダレても小刃を付けると目立たないので、この方向から掛けている。
番手を倍ごとにするのも、研磨の方向を変えるのを最小限に出来るってメリットもある。
磨き方は色々な方法がある。どれも一長一短で、どの方法が一番いいってのもないかもしれない。
要は自分に合ったやり方でやればいい。製作環境が違うのだから・・・

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