鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2014年10月14日火曜日

ベンズ?

 4.5incブーツのシースも作らなければ・・・
中子をテーパー加工する。
地道に漉いていく。
 大体こんな感じ。
水付けてコバを磨く。
とりあえずここまで・・・

そういや関のナイフショーで中子について何人かのメーカーさんに聞かれた。
中子にはベンズといわれる革靴の底革用の物を使う。
鞣し方がヌメ革などとは違うらしく、密度が高くて適度な硬さとコシがある。
自分も以前はベンズを知らなくて、厚手の革や二枚重ねてプレスしたり硬化剤で固めた物を使ってた。
しかしこういった物をラブレスポーチの中子に使うと、摩耗が早かったり止めの部分が沈んで緩くなりやすかった。
中子にベンズを使う事を教えてくれたのは、シース作りの名人の中川さんだった。
以前はjkgがナイフフェスタというのをやっていて、その時に無料のセミナーで中川さんがシースの作り方について色々詳しく解説してくれた。
惜しい事に中川さんはその数年後に亡くなってしまった。
あの時教えてもらった事は大いに役立っている・・・

2 件のコメント:

クロウサギ さんのコメント...

中川さんのシース
フリーダムというネームだったと思います。
フォールディング用のポーチもありますが、中川さん作のシースを使うナイフが2本手元にあります。
20年以上経っても、シースはしっかりしてますね。
スゴイことですね。

ものずき さんのコメント...

詳しくは知らないのですが、中川さんはフリーダムっていう革細工屋さんをやってたそうですね。
中川さんのシースたまに見ますけど、作りがよくていいものですよね。

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
単なる物好きです・・・ 質問や意見があったらコメントに書くか、もしくは monozuki_nahito@yahoo.co.jp までお願いします。